高里椎奈のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
シンセミアのレポートで読書食傷気味になっていたのですが、やっと回復しました。回復できたのは、やっぱり好きな本のおかげでした。
そんなわけで高里さんの薬屋シリーズ。
ここらへんからどうも読んだような読んでないような、記憶が曖昧。読んだような気もする。でも、毎回新鮮。
今回は精霊というよりも神のような気高さが印象的。そのエピソードが書きたかったのであって、別にどのキャラクターのエピソードを書きたかったわけではないような気がする。イメージだけど。いつものように、どれかのキャラクターの言葉が心に衝撃を与えることは無かった。
とはいえ充分響いているのですが。
「だけど、どうしても行き詰まった時に、もし誰 -
Posted by ブクログ
真冬の雪浜家。屋敷内の不穏な空気に、依頼を受けて訪れた、深山木秋、座木、リベザルが見たものは?
涸井戸の出火が口火となり、雪浜家の人間に次々と襲いかかる殺意。しかし秋には、殺意の目的が見えてこない。村人が信じる“座敷童子伝説”は、フェイクなのか?手がかりか?
話の展開は暗いんですけど、その端々にある優しさに救われます。
秋さんが“ひよこ”を励ますシーンや、秋さんの『色』についての話が、ものすごく印象的に残ってます。
それから、コーヒー牛乳が飲みたくなり、バスケがしたくなりました。
あっ、それと、家事が得意な座さんの弱点が判明します(笑)
この巻、私の好きな順位で上位にいます。