高里椎奈のレビュー一覧

  • 双樹に赤 鴉の暗 薬屋探偵妖綺談
    新刊。
    薬屋探偵9冊目。
    読み終えて、「やられた」と思いました。
    すっかり騙されました。でも、こういう文章の作り方好きです。
    そして表紙。読む前誰だかわからなかったのですが、そりゃあ当たり前でした。
    シリーズ中一番好きな作品かもしれない。
  • 双樹に赤 鴉の暗 薬屋探偵妖綺談
    営業の仕事に苦しむ唐沢の姿が目に痛い、就活中に読むべきではなかったかもしれない一冊(笑)
    ただ、毎回思うのはこの人の心情描写…というより心情説明?どのような考えからいかにしてこちらの考えに変わり…といった文章の上手さに舌を巻く。あまりに共感できて涙出そうですよホント。
    自分の中の正義を、譲れないもの...続きを読む
  • 草原の勇者 フェンネル大陸 真勇伝1
    【フェンネル大陸真勇伝、新たなシリーズの開幕。国王の悪政が人を石に変える呪いを呼び、民衆が死の恐怖にあえぐ国リムナンテス。フェン、テオ、サチは傭兵として赴くが…】

    物語も登場人物たちも魅力的。真実が分かった時、その優しさと直向さが切ない。
    「死んで何かを解決できると思うな。手前勝手な理屈の尻拭いを...続きを読む
  • 本当は知らない 薬屋探偵妖綺談
    071215貸出。
    いろんな話が繋がってくるあたりがいい!
    エリカと円の掛け合いが好きなので、この話はお気に入り。もう一回読もうかな。
  • 白兎が歌った蜃気楼 薬屋探偵妖綺談
    家に取り憑いた何かを祓う依頼を受け、座木をにわか霊媒師に仕立て、現地に向かった薬屋探偵一行。

    セキュリティーに守られた山中の大邸宅は不穏な空気に包まれ・・・。

    枯れ井戸の出火を口火に一族に容赦ない惨劇が巻き起こる!!


    「何故、どうして人間を殺してはいけないの?」


    あなたはこの問いにどう答...続きを読む
  • 悪魔と詐欺師 薬屋探偵妖綺談
    薬屋シリーズ三弾。
    最初はバラバラで繋がりのなかった事件が最後は繋がって一致する所はなんかすっきりしました。色々なキャラが活躍して楽しかった。
    中でもやっぱり黒髪秋や葉山さんが良い!
    あと由高くんの最後にはびっくりしました。
    これって短編集としても読めるかも。
  • 白兎が歌った蜃気楼 薬屋探偵妖綺談
    薬屋探偵シリーズの文庫版。
    私は文庫版じゃない方でほぼ全部読みましたが、この話は何だか切なくなりました。
    メインのデコボコな三人組が良いです。
  • 左手をつないで ドルチェ・ヴィスタ
    ドルチェ・ヴィスタシリーズ最終巻。閉ざされた世界から始まった物語は現実へと続き、そしてまた原点へ戻る。
    どこまでも優しくて温かさ中にほろ苦さと残酷さを併せ持つお伽話でした。
    朔兄の話が好き。
    高里作品の中で一番好きなシリーズです!
  • お伽話のように ドルチェ・ヴィスタ
    まさか続きモノになるとは思いにもよらなかったドルチェ・ヴィスタシリーズ。。。
    タイトル通り、お伽話を集めたような、ほんのりと温かい短編集みたいな・・でもちゃんと話しは繋がってるという、こういう作風好き。
    クロの話が好き。
  • 白兎が歌った蜃気楼 薬屋探偵妖綺談
    4/26 ちょっとだけ追加された秋の台詞、如何ということはないけど好きです。この二人好きなので表紙嬉しかった。
  • 白兎が歌った蜃気楼 薬屋探偵妖綺談
    真冬の雪浜家。屋敷内の不穏な空気に、依頼を受けて訪れた、深山木秋、座木、リベザルが見たものは?
    涸井戸の出火が口火となり、雪浜家の人間に次々と襲いかかる殺意。しかし秋には、殺意の目的が見えてこない。村人が信じる“座敷童子伝説”は、フェイクなのか?手がかりか?

    話の展開は暗いんですけど、その端々にあ...続きを読む
  • 左手をつないで ドルチェ・ヴィスタ
    ドルチェ・ヴィスタ3冊目・完結編 ほんのりします 全てはそこに帰結するのかーというかんじ 寂しいような暖かくなるような珠玉の作品 この不思議なかんじは読んでみないとわからない!!
  • 緑陰の雨 灼けた月 薬屋探偵妖綺談
    うん。なんていうか、うん。
    「ふ〜ん」で終わっちゃったよ!なんか、ミステリって枠で書くからよくわからないのかもね。秋は魅力的だけど、いまいち生かし切れてない感じがしちゃってさー。なんなんだろ。この作家と相性悪いだけなのか?
    でもお世辞でも「おもしろっ!」って思うときがない。妖怪とか、特に今作は日本だ...続きを読む
  • 金糸雀が啼く夜 薬屋探偵妖綺談
    キャラクタの日常として生温い気持ちで読めば、事件の薄さも気にならないのかも知れないけど、イマイチどこで盛り上がっていいのかわかんない。
    つーか、作られた文がぎこちなくて、私にとってはまったく響かないもので、すごく切ないんだ…。好きな人一杯居るんだから、きっと私が受け付けないだけなんだろうけど。
    うー...続きを読む
  • 金糸雀が啼く夜 薬屋探偵妖綺談
    薬屋4冊目。イェンリィの過去が切なくて、それが解けても未だ語らない事を決めたのは囚われてるのか振り返らないからかって思って振り返らない今の自分で在る事を選んだのかなぁ、何て勝手に思ってた。
  • 蒼い千鳥 花霞に泳ぐ 薬屋探偵妖綺談
    薬屋8冊目。人になりすまそうとする座木と今も昔も同じ秋と。座気も昔はこんなだったんだなぁなんて思ってた。
  • 小説 のだめカンタービレ
    ドラマ、コミックにハマり、小説でじっくり読みたいと思っていたところで、小説の発売。のだめファンにはとてもうれしい本でした。
  • 左手をつないで ドルチェ・ヴィスタ
    ドルチェ・ヴィスタシリーズ完結編。最後にどどどっと謎が明らかになります。そして、最後まで暖かい物語でした。高里先生のシリーズでは、このシリーズが一番好きですね。
  • お伽話のように ドルチェ・ヴィスタ
    ドルチェシリーズ2作目。感じがガラリと変わりますが、これもどても心にじんときます。一回だけ読むより、何回も読み返すと面白さが増していきます。
  • それでも君が ドルチェ・ヴィスタ
    とても衝撃を受けた物語です。読んだ後しばらく放心状態でした。心が暖かくなる物語で私は大好きです。
    ファンタジーとして読んだほうが良いですね。