高里椎奈のレビュー一覧

  • 騎士の系譜 フェンネル大陸 偽王伝2
    大きな湖のある国が舞台となります。
    王が居て騎士が居て、民が居る。王は長い時間国を守ってきた賢君で、騎士たちは王を守ることを誇りとし、民は王を讃える平和な国です。
    フェンはその国で騎士見習いの少年と出会い、偶然クーデターの企みを知ってしまう。

    フェンと同年代の子たちが登場してきて、なんだかかわいい...続きを読む
  • 孤狼と月 フェンネル大陸 偽王伝1
    水彩画のような世界を眺めているような気分で読みました。灰汁の無いファンタジーだと思います。主人公・フェンの生きる世界にも差別や裏切りや陰謀や、そういう色々とどす黒いものがあります。それでも、なんというか、生々しさがないというか。フェン自身や登場人物たちの雰囲気もあるのかもしれませんが、水彩画で描かれ...続きを読む
  • 銀の檻を溶かして 薬屋探偵妖綺談
    男子探偵三人組は、実は人外の存在。
    美形で性格が悪くて頭が良くて謎の多い秋に、穏やかで母親的存在の座木、人見知りで真っ直ぐなリベザル。
    彼らが守るのは、人間でもなく妖怪でもなく、その境界線。

    毎回秋や座木の言葉にハッとさせられます。

    二期では驚きの展開が!
  • 天球儀白話 フェンネル大陸 外伝
    気になってた伏線や、まっっっっったく気が付いてなかった伏線が、無事回収&お披露目されてて、すっきり。
    他にもあるんなら読んでみたいなぁ。
  • 天球儀白話 フェンネル大陸 外伝
    フェンネルシリーズの短編集。
    あの時にあの人はこんなことしてましたっていうお話達。

    1.サチ
    偽王伝『風牙天明』の裏側で起きていた話

    2.テオ
    偽王伝『風牙天明』でのテオ目線の話

    3.レジエクス
    偽王伝『風牙天明』と同時に起きていた話

    4.アシュレイ、ノエルとエリウッド
    偽王伝『終焉の詩』の...続きを読む
  • 星々の夜明け フェンネル大陸 真勇伝5
    最終章の後編にしてシリーズ完結

    フェンが追放された理由、兄達の行動の真実、グール達が虐げられていた本当の理由、、、全てが明かされる。
    兄弟愛と家族愛、正しき国政とは?そしてフェンが取った最後の決意とは。


    キレイにまとまり、キレイに着地したとても素晴らしい小説でした。みんなが喋るセリフが心地よく...続きを読む
  • 黄昏に祈る人 フェンネル大陸 真勇伝4
    最終章の前編。

    フェンが祖国へ戻り、そしてグールの成り立ち、王族の思惑、フェンの秘密が明かされる。


    言うことナシの文句ナシ!
  • 星々の夜明け フェンネル大陸 真勇伝5
    うん、いい終わり方だった。正直でてくる国と人の名前今や殆どうろ覚え状態でラストのとこらへんはこの人たちだれだったっけ?と思ったり。まあフェンとテオとサチが分かってれば・・・でもあれだな、何巻かの時も思ったけど、”実は”な過去話になるとなぜかみんなかわいい奴になっちゃって、憎めなくなるんだよなあ。王様...続きを読む
  • 星々の夜明け フェンネル大陸 真勇伝5
    フェンネル大陸シリーズ完結篇。

    ストライフの真実、結果。色々とあったけれど、この結末で良かったのだと思う。
    ユイジーンが最後に出てきてくれたのが嬉しい。
  • 白兎が歌った蜃気楼 薬屋探偵妖綺談
    薬屋シリーズ6巻。

    登場人物。秋、座木、リベザル、
    高橋総和、木鈴直也、雪浜虎徹、
    雪浜兼定、雪浜菊丸、雪浜松善、雪浜竹久、雪浜千佳里、鈴代硅、
    伊川小町、斯波梓、神武市部、
    高遠三次、御真鶴、御葉山、

    秋の関わった事件と、高遠さんの事件、共通していたのは座敷童子。
  • 海紡ぐ螺旋 空の回廊 薬屋探偵妖綺談
    「薬屋探偵」シリーズ最終巻です。全13巻ですが、続編シリーズ出ておりますので、こちらが気に入りましたら、ぜひそちらも読んでみてください。

    引用の文は、リベザルの台詞。最後に叫ぶんですけど、健気すぎて泣ける……。秋くんのことを「俺は大好きです」と言うリベザルの叫びには、これまでの年月に込められた想い...続きを読む
  • 星々の夜明け フェンネル大陸 真勇伝5
    登場人物大集合の大団円。何回もどんでん返しがあって、すごくドラマチックでした。フェンネル大陸大好きです! 短編集も楽しみ!
  • 星々の夜明け フェンネル大陸 真勇伝5
    完結編。全てのことはたった一つのことから始まるのだなと思わされる一冊。全てのわだかまりが解けてとても満足です。
    無知から繋がる理不尽で始まった旅だったけれど、主人公フェンの、一つ一つ、覚悟を決めながら物事に向き合う姿勢が何よりも綺麗です。
    最後、国々の描写があって、彼らが元の国に戻り、散り散りになっ...続きを読む
  • 孤狼と月 フェンネル大陸 偽王伝1
    ずっと待ってたフェンネル大陸文庫版! 久々に良質なハイファンタジーを読めました。高里椎奈さん、やっぱりすごいなぁ。好きだなぁ。最後の手紙のくだりには泣きました。良かったねぇ、フェン。
  • 騎士の系譜 フェンネル大陸 偽王伝2
    フェンネル第2巻。サチが好き!
    1冊で1国を通り過ぎても、人の関係はつながっていく、というのがすごく素敵です。
  • 黄昏に祈る人 フェンネル大陸 真勇伝4
    いよいよクライマックス!あーやっぱりそういうことなんだなと最後で思ったのですが、そうすると気なることも…。たぶん母親はあの人でしょ。だとすると?来月続きが読めるんですよね。楽しみです。
  • 黄昏に祈る人 フェンネル大陸 真勇伝4
    フェン追放の理由が見えたような見えないような。前回の巻から兆候があって、ああやっぱりなと思う部分もあれば、予想外の部分も。
    偽王には借りがあるといいつつも、国という大きなものを守るために犠牲にされてしまうのが一番恐かったです。
  • 黄昏に祈る人 フェンネル大陸 真勇伝4
    次巻が待ちきれないほどの熱さ。だんだんページをめくる手が早くなる。フェンは真実を知ったらどうするのか…
  • 雪下に咲いた日輪と 薬屋探偵妖綺談
    高遠さんの妹って言うのにまず違和感が。でもいい子です。リベザルとキツネと砂波の三人組が可愛い巻。
    最後、秋が高遠さんに不覚を取ったのが意外と言えば意外。そのときの高遠さんの、恩と借りの話が好きです。
  • 黄色い目をした猫の幸せ 薬屋探偵妖綺談
    薬屋シリーズ2巻。
    登場人物。秋、座木、リベザル、
    椚良太、椚良海(母)、椚良乃(妹)、椚空音(叔母)、甲斐智充(良太曽祖父)、
    佐倉康、佐倉隼人(父)、佐倉享菜(母)、
    上原一志(教員)、小菅新(隼人ゼミ生)、南雲圭一(隼人ゼミ生)、
    高遠三次、御葉山、衒崎弥、
    またもよや「花屋」は名前だけ・・・...続きを読む