高里椎奈のレビュー一覧
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ネタバレ天青国シリーズ第1弾
<あらすじ>
かつて大地を荒らす邪神を勇者が神殺しの剣により封じ込めたと言われる天青国。
士官候補生のイオンは兄で書記官のサルファと王城の掃除をしていたところ
友人で司法補佐(情報収集調査組織)のロジーに呼ばれ城へ赴く。
そこでイオンは、国王の命を狙っていると噂される
ヘリオドール族の族長を和解のために城に連れてくる特務を受けた。
翌日ヘリオドール族の集落に訪れたイオンは可愛い少女族長・ニケーと対面し
城に来るよう交渉する。族民の反対をよそに、ニケーは無邪気に承諾した。
無事王都に戻りニケーを届けた日、突如王城に煙が上がった。
イオンが向かうとそこには、剣を交える謎の男女2人が。
さらに謎の影が現れイオンを襲う。イオンはそこで意識を失ってしまう。
目が覚めると、そこは見知らぬ土地で目の前には剣を交えていた男女がいた。
男の名はアルフレド(レオンの孫)。女の名はリッカ(暗殺者)。
そしてそこで、国王がヘリオドール族によって殺されたことを知る。
3人が族の集落に向かうとそこは正規軍によって反逆の罪として
皆殺しにされた民が転がっていた。
怒ったアルフレドは天青国を滅ぼすため代々伝わる?邪神の封印を解く場所とされる洞窟へ向かう。
正規軍の行動に疑問を感じていたイオンもアルフレドについていく。リッカも。
(洞窟内でフェンネルシリーズのフェンとテオがチラっと登場)
洞窟内で邪神になる場所を調べてみると古語が書かれていたが
誰も読めなかったので、物知りのサルファに聞いてみることに。
3人は王都に戻り、イオンはサルファに古語の解読を依頼。
そこでロジーから幽閉されているニケーがまもなく処刑されることを聞く。
アルフレドはニケーの救出を提案。イオンとリッカも同意する。
3人が牢屋に忍び込みニケーを助け出そうとしたとき
そこで死んだと思われていた英雄レオンと対面する。
35年前の革命を起こした将軍クロウリーとその時に死んだとされた英雄レオン。
当時クロウリーの悪事を暴くために動いていたレオンは
クロウリーによって幽閉されていたのだった。
そして今回の国王暗殺も
ニケーを城に呼んで、国王を殺して、それをヘリオドール族のせいにして
皆殺しで証拠隠滅するという、クロウリーが書いたシナリオだったのだ。
そのシナリオを防ぐため国王がリッカにニケーの暗殺を命じ
アルフレドはさらにそれをも防ぐため城でリッカと対峙していたのだ。
さらにそこでイオンを気絶させた影の正体はロジーだった・・・
国に大儀を誓っていたイオンは自分の気持ちに素直になり自分の魂に忠誠を誓う。
そしてイオン・アルフレド・リッカは悪の枢軸クロウリーと対決!
そして破れる。でも竜巻のお蔭で何とかレオンとニケーと共に逃げ出す。
そして3人はそれぞれの道へ旅立った。
<感想>
邪神の封印を解くのにはレオンの血筋が必須とされるが正体は未だに謎。これが今シリーズの主軸っぽい。 -
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出版社/著者からの内容紹介
夢のように残酷で、悲しいほどに温かな物語。
”ドルチェ・ヴィスタ”シリーズ第2弾!
希望は、失望の後ではなく、絶望の先は仄かに見えるもの。約束の地(ユートピア)は、求めても届かず、立ち止まっても訪れず、ただ全力を振り絞って歩き続けるうちに、ふと刹那、立ち現れ、通り過ぎなければならないオアシスのようなもの。
高里椎奈の傑作ファンタジー3本立て!
世にも残酷で温かな寓話をお届けします。
◆全3巻の”ドルチェ・ヴィスタ”シリーズの、第2巻です。
シリーズ3冊全部を読んだら、もう切なすぎて、2巻目しか読みたくなくなってしまったのです。。。 -
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薬屋探偵シリーズ第3巻。
一見無関係な6つの事件。すべて解決したはずのこれらの事件の共通点とは何か。
連作短編のような長編でした。無関係な事件に共通点が浮かび上がり、真相が明らかになるとすっきりします。でも結末は解りにくいかも……
最終章は高遠&葉山が薬屋に協力を求める形でスタート。刑事さん達、今回は頑張ってます(笑)主に動くのは座木ですが、人見知りリベザルも頑張って捜査に参加。リベザルは今回も可愛いです。文字の練習をしたり秋の口車に乗せられてたり。リベザルと葉山が絡むとものすごく和みます。秋は今回表立っては動かず、意味深な別行動をしています。その意味も最後でしっかり明らかになります。ゼロイチは今日も大変そう(笑)ゼロイチは出番は少ないですが、表紙に出てくるだけの役割は果たしていました。あと、秋は黒髪より茶髪の方が似合うと思います。 -
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薬屋探偵シリーズ第2巻。
ある日深山木薬店に訪れた少年。彼の依頼はなんと殺人。当然引き受けなかったが、彼の殺したかった相手がバラバラ死体で発見され、秋が容疑者になってしまう。
事件は凄惨なものですが、薬屋の日常生活のほのぼのとした空気も感じられます。リベザルには辛い結末になりましたが、事件を通してまた少し大人になれました。秋と座木のリベザルに対する優しさの表し方が二人らしくていいなと思いました。
今回は取り調べシーンなどで秋の会話力が発揮されました。どんな状況でも自分のペースを崩さない秋は凄い。刑事さんたちの空回りっぷりも凄いけど(笑)秋の写真集めて喜んでないでちゃんとお仕事してね葉山君。
ラストでは緊迫感が漂い、座木の違う一面が見られました。あんな風に感情をあらわにするのは、秋が絡んだ時だけなんでしょうね。ただ優しいだけではない彼がますます好ましくなりました。原型姿も可愛いです。 -
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薬屋探偵シリーズ第1巻。ノベルス時代にはまってました。
茶髪の美少年・深山木秋、爽やかな青年・座木、元気な赤毛の男の子・リベザル。この三人が営む薬屋『深山木薬店』は、「どんな薬でも症状に合わせてお出しします」と貼紙がされている。ここを訪れた客が「灰色の木を金色に戻す薬を下さい」と口にした時、『深山木薬店』の裏の顔が現れる。
薬屋三人組の正体と探偵稼業をしている理由にまず驚かされます。秋の予測不能な言動と行動に、リベザルと一緒に振り回されてしまいました。時に人間がはっとするようなことを言ったりもします。
このシリーズはミステリとファンタジーの境目のような存在ですが、この頃はまだミステリに近いです。キャラクターは薬屋達の他にも、秋の友人(秋談)・桜庭零一、リベザルの赤毛仲間な寺の息子・高橋総和、上流坂署の刑事・高遠&葉山といった個性豊かな面々が揃っています。事件以外に彼らの日常生活も楽しめます。秋を起こそうと頑張るリベザルが可愛いです。 -
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表紙がとても好きです! 秋くんのチラリズム(笑)、と思ってたら「白兎~」の表紙もチラリズムだった! 発見するの遅い……。
この巻はなによりも、秋くんがリべくんにお守りをあげるシーンがとても印象に残ってます! なんとも言えないけど、あえて言うなら……萌え?
山百合を見に行こうとゼロイチを誘う秋くんに、ゼロイチが嫌そうな顔をして、それに対して秋くんが返す言葉が、個人的に衝撃的でした(笑)。高里さん、狙ってるわけじゃ、ないよね?
秋くんが襲われて、土が目に入って涙を零したときに、リべくんが一生懸命相手を説得するとことか、リべくんの師匠に対する強い想いを感じて胸がじんわりとしました。ま、それは無駄だったわけですが。あと、お爺さんとお婆さんの喩はなかなかに萌えましたよ(邪推をするな)。 -
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やおい視点での感想を。
冒頭のサブレが美味しそう。私、お菓子が美味しそうって感想ばっか持ってるな……。美味しそうなんだもん! リべくんが作った自称(?)「雪だるまサブレ」を独創的な形をした味見用だと勘違いして食べてしまった秋くんにリべくんが怒るんだけど、「美味しかったよ、ごちそうさま」と頭をポンとされて、ご機嫌になっちゃうリべくんがとてもかわいい。純粋ですなあ。良い子です。
リべくんが狙われた(?)ということで、秋くんが「守ってやる」と言ったところはですね、思わずにやっとしてしまいましたよ……。事情はいろいろあるんだけど、それはともかく。銭湯の湯上りのときに、コーヒー牛乳を買ってあげるとことか、すごく微笑ましい。そのコーヒー牛乳を、嬉しさのあまり強く押しすぎて(パックだから)、頭からかぶっちゃうとことか! リべくんが「殺されるかもしれないって思ったのに」って言った時に、秋くんが「馬鹿者。そんな簡単に約束を反故にはしない」(略してます)って言って、その言葉に対してリべくんがとても嬉しそうにするとこなんかは、私もほっこりしてしまいました~v -
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やおい視点での感想を。
この巻は事件についてよくわからないにも関わらず、シリーズ中で1番好きかもしれない。よくわかんないんだけど。ゼロイチと秋くんとのやり取りは、完全に萌えですよネ。
リべくん成長の巻だったと思います。悩んで、アドバイスをもらって、勇気を出して一歩踏み出す。そういう前向きなひたむきさが、リべくんの良いところ。ぐりぐりしたーいv
リベくんが秋くんに治療してもらってるとこで、リベザルが悩んでいるのを見抜いて、リベザルがちゃんとわかるようにアドバイスをする秋くん。リベザルが尊敬するわけがよくわかります。
あと、もう師匠を信用しないと言ったリベくんに対し、反対言葉を放ち始める秋くんの言葉には、私もゾッとしました(笑)。 -
Posted by ブクログ
やおい視点での感想を。
リベくんがぐるぐる葛藤しているのはかわいいんだけど、その内容がシリアスすぎて……。そういう悩みとか苦しみとかも、秋くんと座木さんはちゃんとわかってあげてるとこが、この3人組の素敵なとこだよなと。家族だよね。
リべくんが、師匠が自分に冷たいこと、もしかしてうっとおしがられてるんじゃないか嫌われてるんじゃないかということにとても悩んで、でもそれに対する秋くんの回答がすごくさっぱりしてて、リべくんよかったね、と微笑んでしまった。座木さんの「秋の口が悪いのは、その人を」「ザギ」と秋くんが止めるとこなんか、私的ににやにやしてましたよ! 座木さん、ナイスです。
個人的に、落ち込んで縮んでしまったリベザルを秋くんが洗う場面がとても好きです。「ごめんなさい」「Forget it.」という短いやり取りに、秋くんのやさしさがにじみ出てます。