樋口恵子のレビュー一覧
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岩波ブックレットNo.1109
夢の話をします
高校生の頃のわいの夢は「野垂れ死に」でした
荒野のイメージです
誰にも発見されずに土に還ります
カッコいいと思ってたんです
けっこう本気で「博徒」を目指してたのでね
「博徒」の終焉は「野垂れ死に」ですよ
決まってますよ
お馬鹿ですね
今?今は違いますよ
愛する三人の娘たちに見守られながら、自宅で静かに眠りにつく…
はい!そこで介護保険です!
今回のブックレットは介護保険について19の様々な立場の人が、制度編、現場編、展望編という視点で物申してくれてます
本当に様々な人の、様々な意見を集約してくれていて、非常に勉強になる一冊です
財源 -
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ネタバレチェック項目2箇所。「スウェーデンでは65歳以上の在宅の要介護者のうち81%が家族からの介護を受けており公的な在宅サービスのみは15%」とある、この記述では受け止めようによっては、スウェーデンの在宅介護はほとんど海賊によって担われているかのようだ。国民も変わらなければ、いつまでも、「男は外で働き女が家を守る。これが日本の伝統」といっているようでは、未来は拓けない。
(スウェーデンのケア付き賃貸住宅とは、どんなもの?)……仕切りのついた台所にワンルームだがベッドと居間の間には十分な空間がある一室約40平方メートル机上にパソコン、家賃はサイズによるが市場価格で5000~6000クローナ(日本円で約 -
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読みやすい。
人生100年と言われ出したのは5,6年前かな?
巷ではそんな本ばかり。
20年くらい前40代の頃は80歳くらいかなと思ってたけれど今や100年は当たり前。
結婚芝居は一幕から二幕にという表現が
おもしろいな。うちはかなり前から二幕目。
登場人物は二人だけ、というと意外とそうでもなく
息子夫婦や両親、義理母などが登場している。
最近頻繁になったのが父の介護による
母や兄弟との幕。
大介護時代と言うのも実感する今日この頃。
この本は母から借りたけれど
どこに共感したのか聞いてみたい。
『よい介護とは介護する家族やプロの介護者が
あっぱれであると同時に、介護される側がなんとも
立派な方 -
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まず、はじめにから
今回、私(和田秀樹)が上手に老い、90過ぎても現役を続け、また頭脳明晰な樋口恵子先生と、対談というかたちで教えを乞うことができたのは、本当にラッキーなことだと思っています。
中略
80歳の人でも85歳の経験はないし、90歳の人でも100歳の経験がないのが老いの特徴です。
老いの経験者で優等生の樋口先生と、老いの長年のウォッチャーからの話を今後のヒントにしていただければ幸甚です。
とあります。
9月20日に「後期高齢者」に突入した私としては、ますます楽しい「幸齢期」をゲットするため心して読み進めました(笑)。
第1章 死ぬ気になれば――老いの実況中継
その中で、ポイン -
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来年2025年に、私たちが経験したこともない 超高齢社会がやってきます。 5人に1人が75歳以上になります。そんな社会に向けて 88歳の樋口恵子さんが転ばぬ先の杖として具体的な知恵を 88個 提示しています。
各タイトルには 著者 独特のユーモア溢れるネーミングがついています。さすが「 濡れ落ち葉」の流行語大賞を取った 樋口さん!介護保険制度の成立に貢献し、70歳で 都知事選に立候補し、老いてもなお I have a dream の精神には感服いたします。本書でも言っていますが、「相手がどこまで 熟知しているか、聞いていて抵抗を感じないか 、どうすれば伝わるかを だいぶ 研究してきた」という著 -
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いつ髪を切りに行くべきか、床屋さんにきいてみた感じです。
現時点ですら介護の現場に問題があるのも、ここから先も苦しいことも間違いないのですが、少ないリソースとお金をどうするのかという話なので悩ましいですね。総合事業についてはあまり詳しく知らなかったので調べてみようかなと思いました。
とはいえ大きな市場ですし、医療保険のようにガチガチに固められてないので、大きなもの同士の負けられない闘いがあるのかなと思いました。
訪問介護の方々がワクチン接種やらコロナの時期にとても大変だったり正当な評価を受けていなかったりという点は、もう本当におっしゃる通りと周りで見ていた当方としては感じました。
本当に重要