【感想・ネタバレ】うまく老いる 楽しげに90歳の壁を乗り越えるコツのレビュー

あらすじ

「老いの達人」が初タッグ!
ヨタヘロの「老いの実況中継」を通して、読者に励ましや乗り越えるコツを伝える樋口恵子さん御年91歳。
対談相手の和田秀樹先生は、高齢者専門の精神科医として、耐える高齢者ではなく、人生を満喫する生き方や実践方法を説いて、大きな支持を受けています。

「うまく老いる」にはどうしたらいいでしょうか。
本書で、樋口さんと和田先生が、具体的に教えてくれます。

【健康面でのコツ】
・健康寿命を延ばしたければ病気を見つけるな
・ピンピンコロリの前にヨタヘロ期があると知る
・70代と80代で「老い」への対策は変わる
・老いは「意欲の低下」から始まる
・老人性うつを早めに見つけるポイント ほか

【いい医療の見分け方】
・いい医者かどうか見分ける5つのポイント
・80歳過ぎたら健診は受けないほうがいい
・先進国で日本だけがん死が増えているわけ
・真似したい健康長寿の長野県方式 ほか

【樋口さんと和田先生の生きるヒント】
・高齢期は、自由に私らしく生きるチャンス
・心をご機嫌にする魔法の言葉
・「ひとり老い」のほうが元気で長生き
・長生きをして、何をしたらいいか
・リビング・ウイルを書くと生き方が変わる
・老いを生きやすくする性格とは?
・男のおしゃべりは寿命を延ばす?
・幸齢者になる10の秘訣 ほか

老いを怖い、つらいとすごすより、高齢期を自分らしく自由に生きるチャンス到来と頭を切り替えたいものです。
60代、70代、80代と、樋口先生の赤裸々で痛快な老いの実況中継に、6000人以上の高齢者を診てきた和田先生が、心と体の両面から「幸せになる」秘訣を解説。本書は幸齢者になるための一冊なのです。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

 「老いの実況中継」をされる樋口恵子先生。これからも楽しみにしています。お二人に共通するワードは「意欲」と「生涯現役」だと理解しました。頑張ろう。

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2024年01月23日

Posted by ブクログ

まず、はじめにから
 今回、私(和田秀樹)が上手に老い、90過ぎても現役を続け、また頭脳明晰な樋口恵子先生と、対談というかたちで教えを乞うことができたのは、本当にラッキーなことだと思っています。
中略
 80歳の人でも85歳の経験はないし、90歳の人でも100歳の経験がないのが老いの特徴です。
 老いの経験者で優等生の樋口先生と、老いの長年のウォッチャーからの話を今後のヒントにしていただければ幸甚です。
とあります。
 9月20日に「後期高齢者」に突入した私としては、ますます楽しい「幸齢期」をゲットするため心して読み進めました(笑)。
第1章 死ぬ気になれば――老いの実況中継
その中で、ポイントを数点ピックアップ
・「死」を意識して生き方が決まった
・健康寿命を延ばしたければ病気を見つけるな
・まだまだ健気な70代、でも油断は大敵
・70代と80代で「老い」への対策を変える
・100歳ライフは人類初の生き方
コラム 65歳になったら準備しておくこと

第2章 「老いる」「老いない」の分かれ道
・意欲の低下がいろいろな老化の引き金に
・高齢になったら「人の手を借りる力」を磨く
コラム 老いを遠ざけるアウトプット

第3章 医者と91歳評論家が語る「いい医療の見分け方」
・高齢者に必要なのは専門医より総合医療医
・高齢者から元気を奪う「正常値」至上主義
・80歳過ぎたら健診は受けなくていい
・高齢になったら「引き算」より元気の素を足す
・日本人を長寿にしたのは「医療」より「栄養」
・先進国でがん死が増えて日本だけ日本だけ
コラム 心をご機嫌にする「魔法の言葉」

第4章 自由に、私らしく、生きるチャンス
・高齢者を低栄養に導く粗食信仰
・「ひとり老い」のほうが老化を遠ざけられる
・いざという時「頼りになる人」リスト
・仕事も、結婚も二毛作?
・リビング・ウィルで、今をどう生きるかが明確に

第5章 嫌老社会

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2024年09月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

参考になった。
和田秀樹さんの内容は他の本で読んだことがある内容が多くて復習状態。
今の日本は高齢者を労わろうとするがゆえに阻害するように仕向けられている。定年、高齢者運転免許措置等。年齢で区別すべきではないとの考えはなるほどと思った。

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2025年04月05日

Posted by ブクログ

母にプレゼント、の前に読んだのだが、どうしてどうして、自分も胸に刻んでおかねばならぬこと多し(笑)
ふむふむと納得しながら読んだのだけど、結局はあちこちでよく言われていることをやればよいのね。抜け道はないらしい。

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2024年06月10日

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