金間大介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
こういうのめちゃくちゃ好き。
テーマ自体にも興味がそそられる。
30年の調査データと実例から世代間ギャップの理由を解説してくれる本書。
ホント面白くて、Z世代が置かれている環境を知る良い機会になった。
特に意外だったのが「現代の20代と50代の仕事に対する意識には大して差が無い」ということ。
ただ、現在50代の人が20代だった頃と比べるとかなり差があって、これこそがギャップを生み出す一因になっているらしい。
こんな風に具体的に説明してくれるので、今後の対応についての良いヒントになるのでは?
「最近の子は分からんわ」とか「俺らの頃と違うよな」とか嘆いても仕方ないから、さっさとこれ読んだら良いと思 -
Posted by ブクログ
今回も金間さんの本ということで、Z世代の考えを調査を通じて汲み取った内容を興味深く読ませてもらった。酒井さんという対話相手を設け、文通のようなやり取りを通じて展開していく構成も面白かった。
自分が一番気になったのは、Z世代="エコ意識の高い若者"という虚像についてだ。本書でも引用されている調査によれば、国際的にみて日本ではいわゆるサステナブルな取り組み自体がコストとして捉えられ、自分にとってマイナスなものと受け止められがちである。さらに若い年代ほどそう思う割合が高くなるというのは驚きだった。
またこれもギャラップの調査などを踏まえてよく指摘されることだが、人助けをしない -
Posted by ブクログ
なんでこんなに私のことが分かるのだろう!
と驚きながら、共感しながら、たまに涙しながら
あっという間に読み終えました。
まさに自分も20代後半の「いい子症候群」。
「平均よりちょっと上でいたいけど、目立つのは不利益になるので嫌だ」。
「いわゆる真面目でいい子(のふり)」をする。
「相当な心理的安全性が保たれない限り、周りに合わせて自己開示はしない」。
本書の記載通りの価値観で、私自身昨年度末に
会社を退職しました。
退職に至った一番の原因は上司。
でも、もちろん上司にはそんなこと伝えなかった。
それは、会社を辞めるときには、伝える価値もないと思ってしまったから。
こちらは何度もサインを -
Posted by ブクログ
最近は退職代行を使って会社を辞める若者が後を絶たない。別にそのこと自体を咎めるつもりは全くないが、ほとんどの先輩社員や上司はこう思うことだろう、「近頃の若いモンは……」と。
そもそもつい昨日までそんな素振りも見せなかった彼らがどうしてそのような行動に出るのか。
私はまだまだ自分のことを若者だと思い込んでいたが、いつの間にやら一回りも年齢が若い後輩ができ、そんな彼らのメンタリティが理解できなくなってしまったので、どんな心境で辞めていくのか、その兆候を察知するためのヒントはないか、と思いこの本を読んでみた。
今の若者は全体の和を乱さず、波風を立てないために先輩や上司が思い描く若手社員を演じてい -
Posted by ブクログ
なんとなくもやもやしていた今の新人の傾向を言語化してもらえた感覚があります。
いい子症候群とはまさに言い得て妙だなと。
うちの部署としての傾向として
コミュニケーションは長けているし、与えられたことについてはそつなくこなす優秀を感じる一方でなにかミスをするときに他責な傾向や与えられた仕事以外は自分は関係ないという面も本書を読んで合点がいきました。
求められているフィードバックについてもゲーム的な要素が必要であるとの発言になるほどな!と感心しました。
それにしてもいい子症候群の若手と働かないおじさんの狭間でこれからどうやってあくせくしていけばいいのかという自分への問いのヒントにもなりまし -
Posted by ブクログ
一昨年くらいに読んだ本(現2024年11月)
「いい子症候群」と言われる子たち。
それを作り出したのって大人「社会」じゃないの?と思う。
昨今、「多様性」だとか「子どもたちが自主的に」「能動的に」みたいな文言見たり、
そういうセミナー開かれてるの見たりするけど、それって「子どもの心聞いてますか?」って思う。
みんなの前で褒めてほしくないって、子どもたちからちょいちょい聞くよ。
でも学校の先生にばれないようにしてる、とか。
先生たちも一生懸命考えてるんだろうけど、それって「子どもは望んでるの?」と思う。
「自主的に」だって、発言しない選択をしてる事が「自主的に考えて」の行動だと思うんだけど。 -
Posted by ブクログ
「ほめられると嬉しいけど苦手だ」このように言うZ世代を理解しようと思って手に取った本
でも読んでみると自分にも当てはまるところも多かった
「先生に指されるのが嫌だ」
「授業は後ろで受けたい」
多くの日本人にも当てはまることなのではないか
「いい子症候群」はほとんどの日本人にも言えると思う
失望させたくないから期待もされないように人の中に埋もれていたいという考えは、和を重んじる日本人なら理解できることなのではないだろうか
他にも、今の若者にしかない価値観というのも多かった
知っておいて損はないことだから、少しでも気になったら読んでみてほしい -
Posted by ブクログ
別の本の中で取り上げられていたのをきっかけに大きく話題になっていることを知って入手したものの、なんだか行きつ戻りつして時間がかかったがようやく読み終わった。
なかなか複雑で、簡単に印象はまとめられないし、かつ何か一定しないと言うか、印象が時によって変わってしまうと言う面もある。
筆者とは同業であり、ここで取り上げられているような学生たちとも日々接しているのだが、軽くあるあるというのはあるものの今のところど真ん中ではない気もする。ただし、兆しというのかいずれこうなるのではという要素は多々あり、遅かれ早かれこれが自分にとってもど真ん中になるのかもという予感はある。
若者の問題として、若者以外のおと -
Posted by ブクログ
ネタバレ若者の考え方や行動の特徴を理解したとして、著者がいうのは、それらの特徴を変えようとしてはいけないということだ。たとえば、授業などの説明を受けた後、「質問はありますか?」と説明者から問われたときに、今の若者には人前で手を挙げて質問するひとは少ないけど、そういう行動には背景・理由があると、著者は書いている。
いい上司とはどんな上司かについて、若者の考えていることと、上司が考えていることにはズレがある。著者は、若者の考えている上司像についても述べている。著者の記述を読めば、若者がもっている上司像が、しっかり意味のあるものだと理解できる。
著者が最後の方に書いていることに、私はなるほどと思った。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ自分が部下を持った時の参考にしたい
また、「いい子症候群」に陥っている節がいくつか見受けられるため、アンチテーゼにしたい
→人工ピラミッドの多くを占める年長世代とも協働していく事で、ビジネスの可能性が向上するため
下記、メモ
イチオシのFB方法
→フィードバックはなるべく早く
→フィードバックを返すポイントを具体的に
→褒め要素は「I」を主語とした形に
→ごく簡単な質問で終わる
→軽めのフィードバックを頻度高めで
1on1の課題
・制度面
→不明確な目的
→ミーティング時間の確保の難しさ
・実行面
→不十分な準備
→所要時間の超過
→課題解決の追求
→フィードバックの欠如
→マンネリ化