金間大介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
認められたいけど、大勢の前で褒められたくない
個性を活かした仕事をしたいけど、目立ちたくない
たくさん給料は欲しいけど、そこまで頑張りたくない
確かに、今の若者はよくわからない。。。
でも、大切に育てるべき貴重な戦力なので、まずは「敵を知る」ために、読んでみた。
今の若者の多くは、この世界を効率的に生きる上で有効なテンプレートを一つでも多く欲しがる!
若者にとっての「個性の尊重」は、自分の差別化や唯一無二の存在になりたいのではなく、一切否定も批判もしないこと!全員優勝!!のこと
「尊敬できる」よりも、丁寧に教えてくれる、わかりやすい言葉で説明してくれる、上司が理想!
今の若者は「最初から丸い」
よって、若者は仕事に熱意が!みたいな考えは、通用しない。我々50才前後の人間と同じ熱量だと思えばちょうど良い!
不倫、セックス、人前でのキスなど、性に対する考え方は、自分たち40代がヒストリカルに見ても開放的で、、、今の子たちの方が保守的なのは意外だった。自分のことを棚に上げて、、、と、反省する点。。
社会貢献、エコ意識の高い若者 という虚像は、衝撃だった。
環境保護を考えた商品なら割高でも買う 51→29
地球環境のためなら不便な生活も我慢 58→36
いずれも30年前から大幅に低下!!
日本の若者はそこまで環境保護に興味はない!海外では若者の関心が高いので、それを前提に日本でマーケティングすると、間違えてしまう。
答えは最後に整理されていた。
今の若者たちは喜怒哀楽を表現しなくなった。
なぜなら、今の若者はメンタルの安定を重視するから!
失敗したくない。否定されたくない。。その通りかもしれない。 -
Posted by ブクログ
「無敵」の真意
最強であることを指すのではなく、周囲からの評価を遮断し、自尊心が傷つく可能性をゼロにしようとする「究極の防衛本能」を指す。失敗して格好悪い思いをするくらいなら、最初から土俵に上がらないという選択である。
「いい子」という仮面
目立たず、波風を立てず、大人の期待を察知して動く「いい子症候群」が加速している。彼らは反抗しない代わりに、自ら提案や決断をすることも避ける。背景には、SNSによる相互監視社会と、正解のない問いへの強い不安がある。
自己肯定感のねじれ
内面では「自分はもっとできるはずだ」という根拠のない万能感を抱きつつ、実際の行動に伴う自己効力感が極端に低い。挑戦して期待外れな結果に終わることを恐れ、「何もしないことで今の自分を維持する」戦略を取っている。
思考の停止と依存
「正解」が提示されない環境では動けなくなる若者が増えている。指示を待つ、あるいはマニュアルを完遂することに執着するのは、責任を負うことや評価を下されることから逃れるためである。
社会が提供すべき処方箋
彼らを「やる気がない」と断じるのは誤りである。必要なのは、失敗しても自分の価値が否定されない「心理的安全性」の実感であり、小さな試行錯誤を許容する環境づくりであると説く。 -
Posted by ブクログ
私はもう若者の定義には入らない年齢ですが
本の中で語られる「若者」の皆さんと
仕事柄、話す場面が多くあったので
書かれている若者像は
そうですよね〜とスッと入ってくるものでした
いい子症候群に陥ってるのは
若者だけではないと思いますし
いい子症候群な先輩を見て、マネしている若手もいると思いますし、それを変えようと思わずに
そういうもの
として受け入れていく、という著者の考え方はとても共感できました
会社の中で若者とうまくやっていくために
職場での関係性を作っていくために
という観点で1on1が大切なのはその通りで
その1on1が本を読んだり動画を見て
すぐに上手くなれるものでもない
というのもその通りで…
自分の共感と主観を見せること
そして
いつかその場が訪れた時のためにも
自分語りができるように
自分に目を向けておこうと改めて思いました
若手や相手にばかり主体性を求めるのではなく
まずは私が主体性を発揮してますか?
と、誰よりも「私はできてるの?」を
客観視して自分に問うていきたいなと思いました -
Posted by ブクログ
職員は、褒めて育てましょうと会社の研修では学びました。
しかし、このタイトルでは、皆の前で褒めないで下さいと書かれている。
今の若者は、どんな認識を持っているのか気になり読みました。
内容は、大学教諭である著者からみた生の学生の行動について、10年ぐらい前の学生と比較して説明されてます。
大学講義の座席の埋まっていく順番なんか、変わらないものだと思っていたが、変わっていることとその理由に驚きました。
自分の理解している知識は、当時のものであり日々刻々と変わっていくことを改めて認識しました。
固定観念にとらわれず、変化に柔軟に対応できるように意識して日々過ごしていきたいと思います。 -
Posted by ブクログ
ネタバレいい子ちゃん症候群については、自分にも当てはまるなあと感じる部分が多かった。
言われたことはしっかりやるけれど、フリースタイルでやることを求められるとどうしたらいいか分からない。社会貢献はしたいけれど、貢献する場所のお膳立てがあって、直後に「ありがとう」という報酬がほしい。横並びを気にするから、目立ちたくもない。もちろん積極的に前に出ることも苦手だが、一方で、社会は積極的で行動力ある若者を求めたがる。
「分からないことがあったら聞いて」といっても聞きにこないのは「聞き方が分からないから」というエピソードについて、分からないことを積極的にやって失敗するくらいなら言われるまで待つ、恥をかくことを極端に恐れるという傾向も、なんだか分かるなあと思いました。
Z世代の思考や上の世代とのギャップになりそうなポイントなど、少しだけ理解できました。 -
Posted by ブクログ
【メモ】
第1部 「1on1の前」に知っておくべきこと
1. 日本企業の現場で1on1が求められる理由
・部下がどんなに優秀でも、上司の存在意義は消えない
→部下たちを理解し、彼らの成長を支援し、促すこと
→答えを教えられなくても「鏡」になれる
・上司の重要な役割は、部下の最大の味方であるこ
2. 見落とされがちな「1on1の課題」
3. 1 on 1に求められるスキル
4. 1on1に対する「若者のホンネ」
第2部 なぜ、若者は突然会社を辞めるのか?
5. 退職代行サービスを使う若者たち
6. 「別の会社で通用しなくなる」と考える若者の心理
7. 日本とアメリカの「静かな退職」
8. 「とにかく正解を求める若者たち」の実像
9. 今の若者にとって「理想の上司」とは?
10. テンプレート化する社内新人研修
第3部 提案:これからも若者たちと共に前へ進むために
11. 上司・先輩のための「フィードバック入門」
終章 上司・先輩世代へ向けた5個の提案
①傾聴(積極的かつ能動的に聞くこと)
→ポイント:興味を持って楽しむこと、共感すること、なるべく素でいること
②時には熱い想いや努力の必要性を語る
→やってみたいことを前向きに取り組む
③これまでの非合理を見直す姿勢と勇気
→公平性を追求する姿勢を持つ
④「泥臭く前に進む姿」を見せる
→がんばる主体は自分自身(若者は圧を感じない)
⑤「ちゃんとした上司」をやめよう
→失敗し、挽回しようとしているところを見せ、共有し、手伝ってもらう
【感想】
本書のコンセプトは「若者との1on1の前に読む本」で(よくみたら副題に書いてあった)、著者はイノベーションやアントレプレナーシップについて研究をされている先生である。そういった点で部下を持って1 on 1をする立場にはないが、後輩との日常的なやり取りにも役立つのではないかとの想いで、読み進めた。336ページと、普段読むような本と比べて分量があったが、トピックが細かく分かれていて読みやすい構成になっていると感じた。1on1というのは経験がなくてあまり実感がわかなかったが、上司の普遍的な役割、若者の多様な考えや価値観、終章にあるような提案などが印象に残った。年齢的に中堅社員になるので、若者の鏡になれるよう自身も努力し、若者の成長を支援できるように仕事をしていきたいと思う。