【感想・ネタバレ】無敵化する若者たちのレビュー

あらすじ

■■■『先生、どうか皆の前でほめないで下さい』待望の続編!■■■

あなたの部下やお子さん、こんな感じじゃないですか?

仕事にも出世にも興味がない
締切が来ても残業しない
権利主張が強い
自己評価が高い
アウトじゃないけど微妙に失礼
安定志向が強い
いつでも親が味方
先輩世代から大切にされる
無菌化された労働環境
飲み会でも守られる
自分がよければそれでいい
日本の衰退を気にしない
将来展望がない日本でも十分幸せ……

前著で若者たちの「いい子症候群」をリアルに描き話題となった著者が、最新の知見とデータをもとに、再び若者心理の謎に迫ります!

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Posted by ブクログ

無敵、というと、めちゃくちゃ強い若者の話、と思うが、そうではない。
今の若者、22歳、大学生、就職前の若者に大学教授として直に接している著者が、
繊細で脆い若者の実態を、アンケート結果も踏まえながら明かしていく。

少子化の原因は少恋愛化と分析し、さらにその原因を

正解主義

と看破する。
今の日本、正解主義が跋扈している。
めちゃくちゃ窮屈だ。
子供のころから親に、社会にこれは正しい、これは正しくない、と指示され、
中高一貫校で受験テクニックを学び、上位の大学に入り、安定した会社を選ぶ。
正解、があるかのように。
しかしそこに結婚の正解はない。
以前だったら結婚、出産、家族、、も当然レールが引かれていたが、
それは社会の変化、女性進出もあって消え去った。
結果、大学を出てからは正解がなくなる。
いや、官僚や一部のエリートはいまだ出世街道をめざしているのかもしれないが、
それは、もはや実力、というより、政治、誰に寄り添うかで決まるような、、

誰も社会のことを考えていない。

バブルが崩壊し、日本が停滞を始めた30年前から、
沈む船の切っ先に残ろうとする輩だけが目立つようになる。
団塊の世代がピークを過ぎ、人口が減りだし、いよいよ日本に復活の目がなくなる。

そんな中で育つ若者、いたしかたなし、か。

しかしその一方で、今の若者の行動、メンタルは、実は、間もなく定年65歳の
私の若い頃も大して変わっていなかったような気もする。
小学校では優等生、進学校に入って鼻をへし折られ、上級生の女子と口がきけず、
大学でも悶々とし、、でも結婚だけは早かったな。
あ、会社に入って、「このままでは成長できない。世の中で通用しない」と思うのも
今の若者の考えに共通しているかも。
でも悶々としてた。ずっと。
吹っ切れたのはいろんな縁があって転職してマラソンを始めてから。

そ、若者は今も昔もこんなもの、かもしれない。
捨てたもんでも、悲観したものでもないかもしれない。。

ただ、、、少子化の加速はやはり問題だ。
それは若者の考えの問題だけではないのかもしれない。
社会、性の環境、、、

いまを考えるためにはいい本ではあった。

第1章 安定志向が止まらない
第2章 今の子たちは窮屈でかわいそうな存在か
第3章 「がんばるくらいならこのまま衰退していい」6割
第4章 理想の上司はとにかく全部わかりやすく教えてくれる人
第5章 気づかい世代の40、50代と「鬼つよメンタル」の20代
第6章 男子はこっち、女子はあっち

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2026年10月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

若者がファスト・スキルを身につけることに重きを置いているのは明確である。若者は必要十分な能力と考えて、上司は若手社員の社会人スキルが最低限なレベルだと烙印を押す。低評価がそうそう覆ることは無い。また、若者も上司の態度を察してみるみるモチベーションが奈落の底に一直線だ。こうして若手社員の静かな退職が幕を開ける。

本書では若者の大多数はパッションがなく、正解と決まりきったタスクを好むと言う論調と上司は気を遣っている前提なのが疑問である。
若者が頑張ろうとしてもパワハラ上司の理不尽なゲキ詰めで上から押しつぶされていることも数多いのでは無いか?その結果、メンタルブレイクされた若者が萎縮して余計なことをしないように静かな退職や本当に退職することが往々にあると考える。年代限らずにまともな人よりもヤバい人の方が多いと思う。

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2026年09月28日

Posted by ブクログ

めっちゃ面白かった。書きたいことがありすぎてレビュー長くなりすぎた。

自分もまだ社会人としてはベテランという領域ではない、中堅に差し掛かったくらいの会社員である。
最近の若者(という言い方がおじさん臭いが)は、自分とは価値観が近い部分はあるが、違う部分も多い気はしている。

ベースとしてすごい良い子が増えたなと思うけど、上の世代に対するリスペクトが欠けていて、ちょっと失礼だけどアウトではないようなことをやる人が増えたな、という感じ。あときれいな男子がめっちゃ増えた。
あとインスタとか見ていると、中学生・高校生の男子が母親を「ママ」と呼び、「ママ」とめっちゃ仲良くしている。信じられない。いま反抗期がない子どもが増えているらしいですね。(このあたりは本書6章で語られる)

「最近の若者」エピソードとして、個人的なものが2つある。プライベートな会話の中でのことである。(このレビュー読んだ方、共感される方がいれば教えてください)
・男子が年上に対して用いる一人称が「俺」
 ・自分の世代では「僕」または「私」しかありえなかった
・会話中に「ヤバ!」「えぐっ」といった言葉を丁寧語の語尾を付けず感嘆詞的に使う
 ・自分の世代では「ヤバいっすね」「エグいですね」しかありえなかった

これはアウトではないし、あまり失礼でもないんだけど、自分は絶対やらないな、というもの。
むしろ年下にやられてみて初めて、年上へのリスペクトの表現として自分が自然にやっていたのだなと思ったし、今の若者はこれを無礼だとも思っていないだろうから、まあいいか、とはなっている。

自分は30代半ばだが、我々世代は、学校が途中から週休2日となり、ゆとり教育が始まる直前で卒業し、リーマンショックから日本経済が回復した後に就職し、AIバブルの直前で、比較的日本企業が元気だった。新卒市場は、今ほどではないがどちらかと言えば売り手市場だった。
友人・同世代の感じとしては、ガツガツする人もいるし、まあほどほどに頑張ろうという人もいたが、正解が降ってくることを待っているような姿勢の人は多くはなかったと思う。

自分が何になりたいのかわからない、的な悩みは若者あるあるの悩みはあったものの、「周りに置いていかれたくない、でも突出はしたくなくて平均でいたい」という感覚は強くなく、「みんなそれぞれ悪いことをしてなくて楽しくやれればいいんじゃない」という世代だと思う。でも因果応報的な考えはあって、頑張らなきゃ落ちぶれるし、現状維持でいるのも大変、だからそれなりに苦しんで頑張る必要はあるよね、という真っ当な感覚は持っている。

1985~1995年生まれって、そんな感じじゃないかと思う。

派遣切りとか、リストラとか、そういったことを中学~大学生のときによく聞いていたから、社会は大変だ、という感覚はある。ただ自分が就職するにあたっては、比較的そこまでひどい状況も脱していたから、まあ好きなように生きるのもいいけど頑張るところは頑張ろうね、社会は自分をお客様と思ってくれないよ、みたいな世代だと思う。


で、本書では、具体的に今の若者(1995年~2010年生まれのことだと思う)がどういう行動や思考様式を持っており、それはなぜか、ということが解き明かされる。

会社に入っても丁寧に扱われることを当然と考えており、「してもらい上手」。ただ仕事上しっかりした受け答えはできているように見える。上の世代に対する気遣いができているように表面上見えるけど、最低限のことしかやりたくないし突出したくないけど怒られてプライドが傷つけられるのが嫌で、特段成し遂げたいこともない。今に自分にまあまあ満足していて、このままでいいと思っている。

こうした人が増えると、社会の成長が止まる気もしてちょっと怖い。人間の欲同士の競争によって社会が改善されていく、という思想に立つ資本主義では、競争が起こらなければ社会は良くならない。
ただ働きアリの理論ではないが、2割のイノベーターがいればまあいいんじゃないという気もするし、今の若者が10年経って酸いも甘いも経験し、やっぱり人生甘くないなとなれば、自然と社会で活躍できる世代になっていくんじゃないの、という楽観的な考えも個人的にはある。

ここからは本書に書いてあったことで、自分が意外に感じたものを挙げていく。(今の若者からしたら何が意外なんだろう、という感じだろうか)

・大学生の就職にあたって、リスクやチャレンジよりも、マニュアルや安定性を求める人が増えた
・大学院生は大学生よりもさらにそうした傾向が高く、個々の人材の専門性よりも企業の技術・ブランドなどを重視する傾向が高い(え、なぜ大学院に進んだの??専門性よりもジェネラルスキルなの??)
・20代の幸福度は、他の世代の幸福度よりも高い。自分に自信はないがそれを認めて、それでいいよね、と幸せを感じている感覚(最近の自己啓発と言えばこういう考えが多いよね。「辛いよね、でもそれでいいんだとまず認めよっ?」みたいな)
・成功は努力よりも運やコネだと思う割合が、他の世代よりも高い。努力派と運・コネ派は半々。努力とは才能や環境に恵まれた人がするもの、と思っている。(「親ガチャ」という言葉がこの感覚をよく表していると思う)
・飲みニケーションが必要だ、と思う割合は他の世代と変わらず35%程度
・若者にとって飲酒は、特別なときに予定を立ててやるもので、日常にあるものではない(これはたしかに!と思った。「飲みましょ」ではなく「ご飯行きましょ」と言われることが多い)
・むしろ上の世代のほうが、上司と飲み会に行きたい割合が少ない。若者は意外と先輩や上司の考えを飲み会で聞きたいと思っている(4割程度)
・男女コミュニティはきっぱり分かれる。大学の講義室でも、頼れる相談相手としても、同性で固まる傾向があるが、それは異性と関わることが「リスク」だと認識されているから。異性好きとか思われたくないらしい。(大学で男女が分かれる、という感覚は自分のときはなかったし、今のほうがもっと垣根がないと思っていた。平等が悪い方に作用していそう。)
・「同性で一番親しい人と知り合った時期」が「小学校時代」であるとする割合が増加しているとのこと。(自分としては高校と大学の友達に一生の友達が多い。大学時代の友達はその後の人生で具体的に助けになる場面が多いと思うのに。もったいない)
・恋愛経験率はどんどん下がっている。恋愛はメンタルを不安定にするリスク要因だと考えられている。とにかく失敗したくない、というのが今の世代。当然恋愛は失敗のリスクだらけなのでやらない。
・結婚して子どもが欲しいグループと、結婚も子どもも不要グループで大きく二分されている。結婚だけしたい・結婚にこだわらず子どもだけ欲しい、とする割合は18%程度。
・結婚したら子どもは持つべき、という思想は持っているっぽい。だが、子育てという意味でも周りから遅れも進みもしたくない。そうすると塾に入れたり習い事をさせたりいろいろな経験させるにはお金がかかり、若者にお金がないという状況でそんな余裕はないから子育てしたくないと考えるのでは、というのが筆者の考え。
・お見合い結婚は2013年ごろから若干増えつつある。何をするにも自分で決めたくない、言い訳が必要な若者にとって、周りのおせっかいで結婚相手を自分で決めなくてよいのは好都合なのでは。
・今の若者がこうなっているのは親のせいではないか。親世代はバブル崩壊のすぐ後から社会人経験を始め、結婚・子育てをしてきた。社会に出たときからすべてが「失われた34年」に含まれる。そんな中で、子どもにも同じ苦労をさせたくない、と思うのは当然だろう。が、親自身が子育ての中で周りから白い目で見られたくない。だから子どもに正解を教えて、間違ったことをさせないようにする。子どもを守っているふりをして、実は守っているのは自分自身の自尊心や体裁であり、それに付き合わされた子どもは、生涯通して不安を抱えながら、正解を与えてくれるところへすり寄っていく。

そして、若い世代への接し方について先輩諸氏へのアドバイスも。

・考え方を変えさせるのは無理だし、正しくない。だって価値観の違いなのだから。
・まずは、自分の仕事のどんなところが好きで、何を大切にしているかを、ちゃんと言語化して伝えること。
・気持ちではなく行動にフォーカスする。そして、行動に対してフィードバックを返す。
・行動変容をさせようと思ったとき、やる気や意欲を高めるのではなくて、まずは行動を支援して、結果として気持ちを支えることにしよう。

自分も今の若者(?)らしく、自分が責任を持ちたくなくて周りが決めてくれればいいのにと思うこともあるし、大きな成長は求めていないし、日本社会が衰退しても関係ねえや、と思ったりはしている。

でも、本書の射程にある若者とは結構違うなと思う部分は多かった。
自分も上昇志向は強くはないけど、まわりに「してもらう」のではなく、一人のプロフェッショナルとして自立し、自分で正解を探していくことは、社会で行きていくためには必要だと思っている。そのためのもがきが必要であると思っている。就職したときからそう思っていた。

このリアリズムが今の若者にないのかもしれないな、と思った。けどまあやっぱ、そんなの働いていたら勝手に気づくんじゃない、って気もします。
気質的にそうじゃない人がもともと多いとなると、社会全体としてチャレンジとかイノベーションの総量は減るのかもしれないけど。。

あと前提として考えておきたいのが、この本に書かれている「若者」というのが誰を指しているのか、ということ。
今の10~20代を指していることは明確なのだが、居住地域・学歴・家庭環境などが違うと、かなり状況が違うのでは?と感じた。

例えばだけど田舎のヤンキーってどうなんだろう?とか。
本書は比較的高学歴で、家庭環境の良かった若者の話をしているように感じたけど、どうなんでしょう。

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2026年08月29日

Posted by ブクログ

いわゆる若者論的に、世代間断絶を煽ることなく、ユーモアも含みながら冷静な分析。若者への愛を感じる。他の著書も読んでみたい。

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2026年07月16日

Posted by ブクログ

 職場において若手と接していると、若手の「空気を読まない」、「権利ばかり主張する」といった発言や行動に、自分との価値観の違いを感じており少し悩んでいたところ、本書に出会いました。
 本書は、各種調査のデータに基づき、執筆されているため、読んでいてとても納得感があります。
 特に、第7章の「なぜ「安定志向の若者たち」は生まれたのか」において、現代の若者の親世代がバブル崩壊後の世代であり、不安感から子供のために子育てを安全路線に走った結果、若者が安定路線を重視する気質を身に付けたとの分析や、少子化等により減少した貴重な若者たちを学校や会社は辞めさせないために手取り足取り過保護にしているとの主張は、腑に落ちました。
 また、第8章の「先輩世代の皆さんへ」において、若者との接し方についての提案がされており、価値観の違いを矯正することは困難であり、お互いを理解することが重要との主張は、戦前と現代における価値観の違いの例から理解しました。(させられました。)
 今後、お互いにとって更に過ごし易い職場環境にしていくため、若手たちを少しでも理解したいと思います。

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2026年06月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

25歳の若者として読ませていただきました。我々Z世代の特徴をかなり正確に捉えており、正直読んでいて驚きました。

今の若い世代はやる気がないとか、コスパ・タイプ重視でわがままだという批判、逆に、望んでそうなった訳でもないのにレッテル貼りされて可哀想、という同情の声もSNSを通じて日頃から目にする機会が多いです。

常にそう言われているせいか、腹が立ったりとか、同情してくれて嬉しい、という感情になることもないです。だってそれは社会現象だから、自分たちがそのような特性を持つのは必然でしょう、という受け入れ方をしてると思います。この姿勢がいわゆる「無敵」に見える部分だと考えてます。

自分はこの「無敵」の姿勢に、他責思考の要素を少なからず感じているため、してもらい上手から脱却したいという気持ちがあります。(それが他者との差別化になるから、というモチベーションが根底にあると思います。

本書では実際のデータから得られる分析結果を中心にZ世代の性質を背景要因から紐解いており、わかりやすく書かれています。

最終章では、若者世代に向けてのメッセージとして、自分が感じていたモヤモヤした気持ちを少し解消してくれたと思います。

穏やかに暮らせる現状に満足しているので、特に頑張ろうとも思わないが、この現状を今後維持するのは我々Z世代である、という矛盾点を僕を含めた大半のZ世代が理解していなかったと思います。(そもそも20代半ばで日本の未来を危惧して当事者意識を持ってた人はどれだけいたのか?会社の未来に対してはあったと思うが、今の若い世代は国の未来を危惧しなければいけない状況になっている、そんな感覚があります


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2026年05月31日

Posted by ブクログ

基礎なき個性は崩壊する
遠回りこそが最強の土台となるのだ。
まずは型を身に付けてから、谷に飛び込んで、
新しい景色を見ていく。

そして、基本を徹底しておけば、
瞬時なチャンスを逃さずに泳ぐことができる。

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2026年05月31日

Posted by ブクログ

p232 大切なのはあなたがどれだけ本音で話せているか。
就活を通して感じたことをそのまま言ってくれてる文章。どれだけ会社の人がいい所だけじゃなく悪い所もありのままを話してくれることが大切なのに、良いところだけを主張してくる人事の人達。どうにかしてくれません?

p263 共感できないことにも興味をもつ。興味は意図的に持つことも可能だ。
意外といいこと学べるなって後から思うかもしれない。自分の価値観で遮断してしまうのはもったいない。
そして意識、価値観を変えるのは難しいし、することじゃない。自分がこれまでなにを感じてなにを選択してきたのか、それを本音で話すことが大切だと感じた。お互いを理解する。橋を掛けることが大事。

大事なこと。
チャンスがあったら迷わず飛び込む。
チャンスを掴むと決めたら誰かに伝える。そして併走してもらう。
インプットよりアウトプットを。

型にはまったことを基盤にしつつ、その上に個性の柱を立てる。

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2026年04月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

これからの日本に期待していない人が8割、頑張るくらいならこのまま衰退してもいい人が6割、20代男性の7割が妻も彼女もいない。衝撃的なデータばかり。以上のような安定思考型が半数を占める現代の若者の中で、1割を占める自己実現型に自分が当てはまることを強く自認した。日本に変わって欲しいと書いてあったが変わって欲しい層はそもそもこういう本は読まないのでは?と暗い気持ちになった。

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2026年09月23日

Posted by ブクログ

現在の若者世代が持つ価値観について述べながら、その価値観が形成されてきた時代背景と、若者世代と先輩世代が価値観のギャップを埋めるために必要な行動についてまとめている本。

相手の価値観や、内発的モチベーションを変えることは出来ないのだからこそ、やる気を出させようとするのではなく、行動に着目して、望ましい行動を取れるように、行動の支援を行う方が良いというのは、仕事に限らず子育てにも活用できると感じた。

世代間の価値観ギャップにより若手の部下指導に苦労している人や、今の若者がどんな価値観を持っているのかを知りたいというにおすすめの本。

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2026年09月19日

Posted by ブクログ

過去の2作も読んだ上で購読。。
現代の若者の特徴を理解するのに役立つ内容だった。周りには、Z世代と呼ばれるような若者はあまりいないので、実感することは少なかったが、特徴を押さえるのに役立った。特に、目立ちたくないという意識が高く、挑戦しないような印象を覚えた。上の世代が、苦労や苦い思いを経験して、改善した結果を享受しているということは、若者に理解してほしいと感じた。
メンタルは弱い印象があったが、守られているからこその権利主張が強いので、鬼強メンタルだと思った。
気をつけようと思ったことは、若者やZ世代のように一括りにして分かった気になろうとせず、個々によって特徴は変わるということは忘れないでおきたい。

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2026年07月07日

Posted by ブクログ

「自己評価が高い」というのは「自分には能力がある」と思っているのではなく「出来ない自分でもありのまま受け入れることができる」ということなんですね。何かあればSNSで拡散してしまったり、SNSでキラキラ生活を見せつけられたり…今の若者、結構、気苦労が多くて大変かも。

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2026年07月02日

Posted by ブクログ

最近の若者はずいぶんキラキラして優秀そうに見えますが、職場に配属されてくるとその印象は一変し、上司たちが持て余しているという話を耳にします。「あの面接のときのキラキラどこいった?」
本書はこうした「一見優秀」な若者たちの行動特性や背景などをデータを用いながら解説しています。

現代の若者は、求められる「正解」を演じるのが上手い一方で、意見を言う、質問する、先頭に立つなど「浮く」ことを極端に恐れます。自らの行動に責任が発生しないよう、常に指示や根拠(言い訳)を求める特性があります。その背景には、「自信がない自分」を肯定し、無理な成長を求めない自己肯定力と、日本の将来や自分の成長を諦め、今だけの安定と幸せを重視するコンサマトリー思考、「正解主義の過保護な子育て」により失敗から学べる体験をしていないことなどが挙げられます。
そして本質的な問題として、働き方改革やコンプライアンス強化によって「無菌化」された職場環境を舞台に、若者と大人が責任を押し付けあう「相互依存の構造」だと著者は分析しています。

もちろん、これらはあくまで傾向であり、高い視座を持って活躍する若者も多くいます。しかし本書で指摘される無菌状態の職場がスタンダードになる未来、この現象を大人はどう捉え、若者とどう向き合っていくかは深く考えなければならないと感じました。本書では両世代に向けた処方箋が提示されていますが、現場感覚としては上滑り感を感じました。
「無敵」化する若者を生み出したのは我々大人であり、そのツケがダイレクトに自分達に回ってきていることを痛感させられる本書。同時に若者世代たちも、日本の停滞をさらに加速させた責任を負う時代は来ます。その時に彼らはどう行動するのでしょうか。

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2026年06月18日

Posted by ブクログ

VUCAの時代に大事なのは「正解よりも問いを立てること」。しかしタイパ重視で正解ばかりを追い求める若者をつくったのは、実はその親世代だった。なんとも皮肉な話である。世代を超えて、善悪の話は抜きにして現状を受け止めるために必要な一冊。ところどころ著者が面白おかしく書いている部分もツボである。

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2026年06月05日

Posted by ブクログ

わかる。頭ではわかる。
しかし冒頭のイスのところからイラッときてしまう。
イスを動かす必要はない。座ればいい。
そうなんだよな、自意識過剰かと思ったら、無神経だと思うこともある。

どうしても私は横一列ってつまらないな、と思ってしまう。(私は型を身につけたほうがいい)

失敗していい。苦しんでいい。筋肉になる。
大人になって初めて失敗するほうが辛いってそんな話、村上春樹がしてませんでしたっけ…


あぁ…私には受け止める技量がないのか。。何度か読んだほうがいいですね………

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2026年06月03日

Posted by ブクログ

自分自身も若者だが、さらに下の世代を見るとより無敵化している若者が増えていると思う。
頭ごなしに否定するのではなくそう言った若者を受け入れていく度量が必要だと思った。

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2026年05月31日

Posted by ブクログ

金間さんの本は面白く読みやすく好きです。
若者に興味を持ち、知ろうとすることで関係性も構築できると思う。

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2026年05月06日

Posted by ブクログ

「無敵」の真意
最強であることを指すのではなく、周囲からの評価を遮断し、自尊心が傷つく可能性をゼロにしようとする「究極の防衛本能」を指す。失敗して格好悪い思いをするくらいなら、最初から土俵に上がらないという選択である。

「いい子」という仮面
目立たず、波風を立てず、大人の期待を察知して動く「いい子症候群」が加速している。彼らは反抗しない代わりに、自ら提案や決断をすることも避ける。背景には、SNSによる相互監視社会と、正解のない問いへの強い不安がある。

自己肯定感のねじれ
内面では「自分はもっとできるはずだ」という根拠のない万能感を抱きつつ、実際の行動に伴う自己効力感が極端に低い。挑戦して期待外れな結果に終わることを恐れ、「何もしないことで今の自分を維持する」戦略を取っている。

思考の停止と依存
「正解」が提示されない環境では動けなくなる若者が増えている。指示を待つ、あるいはマニュアルを完遂することに執着するのは、責任を負うことや評価を下されることから逃れるためである。

社会が提供すべき処方箋
彼らを「やる気がない」と断じるのは誤りである。必要なのは、失敗しても自分の価値が否定されない「心理的安全性」の実感であり、小さな試行錯誤を許容する環境づくりであると説く。

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2026年05月04日

Posted by ブクログ

大学教授による若者論
非常によく観察している。安定志向 失敗を極度に怖がる
平均から外れたくない

思いでなく行動に着目するというのに納得

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2026年04月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今の世代の価値観やこちらがどうするのかのヒントを得られる1冊でした。若手のみならず様々な世代に対しても応用できると感じました。

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2026年10月18日

Posted by ブクログ

ギリギリゼット世代の同僚は、何事もスマートにそつなくこなす。仕事にも熱心。そんな彼を飲み会でほめたら、「褒めないでくださいよー」とかなり本気で嫌がられた。これってZ世代の特性だったのか、と腑に落ちた。
人前で褒められたら嬉しいよね、という価値観を受け入れられない人もいるのだ、と学んだ。

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2026年10月18日

Posted by ブクログ

物事は努力によって解決しない。
...と思っていながらジタバタと努力している今日この頃。
なぜなら、努力位しかすることがないから。

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2026年10月11日

Posted by ブクログ

特に意外性はなく、最近の若者の特徴らしい言動を知識として理解した。
そんな子たちばかりじゃないだろうと思うけど、著者と違って若者の中に身を置いたことがないのでもしかしたら仕事で若者に悩まされている人はほんとそう!って思うのかな。
ゼミの席取りや誰も冷房を止めようと言わない話は笑えた。
意欲バレを防ぐ言い訳、やりたいことの捏造、一斉メールに個別返信、苦労は買ってでも避けるなど、若者じゃないけど感覚は理解できる。
努力は才能や環境に恵まれた人がするもの、も納得。綺麗事じゃなく事実だし。
自信はないけど今のままの自分でいいと思っているから幸福度が高いというのは目から鱗だった。
つまり苦労して成長しなくていいってことだし、若者にとって成長とは周りから置いていかれないことらしい。
自己肯定感、自己効力感が高いのはいいことだけど、まさかそっちにいくとは。
頑張るくらいなら日本が衰退してもいいと思う若者が60%もいるそうなので、さすがにそれは心配。

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2026年09月24日

Posted by ブクログ

無敵化。

誰とも争わない。戦って傷つくくらいなら、戦わない。誰かが守ってくれる権利だけはしっかりと受け取る。世の中に正解はある。正解は、事前に与えられるべきである。正解だけあればいい。あらゆる意味のリスクから、守られるべきである。責任は重い。責任負うくらいなら権利すら要らない。

まあそんなところ。

筆者さんは、それでいいという。否定してもしょうがない。

別にいい。
何が気に入らないって、そんな奴らに何で気を遣わなければいけないのか。どこでもそう。世代間のギャップはあって当然。

若いものも、古いものを尊重すべき。当たり前だが。

別にいい。
そういう生き方もあっていい。

だが、それはかなりの部分で先人が血反吐吐いて築いてきた色々なものに乗っかることだ。

彼らは、ではその次の世代に、何を引き継いでいけるのか。

別にいい。

フリーライドする奴は大嫌いだ。

日本は滅ぶ。
そういうことだろう。

その世代の中間層をどう目覚めさせるか。

それは、著者ではなく、我々の責任なのだ。

この本だけでなく、いろんなことを考えるにつけ、結局滅びるものは滅びるのだね。

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2026年08月13日

Posted by ブクログ

自分はX、子はZ世代。子の特性というより世代の特性だったのか。ゼミのどの席に座るか衝撃だったけど子は似たような答えを言っていた。横並び、上にも下にもとび出たくない、このままでいい、収入が増えても結婚するのではなく推しや趣味に使う、どれも確かに…

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2026年08月09日

Posted by ブクログ

学校図書司書と言う立場は、教師でもなく保護者でもないからか、先生や生徒から、更には保護者さんからの話が耳に入ることがある。まぁ、大概は新任先生のイロイロやったり。
今回この書籍を読んで、あぁなるほどな、と思うところが多々あった。昔の先生像と新人先生とのギャップは大きいというか、別モノなんやろうな。んで、どこの学校も先生不足。新人先生にちやほやしちゃうから、無敵化しちゃってる新人先生は更に自己肯定感あがりまくりで生徒に接して、んでから、生徒からぽろりと愚痴がでたり、ベテラン先生同志でアレコレもやもやするんやろな。
できるかもしれないけど、やらない。
やらなきゃなことも、見ないふりしたりしたり、自己解釈でそれで良しとしたり。

なんやか、色々考えさせられる1冊やった。

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2026年08月01日

Posted by ブクログ

安定志向を好み、保守志向の強い、何よりみ
んなと一緒を大切にするZ世代の若者たち。
上司や中間層として挟まれたそれぞれの世代
が彼らに接していくためには、媚びるのでは
なく、本心・本音ををさらけ出すのが肝要。

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2026年07月26日

Posted by ブクログ

本著は現代(2026)においての10代後半から20代前半までを若者を捉えた内容である。
さて、現代(2026)の若者という存在は突然現れた存在ではない。育ての親がおり、環境があり、境遇等がある。そこには生まれた地も才能も能力も関係ない。ただ、親または育てた環境と社会に適応した姿であり、それは現在の社会全体を風刺しより上の世代が築いた価値観が変様したただの状態である。
自他共に、自分だけの人生を設計し生きる上で、全く傷つかない人生はない。それは人によって同じ内容で傷つく人もいれば、無傷な人もいるからだ。それは千差万別であり、傷つくという自然現象または事象に怯える必要もない。ただ、「誰かが言ったから絶対安心」だとか、「AIがそう言っているから安心だ」等はさらに自身を傷つけるものだと自覚しなくてはいけない。自分の頭で考えて戦略的にAIや他者の智を自分自身の糧とし、経験を蓄積することは例え20代以降、30,40代になったとしても自分から自発的に動く瞬間は必ず来る。準備も要らない、ただ、自分にとっての傷つくとはどういう意味なのか、他者が考えた言葉や意味を勝手に言い訳の材料に正当化していないのか、これはある種の洗脳に近いのと、人は周囲の言葉や人に多大な影響を受ける。それらは善し悪し問わず、自分の思考や思索が停止していないかを確認する機会でもある。意識するだけで人生の歯車は回り始める。どこの誰かが言った「リスク」という言葉すら、行動しないというリスクをも加味し自分の頭で思考し決断しているかどうかを思索すると良いだろう。
社会は大きく変わろうとしている。10年後は無敵化した世代を見た次の世代が学習し動きをうねりをあげてやってくる。人生は一度っきりだ。未来は何が起きるかわからない。だけど、あなただけの人生には多くのライフイベントが発生する。喜怒哀楽が濃密に込められており、それはあなただけが自由自在にカスタムできるのだから。
歴史を見てもこれらは特別なことではなく、単に「挑戦とは、成長とは、生きるとは」の方針が定まっていないだけの「ただの状態」だ。人は変わる生き物だ。何かを決断する時、何かの知識や情報を吸収する時、何かが起きた時、決めるのは自分自身だけだ。
本著において、大人も若者も今という状態に社会が大きく変革している状態の一種が反映された良書であると言えるだろう。

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2026年05月20日

Posted by ブクログ

現在の若者たちは将来の不安を感じながら、それなりに幸福感を持ち、現状を受け容れている。そして主体的に動いて周りから浮いてしまうことを恐れ、周りに置いていかれないことを成長として満足してしまう。特に出世したいと思わない。理想の上司はとにかく全部分かり易く教えてくれる人であって、厳しく愛情をもって育てること、活気のある職場であることは求めないとのこと。一言でいえば「絶望的な国の幸せな若者たち」が無敵化の姿。このことをいろんな角度から大学教授としての立場から論証しておられる。確かに無敵な人たちだと思う。これが恐らく政治に対する態度として、若い人ほど、現状に満足し、首相を批判する怒れる大人たちへの拒否感というものが生まれているのだと納得できる。
最後に先輩世代、そして若者世代へのアドバイスが述べられているが、正直なところ、この風潮を変えていくことは極めて困難だと感じた。

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2026年04月28日

Posted by ブクログ

この本での内容は、ここ数年、若者と仕事をする機会が多いので、ものすごく実感がある。

あの子はまさに書いてあるそのまんまやなぁと。

見た目は小綺麗で愛想が良い。仕事の説明すると、はいわかりましたと素直な返事をする。けど、対応が遅いし、成果がイマイチ。言われた事しかやらない。こちらの指示が悪かったのか、単純に能力がないのか、しかしどうも本人は悪気無さげ。何か問題でも的な態度で、こちらが戸惑う。何度かそういうやりとりがあると、なんだか無責任な奴だと思うし、一体何がしたいのかもよくわからない。なんか僕のほうが間違っているのかなと、妙に気を遣ったりする。なんだか僕が鬱になりそう。ただ、時間をかけたらそれなりな成果は上げてくれた。悪いやつではない。けど、使えるやつでもない。要はこちらが過大に期待しちゃっているだけ。ここまでやるのが普通、こうあるべきという押し付け。そんなこと最近の若者にとっては余計なことなんじゃないか。

その違和感は、本書を読んで納得。やはりそういう事だったんだと。

しかし、若者が無敵化している、というのは面白い言語化だけど、少々可哀想な気もする。彼らは無敵というよりも、無敵になっても大丈夫な環境があるからそれに適合しているだけって言う気もする。

僕は昭和生まれの就職氷河期世代。僕も与えられた環境に適合してきて今まで生き抜いてきた。学生時代にファミコンで育って、ヤンキー文化にも触れ、なんかバブルが崩壊したらしいと聞き、阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件、911のアメリカ同時テロが起きた。社会人になっても職場はまだ昭和の香りが残り、サービス残業やパワハラ、アルハラ当たり前のブラックな環境であってもそれなりに楽しい時代だった。リーマンショック、東日本大震災と経ていくと、なんだか人口減少社会ということでアベノミクスだなんだかんだで労働環境が変わり、なんだかよくわからない間に職場はホワイトな感じになってた。そして、中年になった僕は無敵化した若者に気を遣いながら仕事をすることに。。。いま、この現在地。

僕らの世代が、20年くらい上のバブル真っ盛りに若者だった世代を見ていて、なんか好き勝手にやっていて、ある意味無敵やなとも感じた。10年上くらいの世代はやや中途半端な印象。一個下の世代はまだ素直。その次ぐらいからよくわからなくなり、20年離れた最新の若者はまさに無敵な印象。さらにその下、つまりは自分の子供の世代は、いったいどうなっていくのかしら。単純に上下に2、3個離れた世代は無敵に思えるだけなのかも。頑張る世代→無敵な世代→頑張る世代→無敵な世代→∞みたいな世代を超えたバイオリズム。
 
戦後の復興期のリゲインな若者からすれば僕らはどうしようもやる気のない無能な若者に見えるかもしれない。戦争真っ只中の世代からすれば同じ日本人とは思われず、涙を流される気もする。幕末の草莽の志士たちには速攻で斬り殺されかねない。同じ日本人でも時代ごとに全然違う。

つまりは、いつの時代の若者も、与えられた環境に適合するだけしかできないはずで、良い悪いというよりも育ってきた環境がただただ違うというだけな気もする。当たり前だけど。

これからも僕と若者の思いはすれ違い続けるだろう。けど、違いを理解すれば、徐々に邂逅が進み、どんな形であれどこかの均衡点に落ち着く。そして無敵の若者もやがては中年になり、さらなるニュータイプの若者と対峙するんだろう。そう思えば彼らもいつまでも無敵ではいられない。そんなことを考えさせてくれた本書に感謝。

「不安や動き出せない根本原因は、他者比較。
狙うべきは自己ベストの更新。その一択一点のみだ。」

個人的に刺さった言葉は、最後の一言。
いつの時代も変わらず真実な言葉だなと。

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2026年02月21日

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