【感想・ネタバレ】無敵化する若者たちのレビュー

あらすじ

■■■『先生、どうか皆の前でほめないで下さい』待望の続編!■■■

あなたの部下やお子さん、こんな感じじゃないですか?

仕事にも出世にも興味がない
締切が来ても残業しない
権利主張が強い
自己評価が高い
アウトじゃないけど微妙に失礼
安定志向が強い
いつでも親が味方
先輩世代から大切にされる
無菌化された労働環境
飲み会でも守られる
自分がよければそれでいい
日本の衰退を気にしない
将来展望がない日本でも十分幸せ……

前著で若者たちの「いい子症候群」をリアルに描き話題となった著者が、最新の知見とデータをもとに、再び若者心理の謎に迫ります!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

正しく相手を理解できなければ、適切な処方箋は出せないということを実感しました。データに基づく現実は、自分の理解をはるかに超えていて、また副次的に入り組んだ考え方に困惑するばかり。日本を将来に導くエンジンになるような人が国内にとどまり活躍してくれることに期待したい。何より指導者として期待される年長者は、冷静に最後の2章に書かれたことを参考に、自信をもって自分を語ることが大切なのでしょう。

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2026年03月04日

Posted by ブクログ

自分の今のモヤモヤを言語化してくれた感じ。
特に、行動するのに言い訳を必要としているってとこが響いた。

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2026年03月06日

Posted by ブクログ

ジェネレーションギャップのリアリティ

仕事柄20代の若者との接点はあるが、ここまでとは。著者の感性と問題意識を受け止めることができた。

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2026年03月01日

Posted by ブクログ

若者の価値観に対して良い、悪いと判断することで無く、そういった特性があることを認めて接しましょうといった内容でした。
今の若者は同期など横を意識し、目立ちたくは無いけど遅れをとりたくもない、現状に割と満足している、足るを知ることができていて、自己肯定感の高い人が多いとのことでした。
積極的にチャレンジする人は少ないが、上司から主体性が無い人と思われない程度の立ち振る舞いはできるという世渡り上手が多いようで、賢いなと思いました。
安定思考的な価値観になった原因は親世代の苦労を散々見聞きしているから当然そうなるよねということも納得がいきました。
上司は本当に大変だと思いますが、最後に書かれている、どう接すると良いかという筆者の結論もとても素敵でした。

以下メモ。
今の若者の興味関心はひたすら横にある。上でも下でもなくとにかく同期。
アウトではないけど微妙に失礼な態度は自己評価の高さから
現状維持ができればそれで満足。のんびり暮らせればいいと言うことらしいが、そんな現状がいつまでも続くと思っているのか?
一方で上司としても本当に主体的な部下を求めているのか?コントロール下にある中での主体性でしかないのではないか?
若者の価値観や内面を変えることは不可能(そもそも価値観に良いも悪いもないから)だから、とにかく行動に対してフィードバックせよ。行動として、できることを増やすことで自然ともっとやりたくなるのではないか。


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2026年02月25日

Posted by ブクログ

この本での内容は、ここ数年、若者と仕事をする機会が多いので、ものすごく実感がある。

あの子はまさに書いてあるそのまんまやなぁと。

見た目は小綺麗で愛想が良い。仕事の説明すると、はいわかりましたと素直な返事をする。けど、対応が遅いし、成果がイマイチ。言われた事しかやらない。こちらの指示が悪かったのか、単純に能力がないのか、しかしどうも本人は悪気無さげ。何か問題でも的な態度で、こちらが戸惑う。何度かそういうやりとりがあると、なんだか無責任な奴だと思うし、一体何がしたいのかもよくわからない。なんか僕のほうが間違っているのかなと、妙に気を遣ったりする。なんだか僕が鬱になりそう。ただ、時間をかけたらそれなりな成果は上げてくれた。悪いやつではない。けど、使えるやつでもない。要はこちらが過大に期待しちゃっているだけ。ここまでやるのが普通、こうあるべきという押し付け。そんなこと最近の若者にとっては余計なことなんじゃないか。

その違和感は、本書を読んで納得。やはりそういう事だったんだと。

しかし、若者が無敵化している、というのは面白い言語化だけど、少々可哀想な気もする。彼らは無敵というよりも、無敵になっても大丈夫な環境があるからそれに適合しているだけって言う気もする。

僕は昭和生まれの就職氷河期世代。僕も与えられた環境に適合してきて今まで生き抜いてきた。学生時代にファミコンで育って、ヤンキー文化にも触れ、なんかバブルが崩壊したらしいと聞き、阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件、911のアメリカ同時テロが起きた。社会人になっても職場はまだ昭和の香りが残り、サービス残業やパワハラ、アルハラ当たり前のブラックな環境であってもそれなりに楽しい時代だった。リーマンショック、東日本大震災と経ていくと、なんだか人口減少社会ということでアベノミクスだなんだかんだで労働環境が変わり、なんだかよくわからない間に職場はホワイトな感じになってた。そして、中年になった僕は無敵化した若者に気を遣いながら仕事をすることに。。。いま、この現在地。

僕らの世代が、20年くらい上のバブル真っ盛りに若者だった世代を見ていて、なんか好き勝手にやっていて、ある意味無敵やなとも感じた。10年上くらいの世代はやや中途半端な印象。一個下の世代はまだ素直。その次ぐらいからよくわからなくなり、20年離れた最新の若者はまさに無敵な印象。さらにその下、つまりは自分の子供の世代は、いったいどうなっていくのかしら。単純に上下に2、3個離れた世代は無敵に思えるだけなのかも。頑張る世代→無敵な世代→頑張る世代→無敵な世代→∞みたいな世代を超えたバイオリズム。
 
戦後の復興期のリゲインな若者からすれば僕らはどうしようもやる気のない無能な若者に見えるかもしれない。戦争真っ只中の世代からすれば同じ日本人とは思われず、涙を流される気もする。幕末の草莽の志士たちには速攻で斬り殺されかねない。同じ日本人でも時代ごとに全然違う。

つまりは、いつの時代の若者も、与えられた環境に適合するだけしかできないはずで、良い悪いというよりも育ってきた環境がただただ違うというだけな気もする。当たり前だけど。

これからも僕と若者の思いはすれ違い続けるだろう。けど、違いを理解すれば、徐々に邂逅が進み、どんな形であれどこかの均衡点に落ち着く。そして無敵の若者もやがては中年になり、さらなるニュータイプの若者と対峙するんだろう。そう思えば彼らもいつまでも無敵ではいられない。そんなことを考えさせてくれた本書に感謝。

「不安や動き出せない根本原因は、他者比較。
狙うべきは自己ベストの更新。その一択一点のみだ。」

個人的に刺さった言葉は、最後の一言。
いつの時代も変わらず真実な言葉だなと。

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2026年02月21日

Posted by ブクログ

大学教授である著者が数多の統計や自分の経験から今の若者がどのようなものでえるかを考察している。
無敵化する若者というタイトルの印象とはかけはなれた、正解を選び続けなければならない中をバランスとりつつ進んでいくナイーブな若者たちが浮かび上がってきた。
不況の中自分たちのようにならないようにと子どもに先回りをし失敗させずに育ててきた親世代、まさに自分のことだと思った。
終盤での各世代に向けた筆者の語りかけには愛情があり、個人1人1人を尊重する姿勢に自分もそのように人と接していきたいと思えた。

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2026年02月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今の若者とは?
・頑張る!のは嫌だけど平均値にはいて社会に変化があっても生き残りたい。
・社会はこれ以上良くならないとは思いながら、ありのままの自分を肯定している。
・日本は好きだけど日本のためには頑張る気はない。
→人生には運やコネが必須と考える。
・日本では働く世代の幸福感が低い
・話せないし、話さない。→ストーリー伝えるのが苦手
・子育てにお金がかかる。→かかるけれど、周りに合わせた子育てにはお金がかかるの言い換え

・自発的に動くことを恐れているからこそ恋愛しない→お見合いなどの用意された状況が求められている?

なぜこうなった?
・親が氷河期世代で、その不安を投影したかのように親が安全な道を歩ませている。

→ファスト教養を求める理由
・周りに遅れていると思われたくない。
・楽をして社会で通用するスキルが欲しい
→スロースキルがあってこそファストスキルが役立つ
ただファストスキルという型は安定した人材育成には必須。再現性と正確性
スロースキルが個性を作り出す

チャンスのドアにはドアノブがない。自分からは開けられない。誰かが開けてくれた時に迷わず飛び込んでいけるかどうか。

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2026年01月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

現在の若者たち、いわゆるZ世代の行動の奥にある心理をデータに基づいて解説されていた。
自分は28歳で、心理については当てはまると思うことも結構あったけど、原因に関しては本に書かれていたような親の影響は、自分には完全には当てはまらないと思った。自分は幼少期からの身体的なハンデに伴う経験が、消極的な現在に繋がっていると考えている。けれど、理由は違えど、同じような性質に繋がっているというのがなんだか面白いなと思った。
また、欲求バレが恥ずかしく、主体的な行動に言い訳を求めるというのが、まさに自分に当てはまると思った。どうしてそうなったのか、他の人もそうならば、それはやはり学校教育の結果なのだろうか。全ての人が同じような親を持ち、同じような友達を持ち、同じような経験をするわけではない。けれど多くの若者が似たような心理を持ち合わせているのは、やはりなにか共通点があるのだろう。その点ではやはり学校教育と、親の影響を受けた子供たちが互いに影響し合うことにあるのかもしれない。また、SNSの出現といった社会環境も世代ごとに共有される影響のひとつだろう。
インプットよりもアウトプットをというのはまさに課題に思っていたことであり、耳が痛かった。避けるのではなく自分にできる形で行っていこうと思った。

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2026年02月11日

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