【感想・ネタバレ】無敵化する若者たちのレビュー

あらすじ

■■■『先生、どうか皆の前でほめないで下さい』待望の続編!■■■

あなたの部下やお子さん、こんな感じじゃないですか?

仕事にも出世にも興味がない
締切が来ても残業しない
権利主張が強い
自己評価が高い
アウトじゃないけど微妙に失礼
安定志向が強い
いつでも親が味方
先輩世代から大切にされる
無菌化された労働環境
飲み会でも守られる
自分がよければそれでいい
日本の衰退を気にしない
将来展望がない日本でも十分幸せ……

前著で若者たちの「いい子症候群」をリアルに描き話題となった著者が、最新の知見とデータをもとに、再び若者心理の謎に迫ります!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

25歳の若者として読ませていただきました。我々Z世代の特徴をかなり正確に捉えており、正直読んでいて驚きました。

今の若い世代はやる気がないとか、コスパ・タイプ重視でわがままだという批判、逆に、望んでそうなった訳でもないのにレッテル貼りされて可哀想、という同情の声もSNSを通じて日頃から目にする機会が多いです。

常にそう言われているせいか、腹が立ったりとか、同情してくれて嬉しい、という感情になることもないです。だってそれは社会現象だから、自分たちがそのような特性を持つのは必然でしょう、という受け入れ方をしてると思います。この姿勢がいわゆる「無敵」に見える部分だと考えてます。

自分はこの「無敵」の姿勢に、他責思考の要素を少なからず感じているため、してもらい上手から脱却したいという気持ちがあります。(それが他者との差別化になるから、というモチベーションが根底にあると思います。

本書では実際のデータから得られる分析結果を中心にZ世代の性質を背景要因から紐解いており、わかりやすく書かれています。

最終章では、若者世代に向けてのメッセージとして、自分が感じていたモヤモヤした気持ちを少し解消してくれたと思います。

穏やかに暮らせる現状に満足しているので、特に頑張ろうとも思わないが、この現状を今後維持するのは我々Z世代である、という矛盾点を僕を含めた大半のZ世代が理解していなかったと思います。(そもそも20代半ばで日本の未来を危惧して当事者意識を持ってた人はどれだけいたのか?会社の未来に対してはあったと思うが、今の若い世代は国の未来を危惧しなければいけない状況になっている、そんな感覚があります


0
2026年05月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今の若者とは?
・頑張る!のは嫌だけど平均値にはいて社会に変化があっても生き残りたい。
・社会はこれ以上良くならないとは思いながら、ありのままの自分を肯定している。
・日本は好きだけど日本のためには頑張る気はない。
→人生には運やコネが必須と考える。
・日本では働く世代の幸福感が低い
・話せないし、話さない。→ストーリー伝えるのが苦手
・子育てにお金がかかる。→かかるけれど、周りに合わせた子育てにはお金がかかるの言い換え

・自発的に動くことを恐れているからこそ恋愛しない→お見合いなどの用意された状況が求められている?

なぜこうなった?
・親が氷河期世代で、その不安を投影したかのように親が安全な道を歩ませている。

→ファスト教養を求める理由
・周りに遅れていると思われたくない。
・楽をして社会で通用するスキルが欲しい
→スロースキルがあってこそファストスキルが役立つ
ただファストスキルという型は安定した人材育成には必須。再現性と正確性
スロースキルが個性を作り出す

チャンスのドアにはドアノブがない。自分からは開けられない。誰かが開けてくれた時に迷わず飛び込んでいけるかどうか。

0
2026年01月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

現在の若者たち、いわゆるZ世代の行動の奥にある心理をデータに基づいて解説されていた。
自分は28歳で、心理については当てはまると思うことも結構あったけど、原因に関しては本に書かれていたような親の影響は、自分には完全には当てはまらないと思った。自分は幼少期からの身体的なハンデに伴う経験が、消極的な現在に繋がっていると考えている。けれど、理由は違えど、同じような性質に繋がっているというのがなんだか面白いなと思った。
また、欲求バレが恥ずかしく、主体的な行動に言い訳を求めるというのが、まさに自分に当てはまると思った。どうしてそうなったのか、他の人もそうならば、それはやはり学校教育の結果なのだろうか。全ての人が同じような親を持ち、同じような友達を持ち、同じような経験をするわけではない。けれど多くの若者が似たような心理を持ち合わせているのは、やはりなにか共通点があるのだろう。その点ではやはり学校教育と、親の影響を受けた子供たちが互いに影響し合うことにあるのかもしれない。また、SNSの出現といった社会環境も世代ごとに共有される影響のひとつだろう。
インプットよりもアウトプットをというのはまさに課題に思っていたことであり、耳が痛かった。避けるのではなく自分にできる形で行っていこうと思った。

0
2026年02月11日

「学術・語学」ランキング