【感想・ネタバレ】ライバルはいるか? 科学的に導き出された「実力以上」を引き出すたった1つの方法のレビュー

あらすじ

競争への恐怖感がなくなり、「一歩踏み出してみよう」という気になれる!

社会から、徹底的に「競争」が排除されてしまった。なぜなら人と比べられることは苦しいから。「ナンバーワンよりオンリーワン」の掛け声のもと、学校教育も「個性を大事にする教育」が主流となって久しい。

しかし、それは本当に良かったのだろうか?
競争とともに、失われたものはないのだろうか?

そこで著者は、社会人1200人を調査してみた。すると、競争をネガティブに捉えることなく、競争によって成長や喜びを実感できている人たちがいた。
その鍵となる存在が、「ライバル」だ。ライバルという存在がいることで、私たちは気持ちが高まり、行動し、成長できる。

本書は、「ライバルを持つことのメリット」を伝えることで、読者が抱く競争への恐怖心を解き、成長や変化に対する前向きかつ内的なモチベーションを高めていく。
すでに何かしらの競争関係におかれている人は、その状況を肯定的に捉えられるようになる。現状に虚しさを感じている人は、自身の周りを見渡して「この人に勝ちたい」と思える存在を探すだろう。そうして、健全かつ自発的な成長へと自身を導いていくことができる。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ライバルはいた方が成長が早いが、真のライバルは己
目標として自己ベストを。
その手段としてプロセスベストを目指す。

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2025年01月11日

Posted by ブクログ

おそらく「いい子症候群」に対する処方箋としてのライバル論。
ライバルがいる方が幸福だというのはまぁそうなんでしょうけど,それを客観的に立証しようとする研究。

ライバルは両片想い

0
2025年06月09日

Posted by ブクログ

刺激し合えるライバルを持つことで、より人は能力を高めることができる。

とかく平等、協調が大事と言われ、ライバルはマンガなどだけという感覚もある世の中。それに対して、本書は適切なライバルがいることで成長していけることを説く。
著者の調査以外にも種々の文献から、ライバルがいることで幸福度が高まったり成長が実感できるというのは、個人的に納得感があった。負の面も取り上げられるが、それすらも乗り越えられないわけじゃないと、本書を読むと感じられるのではないか。

0
2025年03月15日

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