成功するために必要なことは何か。
それは「バカになる」ことである。
プライドが高い人は、そのプライドが邪魔をして、身動きや判断を遅らせる。
プライドなんて無い方がいい。
最も強いのは、プライドのないバカ、つまりバカであることを知っているバカである。
世の中の成功者は、一部の天才と、あとはバカばかりである。
失敗を恐れないバカは、やりたいことに次々と手を出していく。
そして、複数のコミュニティに属することになる。
もし一つの組織にしか属していない場合、権力者の思考のグリップから逃れるのは難しい。
だが複数の組織に属することで、多面的な視点を持つようになり、思い込みにとらわれることがなくなる。
また複数の肩書を持つことで、それを組み合わせたオンリーワンの存在になれる。
今の世の中、一つのことを突き詰めるより、興味のあることには何でも手を出したほうが成功に近づいていくのである。
失敗したら笑われる?
仕事を辞めるのは恥ずかしい?
なんの問題ない。
世間は、自分が思っている以上に自分のことを気にしてない。
言ってしまえば、誰も自分のことなんて見てないのだ。
だったら、勇気を持ってやりたいことをやればいい。
本書は、「ウシジマくん×ホリエモン」シリーズの第三弾(?)である。
ホリエモン氏の、人生の、仕事についての考え方が、マンガで分かりやすく書かれている。
前作「馬鹿は最強の法則」に比べると、内容は雑多になった印象がある。
ライブ体験を崇めるな、不当な借金は踏み倒せ、ビジネスに感情を持ち込むな、等々……。
だがその根底にあるのは、いつも同じ。
・勇気を持ってやりたいことをやれ
・プライドを捨ててバカになれ
この2点だけである。
正直自分は、ホリエモン氏はメディアでの物言いが乱暴で、人としては好きになれない。
だがこの前向きな思想は、本当に素晴らしいと思える。とても大きな勇気をもらえる。
作中では、「仕事を辞めたいけど辞められない」という主人公に向けて、こう語られている。
> いくらでも選択肢は残っているぞ。
> こう言ってはなんだが、サラリーマンなど大した努力をしなくとも誰でもなれるのだ。
> なのに、いま務めている会社や部署に苦しい思いのまま残り続けようとしている。
どうだろう、胸に何かが刺さらないだろうか。
毎日が窮屈だと思ったならば、ぜひ読んでほしい一冊。