真鍋昌平のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
真鍋昌平の連載デビュー作だったんですね。
私にとっては『闇金ウシジマくん』に感銘を受け尽くしてからの『スマグラー』。
ブレない真鍋節、最高でした。こういうのが読みたかったんだ。
ドン底から這い上がろうとする意思みたいなものを、過小評価も過大評価もしない。這い上がる奴は這い上がるし、そうじゃない奴は適当に生き腐れていくんじゃね?知らねーけど。なんて徹底的に淡々としたスタンスが怖カッコ良い。登場人物の9割方は悪い人なのに、この清々しさたるや……。
それにしてもつくづく自分は「法で(が)裁け(か)ない悪」が酷い目に遭わされる話が好きなんだなあとしみじみ。
「背骨」&「内臓」大好きです。 -
Posted by ブクログ
漫画喫茶で喫煙OK、ドリンクフリー、マッサージチェア完備の部屋でサラリーマンくん編(10巻~12巻、タクシードライバーくん編も収録)を1時間でまとめ読み。
前に「次のサラリーマン編が自分の業種とかぶったら辛くて(号泣して)読めないかも」と書いたら今回の主人公は医療品メーカーの営業。接点なくてかろうじて読み通せた。救いのあるラストでホッとした。そこまでが半端なく過酷なのだが。
闇金融会社の社長のウシジマくんが一応主人公だが、彼は狂言回しというかあまり私生活が語られず、せいぜいウサギを飼うのが趣味で独身らしいというくらいしか分からない。
激流の中、彼は流されずまっすぐ立っている杭か岩のようで -
Posted by ブクログ
2巻から9巻まで漫画喫茶で一気読み。風俗嬢、フリーター、株式トレード、ゲイ、オヤジ狩りとかするチーマー、ホスト、チャラいイベンター、ヤクザの下部構成員、平凡な家庭までが借金地獄やウシジマくんたちに喧嘩売って倍返しされ崩壊していく様にガクガクブルブル。
今の仕事頑張ろう、借金は怖いということ教えてくれる点では最高の教科書(反面教師ともいう)。
業界物って普通は「華やかで儲かってそうだけど裏ではこんな大変なエピソードがあるんだなあ。でもやりがいのある仕事だよなあ」という気に読後なるもんだが、この漫画だと(客側じゃない方の)金融業も弁護士も警察も銀行も証券会社も全員凶悪な面構えw。登場人物も世界