おさつのレビュー一覧

  • がんばらないことをがんばるって決めた。

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    プチ躁鬱持ちの自分としては、本当に1頁ごとに救いになるような、かつ重たくない、ふんわりと背中を推してくれるような文言が散らばっている。
    落ちた時に、少しパラパラとめくれば、少し良く眠れるようになるような、そんな優しさのある本。
    パフェ食うとるぞ的な本より、何万倍も私にはフイットしたかな。(笑)

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    2024年01月09日
  • がんばらないことをがんばるって決めた。

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    内容としては優しい内容。人間が一度追い込まれた後のような考えが散見されて良い。
    こういう優しさで本来は生きていきたいよねって思う。

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    2026年09月24日
  • 杉森くんを殺すには

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    ネタバレ

    大切な人との向き合い方と、向き合わない方を提案してくれる。良し悪し様々な印象の登場人物達が理想と偏見のレンジでちょうどいい所に収束していく構成が見事。誰かの頭の中の'リトル自分'の存在を肯定することで救われる人がたくさんいると思う。

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    2026年09月07日
  • 杉森くんを殺すには

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    ネタバレ

    児童向けなのでさらさらと読める
    全て言語化しなきゃダメ?や周りの大人が対応しなきゃいけなかった、など、共感した。
    日頃から、推しなど依存先は多い方がいいよ、1番の推しは自分でいてね、と子ども達に伝えているので、依存先がたくさんあればそれば自立、という言葉にも納得。
    中2の娘も面白くて数時間で読破してくれて嬉しかったが、こういうのって結局恋愛に結びつけるね、と…恋愛に興味がある年頃がターゲットだしね
    主人公は悩みながらも、自分の気持ちを良子さんや矢口くんに伝えるのが上手だな。
    下手な相槌やアドバイスをせず、話を聞く、大人に大事なスキルだなと身が締まる思い。

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    2026年09月06日
  • 杉森くんを殺すには

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    前から気になってたタイトルと表紙、やっと読めた。
    なかなかに独特な主人公で何を言ってるのか理解し難いが、なぜかスラスラと読みやすい作品でした。この作品は主人公(+友達)の魅力があってこそ成り立ってると思う。成瀬シリーズや武士道シリーズの様に。
    まさかこれが児童書とは思いもしなかったが。

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    2026年09月06日
  • 杉森くんを殺すには

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    何とも不思議な話のまま、徐々に状況が明らかになっていく。現実と向き合いながら過去に悩みながら生きていく苦しさ、そこから立ち直ろうとする姿に静かに応援したくなる物語。自身の苦悩と向き合うことがどれだけ大変なことか改めて認識させられる一冊。
    人の悩みと向き合い、人への思いやりの大切さと、一人一人が懸命に生きていることを実感し、声にできない苦悩を抱えながら生きていく姿に自然と涙してしまう。命や人の大切さを思い出させてくれる。

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    2026年08月25日
  • 宇宙の片すみで眠る方法

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    ネタバレ

    婚約者を事故で亡くして眠れなくなった女性が、たまたま入った寝具店で店長に親身に接してもらい、その後その店でパートとして働き始めます。そこでさまざまな理由で眠れなくなって悩んでいるお客様や、仕事仲間との交流を通して、少しずつ前に進んでいきます。

    ストーリーもよかったけど、時々出てくる接客シーンでの枕やマットレスの説明が興味深かったです。あとから知ったことには、著者は寝具店で働いていたことがあるそうです。読み終わった今、自分に合う枕とマットレスが買いたくてたまりません。

    ラストはちょっと切なかったので、主人公のその後が気になります。幸せになっていてほしいです。

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    2026年08月24日
  • 杉森くんを殺すには

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    序盤から引き込まれて、読みやすい文章であっという間に読めた。
    読者の「思い込み」をいい意味で利用した作りに感激!!

    児童書だけど大人も「自己と他者の境界線」について考えさせられる一冊だなと思った。

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    2026年08月23日
  • 杉森くんを殺すには

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    「杉森くんを殺すことにしたの」
    高校1年生のヒロは、一大決心をして兄のミトさんに電話をかけた。ヒロは友人の杉森くんを殺すことにしたのだ。そんなヒロにミトさんは「今のうちにやりのこしたことをやっておくこと、裁判所で理由を話すために、どうして杉森くんを殺すことにしたのか、きちんと言葉にしておくこと」という2つの助言をする。具体的な助言に納得したヒロは、ミトさんからのアドバイスをあますことなく実践していくことにする、というお話。

    児童書に分類されるらしいですが、中々読み応えがありました。
    ネタバレしない範囲で言うと、思春期の高校生の複雑な頭の中を言語化したような、言葉がどんどん溢れてきてしまうような文章がとても魅力的でした。
    「杉本くん」のようなケースはあまりないかもしれませんが、登場する誰かには共感ができて、そこから学びを得ることができるのではないでしょうか。
    環境の変化を受け入れることの難しさを感じた人には是非手に取っていただきたい。

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    2026年08月20日
  • 宇宙の片すみで眠る方法

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    婚約者がバス事故で亡くなった。知らない女性と一緒に旅先からの帰り道で。
    それから眠れなくなり、デパートの寝具売り場を訪れた。
    そこで働くようになった依里は、寝具を求めにやってくるお客様に寄り添いながら日々を過ごしていた。そこへ女性の夫が現れて……。

    眠ることは食べることを同じくらい重要。
    頑張って生きるひとにより良い眠りを。

    寝具についてのノウハウも参考に。

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    2026年08月02日
  • 杉森くんを殺すには

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    ネタバレ

    児童書だけどそう思わせないぐらい面白い展開。最初に殺したいと言った時はギョッとしたけど、まさか自殺やグリーフケアの話に繋がるとは。すごく良くできているし、読ませる。最初ん?って思ったことがどんどん見え方が変わっていって明らかになるという展開で面白い。さらに学びもある。最初はくん付けだからクラスにいるわがままで嫌な男の子だと思っていたけど、女の子だったし、わがままなんじゃなくてヒロにしか心のうちを開かせなかったのか。大人にも子どもにも読んでほしい。素晴らしい本。ミトさんも大人として、対応しなかったのは悪かったと思ってるところまであるのがすごいなと思った(語彙力)。一つのことに頼っているのは依存だけど、依存先が複数あればそれは自立。覚えておきたい言葉。

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    2026年07月26日
  • 宇宙の片すみで眠る方法

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    寝具店でパートをする主人公は婚約者をバス事故で失っていた。大阪に出張した筈の彼は年上の既婚女性と東北の温泉宿に宿泊していたのだ。
    寝具店で接客する内に自分の為に生きていくことの大切さを知る。良き眠りが良く生きる事を表していて読んでいて心地よくなる作品だった。偶然だが、丁度今観ているTVのミステリードラマでバスの転落事故で配偶者の不倫を知るというのと被ってて、ゾワッとした。

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    2026年07月14日
  • 杉森くんを殺すには

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    ネタバレ

    児童書好き仲間の紹介で読みました。ドキッとする刺激的なタイトルと、それに逆らうようなかわいいイラストの表紙絵。
    ページを開くと「もしあなたが悩みや不安をかかえてこまっているときには、相談できる場所があります。」と書いてあって巻末に相談先が掲載されている。

    う~ん、なんかモヤモヤするな~。

    読んでみると、よく考えられた構成の物語だと思いました。

    主人公ヒロは複雑な家庭環境の中で生活している高一の女子。以前からの友人杉森君に不満があり、殺したいと思い、その理由を15個考えながら物語が進みます。
    その中で徐々に家族のことも杉森君にしてあげられなかったことの後悔も整理されていきます。

    結末には納得するけれど、なんかモヤモヤするな~。

    モヤモヤの理由その1
    これって児童文学なの?それともYA向けの心の問題予防啓発のための実用書なの?
    あとがきの解説が心理士の人だったり、最初に書いたけれど
    相談先リストを巻末に載せていたりして、誘導?。
    文体が若い人の口語体なのに反して、心理士の解説が生真面目な分析調なのもとても違和感ありました。

    もしかして、この本を読んだせいで自殺やリストカットする人が増えたり、出版社に苦情が来ると困るから相談先を書いたのだろうか、なんて勘ぐったりもしました。

    モヤモヤの理由その2
    この物語には素敵な大人もひどい悪人もでてこない。ちょっと天然な感じの主人公が15回もかけて、まわりくどく杉森君を殺す理由を考えてる。それは何故なんだろうとモヤモヤしながら考えました。

    物語の後半に
    「けんさくすればすぐにわかることだった。なんで私はすぐに調べなかったんだろう。今みたいに指ひとつ動かせばすぐにわかることだった。手に取るように簡単に」
    と主人公のヒロに言わせています。

    そうか、ここが著者が言いたかったところなのかもと思いました。
    今の世の中は検索すればすぐに答えが出てくるから、
    だからこそ早わかりせず15回かけて
    「なぜ杉森君を殺したいのか」(なぜ杉森君は死んでしまったのか、なぜ止められなかったのか)
    考える必要があったのかも知れません。

    読んだ私もモヤモヤしながらいろいろ考えることができた物語でした。

    小学校高学年から大人まで向け。第62回 野間児童文芸賞を受賞。映画化されるそうです。

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    2026年07月06日
  • がんばらないことをがんばるって決めた。

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    評判が良かったので気になって読んでみた。
    仕事や人間関係で悩むことが多かった、20代半ばあたりの自分だったらすごくハマっただろうな。
    良くも悪くもあまり人と比べない、自己肯定感も低くない現在の自分からすると、読んでて昔が懐かしくなった。

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    2026年06月29日
  • 宇宙の片すみで眠る方法

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    ネタバレ

    タイトルと表紙絵から想像したのは、なんらかの理由で眠れない女子が、様々なアドバイスをもらいつつ、睡眠と生活を立て直していく話。ざっくりとはそうなんたけど、思ったより重い感じだった。

    主人公の依里は、婚約者の直樹を事故で亡くしている。出張だと言って、既婚者の女性と温泉旅館に泊まり、帰りにバス事故で2人とも亡くなったのだ。眠れなくなった依里は、たまたま訪れた寝具店でお勧めの寝具を一式買って、どうにか眠れるようになる。そして、今はその寝具店でパートとして働いている。そこへ偶然、直樹と共に亡くなった女性の夫、高橋が客として訪れ、直樹に囚われていた依里に少しずつ変化が…。

    話の核として、連れ合いを不倫の果てに亡くしたかもしれない、依里と高橋の心の軌跡がある。
    そこへ依里の仕事を通して、枕やマットレス、羽毛布団の知識が披露される。私は、すごく勉強になった。
    もう一つ、寝具店のパワハラマネージャー、お客さんのモラハラダンナ、自分のことは後回しになりがちなお母さん、など、抑圧される女性の描写もある。そして、依里と高橋も、自覚ある無しの違いはあるものの、相手に合わせてしまう面があるという推察が語られる。相手が亡くなってるだけに、自覚のなかった依里は特に複雑だろうなあ。2人が本当に不倫関係だったかどうかは、直樹が巻き込まれた感があり、でも真相は永遠にわからない。依里も高橋も私もモヤモヤである。

    依里と高橋が、2人で事故現場を訪れ、なんらかの区切りをつけられて、それぞれ自分の人生を考えられるようになったのは、後味の良いラストだった。2人は今後付き合うのかどうかは、ちょっと曖昧なままで消化不良だけど!

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    2026年06月27日
  • 宇宙の片すみで眠る方法

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    恋人が不倫相手と事故死してから眠れなくなった依里。
    自身が働く寝具店に、その不倫相手の旦那が訪れた…。
    表紙の可愛さから、まさか、こんなちょっと重い話とは思わず。
    結婚間近だった依里にとって、恋人の不倫は寝耳に水で、何があったかなんてもう聞く事が出来ない。
    彼への思いや、寝具店での接客で毎日がいっぱいいっぱい。切り替えが出来なくてもどかしくてなかなか前に進めない気持ちに自分も寄り添っていると本当に辛い。
    寝具の説明が結構的確で、枕やマットレスが体に合ってないと疲れが取れないなどその辺もためになった。

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    2026年06月20日
  • 宇宙の片すみで眠る方法

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    寝具ってちゃんとしたの使った方がいいのが
    よ~っく分かったし
    仕事のやり方って自分の納得できる方を選ぶ方が
    やっぱりよい。

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    2026年06月12日
  • 杉森くんを殺すには

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    児童書ながら大人が読んでも新たな発見と勉強ができる作品。
    誰もがこの作品の中で出てくるような、もどかしい感情に出会ったことがあるはず。
    タイトルから読むのを敬遠している人がいたらぜひ読んで欲しい。
    自傷行為やトラウマ島について単純に知識がなかったため、良い勉強になった。
    子供だけで解決はできない。気がついた大人が手を差し伸べてあげなくてはならない。このことを心に留めておかなければならない、と強く思った。
    ボリュームは小さく、描写も含めすんなり読みやすかったこともあり、1日でぱっと読めた。

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    2026年06月08日
  • 宇宙の片すみで眠る方法

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    不思議な話だった。
    けっこう衝撃的なイベントがあったなか、淡々と仕事に取り組む姿勢や話の展開が、逆に感情を押し殺して必死に生きてる姿を想像させる。
    とても静かに、紆余曲折しながら、自分の感情を出せるまでに回復するストーリー。
    みんなが、一人でも安心してゆっくり眠れるようになりますように。

    自分に合う枕、気になってきた。

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    2026年06月07日
  • 杉森くんを殺すには

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    ネタバレ

    題名のインパクトで手に取って、びっくり。
    てっきり、超大作の殺人計画が記されているのかと思っていたのに、杉森くんは実は…

    読み進めるにつれて杉森くんの正実体が現れ、
    ヒロの本音が見え隠れ。

    気持ち分かるよ!なんて軽く言えないけど、誰かが傷ついた時に自分を攻めずにはいられない感覚、きっと覚えがある。
    思考の矢印が自分の方ばかりに向いてどうしようもない時、思い出したい一冊。

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    2026年06月05日