おさつのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「杉森くんを殺すことにしたの」
高校1年生のヒロは、一大決心をして兄のミトさんに電話をかけた。ヒロは友人の杉森くんを殺すことにしたのだ。そんなヒロにミトさんは「今のうちにやりのこしたことをやっておくこと、裁判所で理由を話すために、どうして杉森くんを殺すことにしたのか、きちんと言葉にしておくこと」という2つの助言をする。具体的な助言に納得したヒロは、ミトさんからのアドバイスをあますことなく実践していくことにする、というお話。
児童書に分類されるらしいですが、中々読み応えがありました。
ネタバレしない範囲で言うと、思春期の高校生の複雑な頭の中を言語化したような、言葉がどんどん溢れてきてしまうよう -
Posted by ブクログ
ネタバレ児童書だけどそう思わせないぐらい面白い展開。最初に殺したいと言った時はギョッとしたけど、まさか自殺やグリーフケアの話に繋がるとは。すごく良くできているし、読ませる。最初ん?って思ったことがどんどん見え方が変わっていって明らかになるという展開で面白い。さらに学びもある。最初はくん付けだからクラスにいるわがままで嫌な男の子だと思っていたけど、女の子だったし、わがままなんじゃなくてヒロにしか心のうちを開かせなかったのか。大人にも子どもにも読んでほしい。素晴らしい本。ミトさんも大人として、対応しなかったのは悪かったと思ってるところまであるのがすごいなと思った(語彙力)。一つのことに頼っているのは依存だ
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Posted by ブクログ
ネタバレ児童書好き仲間の紹介で読みました。ドキッとする刺激的なタイトルと、それに逆らうようなかわいいイラストの表紙絵。
ページを開くと「もしあなたが悩みや不安をかかえてこまっているときには、相談できる場所があります。」と書いてあって巻末に相談先が掲載されている。
う~ん、なんかモヤモヤするな~。
読んでみると、よく考えられた構成の物語だと思いました。
主人公ヒロは複雑な家庭環境の中で生活している高一の女子。以前からの友人杉森君に不満があり、殺したいと思い、その理由を15個考えながら物語が進みます。
その中で徐々に家族のことも杉森君にしてあげられなかったことの後悔も整理されていきます。
結末には -
Posted by ブクログ
ネタバレタイトルと表紙絵から想像したのは、なんらかの理由で眠れない女子が、様々なアドバイスをもらいつつ、睡眠と生活を立て直していく話。ざっくりとはそうなんたけど、思ったより重い感じだった。
主人公の依里は、婚約者の直樹を事故で亡くしている。出張だと言って、既婚者の女性と温泉旅館に泊まり、帰りにバス事故で2人とも亡くなったのだ。眠れなくなった依里は、たまたま訪れた寝具店でお勧めの寝具を一式買って、どうにか眠れるようになる。そして、今はその寝具店でパートとして働いている。そこへ偶然、直樹と共に亡くなった女性の夫、高橋が客として訪れ、直樹に囚われていた依里に少しずつ変化が…。
話の核として、連れ合いを不 -
Posted by ブクログ
20代の頃に読んだらもっと楽になれたかな(笑)
誰に認められたくて、不機嫌に頑張ってたんだろう…
今は楽しいなと思える範囲でしか頑張らないので、そだね…そだね!言語化してくれてありがとうって思いながら読みました。
ーーー印象に残ったーーー
•選べなかった人生をいつまでも悔いて、自分勝手な言葉で“今”目の前にある幸せを自らの手で傷つけていることに気がついた。(p58)
•誰かに認めてもらうより、まずは自分で自分を認められれば強い。そのためには、自分の心に芽生えた小さな興味や意思を大切に拾い上げて、きちんと育てていけばいい。(p72)
•自らの意思で、咲ける場所を探すことも立派な努力だ。(p190