あらすじ
「今日も会社に行けなかった。まあいいか。生きてるし。」
―等身大のつぶやきで15万以上のいいねを獲得した「考えるOL」。
「ありのままの人生を、ゆるやかに生きる」ためのヒントが1冊になりました。
Twitterで共感を呼んだ投稿と、その書下ろしエピソードが満載。
【収録ツイート例】
「だるい出社も美味しいカフェラテがあればウキウキするし、めんどくさいお風呂もお気に入りのシャンプーがあればワクワクするし、引きこもりがちな休日もかわいいワンピースがあればドキドキ出掛けられる。嫌な気持ちを好きな気持ちでやわらかくしていく。上手に生きるってたぶんこういうこと。」
「大切なプレゼントこそ、りぼんは付いてないから見逃しちゃダメだよ。おなか痛い時に恋人が淹れてくれた温かいココア、仕事で落ち込んだ時に先輩がおごってくれたスタバ。いろんな形の贈り物という“優しさ”を、いつでもしっかり両手で受け取れる大人でいたいね。」
「将来の夢ですか? サイゼリアで食べ放題することと、フランフランの家具と雑貨で揃えたお家に住むことと、無印良品のレトルトカレー全制覇することですかね。多分、夢ってそのくらいでも全然いい。誰かのためにならなくてもそれでいい。自分が明日も生きようと思えることが大事だ。」
など。ついついがんばりすぎてしまう社会人すべてに贈る、優しい言葉とエピソードの数々。
今までがんばりすぎていた自分を認めてあげて、今日から「がんばりすぎないことをがんばって」みませんか?
【目次】
第1章 がんばりすぎない仕事との付き合い方
第2章 夢と憧れの手放し方
第3章 ごきげんな日常の歩き方
第4章 自分と他人の見つめ方
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
4月から新社会人の私には心に留めておきたい言葉が多かった。仕事で辛くなっちゃった時には見返したいな。
今でこそ自己肯定感は高い方だが、元々は低い方だったので、本書にもあるように、自分が自分を好きになるだとか、聞こえが悪いけど自分本位の行動はある程度大事だな思う。ちょっと他人に否定されたくらいじゃ傷付かなくなった。
これから社会に染まって、周りの目を気にして行動する大人になってしまいそうな自分がいて少し怖いけど、そんな時は少し自分中心に振る舞っていきたい、壊れないようにね。
言葉がスッと入ってきて読みやすかったです。
Posted by ブクログ
長いお休みを経て、ひとつだけ分かったことがある。努力というのは、「我慢すること」や「他人から良い評価をもらうこと」だけとは限らない。疲れたら少し休んで、自分を見つめ直していくのも立派な努力だ。
何者かになるよりも、自分が自分でいられるようにしよう。
誰かに憧れられる夢より、自分が生きたいと思えるだけの夢を持とう。
起きてもいない未来を不安がるより、目の前の日常を見つめてみよう。
意味のある時間よりも、意味のない時間こそ愛せるようになろう。
これまでの人生の努力をすべて回収しようとしたり、選んだ道を必ず正解にしなければいけないと、無理矢理に自分を奮い立たせて、ひたすらに頑張ることで自分を追い込んでしまったり、していませんか?
(以上、プロローグより抜粋)
Posted by ブクログ
すっかり捻くれて、綺麗な色じゃなくなっていた
心の一部をするっとひっくり返してくれて、心が軽やかになりました。
特に、仕事や1人でいることに悩み、
ネガティブに考えがちな自分にとって読んで良かったと思う本でした。
一般論ではなく、作者の方の経験から得たものばかりのようで、そこがとても心に響くのだと思います。
Posted by ブクログ
心が軽くなる本。
【「他人より良い生活」=「誰もが憧れる生活」をしなければ今までの努力を無駄にしてしまうという「呪い」にかかってしまっていた。】
自分がまさしくこの状態でした。
その状態に最近すごく疲れてて
出会ったのがこの本。
【仕事帰りに唐揚げをほおばることを幸せに思う大人になれたなら、努力の回収に成功してるに決まってる。】
この言葉に救われました。
本当にこれでいい。
そして、『今自分幸せじゃん』って
気付かされました。
頑張りすぎなくていい。
頑張りたいときに頑張ればいい。
毎日を『やるべきこと』で埋めてたけど
『やりたいこと』で埋めていこう。
そう考えたら今の状況も
自分のことも大好きになりました。
Posted by ブクログ
めちゃくちゃ良かった。必要だと思った瞬間に必ず読み返したい、お守りみたいな本。大切にゆっくりゆっくり読んだ。
しんどいことも自分の考え方次第、受け取り方次第だということは分かっていることだけど、そのエピソードが身近で共感しやすく優しく寄り添ってくれるものだった。著者の性格が自分とかなり重なった。こういう人が多いんだろうな。
自分ばかりが被害者でなく、同じように困っている人は多いのだから助け合って平凡で幸せな時間を過ごしたいなと思った。
がんばらないことを、わたしもがんばろう。
Posted by ブクログ
自己啓発本みたいにこれをして!とかじゃなく、こうして生きてみたら?少し心が軽くなるよってアロマみたいに癒されて毎晩読んでから寝てたので、心が毛布に包まれたみたいでよく眠れた
Posted by ブクログ
昨年出会った私のおくすり本
しんどくなった時に開くと決めている
イラストの可愛らしさ、内容の温かさ、全部優しかった
読んだ後、とても前向きな気持ちになれたので、
よし!明日から頑張るぞと思ってしまったが、
すぐに「がんばらないことをがんばる」のだと訂正した
この本をAさんにおすすめしたら、
AさんがBさんとCさんにおすすめして、
私はBさんとCさんに感謝された
「素敵な本をすすめてくれてありがとう」と
いつの間にか輪が出来ていて幸せな気持ちになれた
その後、私はまだこの本を開いていない
じわじわと効いて、ゆるいマインドを継続させて
くれているのかな
Posted by ブクログ
プチ躁鬱持ちの自分としては、本当に1頁ごとに救いになるような、かつ重たくない、ふんわりと背中を推してくれるような文言が散らばっている。
落ちた時に、少しパラパラとめくれば、少し良く眠れるようになるような、そんな優しさのある本。
パフェ食うとるぞ的な本より、何万倍も私にはフイットしたかな。(笑)
Posted by ブクログ
共感すること、共通点ばかり。
考えるOLさんの、考えてきたこと、悩んできたことが、自分の事のようです。
自分は、この本を休職中に読みました。
心が救われたようでした。
Posted by ブクログ
自分を認めて愛すことが出来る人になろうと思いました。他の誰かと比べたり、無理に頑張る必要はない。そんなふうに過ごせることが自分にとっての幸せなのかなと感じた一冊です。
Posted by ブクログ
小さな共感の嵐で、等身大で、
ひとつひとつとっても温かくなる言葉たち◎
そのままの自分をまるっと愛せるようになれそうな言葉たち!
イラストも可愛い☺︎
大事なところはすでにマーカーになってたりして
ぱっと読み返しても振り返れる
何度も何度も繰り返し読みたい(^^)
Posted by ブクログ
他人の嫌なところを見て見ぬふりできない自分。上手く付き合えない自分。そんな自分が嫌で、苦しい毎日。性格を変えたくても、生まれ持ったものは、簡単に変えることはできないし。でも、それで良い。それが私だから。自分で自分のことを愛してあげよう。大切にしてあげよう。たった一度の人生。楽しいこと、嬉しいことでいっぱいの人生にしよう。
Posted by ブクログ
この作者のOLさん、思っているより辛い経験をたくさんされて今の本のタイトルの心境にたどり着いたんだなぁと読んでいてしみじみおもった。
辛い思いをしたぶん人に優しくできる。
この作者さんがそんな気持ちを込めて書いた本じゃないかとおもった。
自分を責めずに優しく生きよう。
優しい作者さんの気持が溢れる一冊だとおもった。
Posted by ブクログ
わりとゆるーくぬるま湯に浸かるような感じの人生に肯定的な本。
男性より女性向けで、20代の社会人にピッタリって感じです。
専門書に載ってる考え方や視点がサラリとした言葉で書いてあるので、私としては本棚に置いておきたい本でした。
何事にも真面目に取り組み、一生懸命すぎるがあまり自分のありのままを受け入れられず、より高みへと目指してポッキリ心が折れかけている人は読んでみて欲しいです。
もしこの本が合わない方は、自分の人生の歩み方を知っているからかもしれませんね。
Posted by ブクログ
自分の会社や職種がこのままでいいのか悩んでいる時期に読み、一つ一つの言葉がとても刺さりました。
とにかく、自分を大切にしよう、自分を思いっきり甘やかそうと思えました。
Posted by ブクログ
共感できることもあったり、こんな考えもあるんだって新しい発見もある1冊だった。筆者はとても素直な人なのだと思った。
心に響いた言葉↓
「夢が叶わなかったその先で出会えた幸せたちを見落とさずに生きていこう。」
「ただ甘やかされた記憶を思い出す。がんばらなくても私を認めてくれる、優しい記憶たちを。」
夢が叶わなくても、そこで落ち込んでばかりいるのではなく、目の前にある小さな幸せを受け止めることができたら、人生そんなに悪くないな、逆に自分って幸せ者だなって思うことができるだろうな。
ただ甘やかされた記憶って忘れないと思う。もちろん愛のある厳しい言葉も自分を成長させるためには必要かもしれない。けれど甘やかされる経験って、ダメな自分もまるごと受け入れてくれたっていう、自分にとってすごく嬉しい経験なんだなって思う。そして、その優しい記憶が苦しい時の自分に染み渡って心を癒してくれるんじゃないかな。私も誰かを甘やかしてあげられる人間になりたいって思った。
Posted by ブクログ
嫌なことも良い事で上書きする。会社に行くのが億劫な日は、お気に入りの服を着てお気に入りのピアスをつけて行こう。
自分を1番大切にする。私を大切にしてくれない人からは離れる。今私に1番足りないものを教えてくれた。
Posted by ブクログ
自分自身が「こうあるべき」思考に陥って動けなくなりがちなので、そうでない生き方を提示してくれているようで視野が広がるのを感じた。肩の力を抜いて、別の視点で自分の人生を見るためのTipsのように、時々気になる項目を開いています。
Posted by ブクログ
著者の考えるOLさんのTwitterを拝見したのをきっかけにこの本を読みました。
現在諸事情で無職なのですが、仕事をしていた頃だったらこの本に書かれていることに相当感情移入していたんじゃないかなと思いました。
人に仕事の辛さを相談すると「そんな仕事辞めなよ」や「仕事なんてそんなもんなんだから我慢しなよ」といった両極端なアドバイスをもらうことが多いのではないかと思います。
そうは言っても、今すぐ転職するのは自分のスキルや気力等色々あって難しい、だけどこの日常を何とか倒れず続けていかなくてはいけない、という状態であることは多い。
この本で書かれているエピソード達はそういった人に寄り添ってくれるような内容です。
著者の経験、思考を巡らせた結果の軸となる考えとしては「自分の機嫌のとり方を知る」「自分軸で過去を捉え直し納得する」「自分で自分を大事にする」なのかなと思いました。
話の端々に「会社を休職していた」「うつで休んでいた」というエピソードは出てきますが、うつの闘病記をいう要素は薄く、その期間に過去を回帰したりひたすら思考を巡らせた結果がアウトプットされている印象です。
感覚が繊細で、言語化しにくい自分の気持や出来事が丁寧に綴られた本です。
客観的に見て結構厳しい仕事内容、しかもやりたいことではない、そんな環境から抜け出すために仕事中心に努力を重ねている様子は、過去の自分と少し重なる部分もあり胸が苦しくなりました。
最後に、特に印象に残った一文は
『どん底にいた私を動かしてくれたのは、それまでに出会った音楽、映画、本はもちろん、いろんな経験から辿り着いた「考え方」だ。』という部分です。
結局自分を最後に助けてくれるのは、自分が心を揺さぶられたような経験を通して作られた自分自身の軸、それは実際は仕事以外から得られることの方が多いのかなと、個人的には思いました。
Posted by ブクログ
☆P25 誰かにとっての特別よりも、自分にとっての特別を大事にできる大人でいよう。
☆P26 自分が好きな自分でいられることのほうがよっぽど尊い
☆P58 選べなかった人生をいつまでも悔いて、自分勝手な言葉で゛今゛目の前にある幸せを自らの手で傷つけてしまっていることに気がついた。
☆P78 誰かに裏切られたことよりも、誰かを本気で信じられた私が確かにいた事の方が、よっぽど大切なこと。
☆P84 タイミングに恵まれなかった不幸にとらわれるより、手に入れることのできた幸せを見つめる。
Posted by ブクログ
自分に優しくできたって事実に救われることもある。つらいときこそ自分を大事にしてあげる。
できなかったということは、がんばろうとした自分がいたということ。
大切にしたい考え方や言葉を本の中に見つけることができた。
Posted by ブクログ
やさしい甘やかしの本。
Twitterっぽい文章なので読み易くはありますが、ちょっとクサいと思うことも。(10-20代前半向けと思われる)
良くも悪くもふんわりとした文章で、ゆるーく読めます。おさつさんの挿絵が可愛らしく、ミントグリーンの差し色?もとても素敵でそこも癒やされました!
啓発本のように押し付けがましくないので、ちょっと疲れたり表紙やタイトルにピンときたならおすすめです!
Posted by ブクログ
筆者のスペックに近い属性を持つ人々は、特に読み心地が良いと思います。エッセイは結局バックグラウンドとか現在の職業とか、自身と重なる領域が多いほど深く理解できることが多い気がするので、私はそこまで刺さりませんでしたが、この文章によって報われる人が確実にいるのだと想像できます。20代女性、独居、仕事や人間関係が上手くいっていない、鬱気味などの方は是非。
Posted by ブクログ
途中の絵、かわいい。
牛丼のくだり大好き。
日常にある幸せの最大化と
不幸の最小化が
この本のテーマだと思う。
もう大人だから余計な荷物は背負わず
生き方はシンプルに。
下記の言葉が好きでした。
「あの人に裏切られたという感情より
あの人を好きだったという気持ちだけ
未来に残せばいい」
「誰かに好きでいられるより、
自分の好きを増やしていこ」
「現実を受け入れながら、
生きる理由が夢じゃなくなっただけ」
「意味のない時間こそ、愛す」
「数字で測れる価値は案外脆い」
「自分を大切にしてくれない人とは離れる」
Posted by ブクログ
今の自分が少し好きになれる本だった。
私は完璧主義者なので少しでも達成できないことがあると自分を攻めることが多い。しかし違う考え方もあるのだと思えて肩の力が抜けた。
この本を読みながら、紅茶とマフィンを食べ、一歩も外に出ないでひたすらゴロゴロしている。
そんな休日が許された気がした。
Posted by ブクログ
夢を追いかけて、夢を見失った後の生き方がわからなくなっているっていう部分にはっとした。私もだ。だからこんなに毎日焦るんだ。少しだけ今ある「好き」を形にしてみようと思えた一冊。
Posted by ブクログ
何者になるかより、自分が自分でいられるようにしよう。
不完全な自分を許すことは、不完全な誰かを許せることでもある。
私のための仕事じゃなくて、お客さんのための仕事を。
仕事の価値は自分のやりがいや楽しさだけではない。誰かの役に立っているかが、真の価値だと思う。
希望は叶わなかった。それでも意図しなかった未来に幸せはちゃんとある。
疲弊してる時に限って、不運は連鎖する。
嫌なことを言われても笑ってごまかさない。
自分を犠牲にしてまで守るべきものなんてない。
自分を認めてくれる居場所を諦めずに探していこう。
Posted by ブクログ
ゆるりとしたタイトルや表紙に惹かれたこちらの本。
夢に破れ、
恋人に裏切られ、
うつ状態も経験して、
親から離れて一人暮らしを送る、若き女性。
暗くなりがちな暮らしの中でも、
ひたすら考えて考えて、
辛さをひたすら耐えるのではなく、
ふわっと受け流すような。
そんな思考がステキだなーと思いながら読ませていただきました。
私自身は、
自分の生き方で悩むよりも
かわいい息子くんのことで気をもむことが多い毎日。
この本の中でハッとしたのは、
『救われたのは、厳しく怒られた記憶よりも
ただ甘やかされた記憶だった。
厳しさは時に無力で、甘やかしは時に誰かの存在を認めて救いになる。』
という部分。
デパートで親が食べさせてくれたクリームソーダ。
保健室の先生がくれた生クリームたっぷりのビスケット。
幼少時代の甘ーい美味しい記憶と、大人にめいいっぱい甘えた記憶。
ああ、こういうの、わかるなー···と共感。
甘くてシアワセな昔の思い出は、
心が温かくなるのよね。
確かに私は、いろんな人に愛されてきた。
私は愛される存在なんだ。
甘々な経験、自分の子どもにもいっぱいあげよう。
さ〜あ、たっぷり甘えなさ〜い♡