おさつのレビュー一覧

  • 宇宙の片すみで眠る方法

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    主人公・依里は、婚約していた彼・直樹をが突然事故死する。その事故で直樹が見知らぬ女性と一緒に亡くなった。将来への展望を失った依里は、デパートの寝具売り場で「休息」を扱う仕事に就きながらも、自分自身が心から安らげる場所を見つけられずにいる。そんな依里の前に現れるのが、事故で亡くなった女性の夫・髙橋。数回会ううちに、依里は自分の中にある「喪失感」と「誰かに依存したい」という揺れる感情を、なぜか髙橋が理解してくれるように感じる。読後にカタルシスはなく、静かな宙ぶらりん感だけが残った。久々に物語に入り込んだ。⑤

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    2025年12月29日
  • 杉森くんを殺すには

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    ネタバレ

    リアル本にて。
    積読チャンネルで紹介されていて、自分は買うまでには至らなかったのだが、妻には紹介が刺さったようで、珍しく欲しがったのでバリューブックスで購入した。
    その経緯から妻が先に読んだのだが、最初にビックリしたのは妻が一息(二時間ぐらい?)で読んでしまったこと。普段読書しないのに、この本はすらすら読めたとのこと。
    それならということで私も続いて読んでみた。確かに読みやすい。特に杉森くんの現状について明かされるまでの前半は、読みやすさと先が気になることとで、どんどん読み進めてしまう。一方で、後半にはヒロの感情の不安定さを理解できるようになり、前半部含めて改めて咀嚼したくなる。
    相談するにせ

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    2025年12月25日
  • がんばらないことをがんばるって決めた。

    購入済み

    言葉のひとつひとつがまさに
    やさしい言の葉のように読めます。

    「なんだかちょっぴりしんどいな〜」
    って思うときにこの本を読むと
    スッと余計な力を抜いてくれるような。

    こういうがんばらない考え方があるんだな〜
    素敵!

    #共感する #タメになる

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    2025年12月16日
  • 杉森くんを殺すには

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    あまりにもストレートすぎるタイトルにどういう話なんだろうと気になる。

    高一になったヒロが、ミト(父の再婚相手の連れ子で大学生=義兄になる)に「杉森くんを殺すことにしたの」と宣言することから始まる。

    ミトは、「いまのうちに、やりのこしたことやっとけよ。後悔しないように」とそれと杉森くんを殺さないといけなかったのはなぜか、自分のなかでちゃんとまとめて日記を書いておくのがいいと言うのだ。

    それからヒロは、アドバイスに従い①やりのこしたことをやる。②杉森くんを殺さなきゃいけない理由をまとめておく。

    ヒロは、思いのままやりたいことをして、杉森くんのことも理由その一、そのニと正確に記していく。

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    2025年12月15日
  • 杉森くんを殺すには

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    「杉森くんを殺すことにしたの」という刺激的なフレーズから始まる物語。読み進めるうちに"殺す”が何を表した言葉なのかとか、主人公の葛藤が分かってきてその姿を追いながら"生きる”ことについて考える。生きていると、様々な人達と出会って、すれ違ったり別れたりもある。そんな楽しかったり苦かったりする経験も人生には付きものだ、と割り切ったつもりの(笑)大人にも、響くものが多い、心の機微に寄り添ってくれる物語だった。たくさんの子ども達に、この本に出会って欲しいな。

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    2025年12月04日
  • 杉森くんを殺すには

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    刺激的なタイトルに惹かれ、手に取る。
    前半はタイトルの謎を解き明かしていき、後半はメインテーマに迫っていった印象。
    主人公が年齢に対してやや幼すぎるように思ったが、高校生はこのくらいなのかもしれない。
    心情を丁寧に描写しており、共感はできなかったが、自然と主人公を応援できた。
    多くの人に読んでほしい作品。

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    2025年12月03日
  • 宇宙の片すみで眠る方法

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    ネタバレ

    婚約者が事故で亡くなった。それも、他の既婚女性と一緒に…

    婚約者が亡くなった事でストレスを感じ眠れなくなった依里は親身になってくれたデパートの寝具売り場の店員に救われた。それが縁で寝具売り場で働く事に。

    婚約者の直樹はなぜ既婚者と出張と偽り東北の温泉へ行ったのか。ただの婚約者故の身内に入れず法事にも参列できないなど、モヤモヤはありましたが、既婚女性の主人・高橋と出会い、少しずつ前を向き始めた依里。そのまま付き合うかと思いましたが、誰かに頼る人生よりも自分の足で進もうとする依里は強くなったと思います。個人的には付き合って欲しかったなぁ。

    寝具売り場で自分のやりたい事を見つけ、それに一生懸命

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    2025年11月26日
  • 宇宙の片すみで眠る方法

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    個人的にとても好きな作品だった、
    タイトルも含めて、雰囲気がよく、たまに嫌な人も出てくるけど荒立つ感じではないのも。
    主人公が自分のために生きられてるといいな

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    2025年10月20日
  • 杉森くんを殺すには

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    子供に勧めたい作品です!
    最初は衝撃的なタイトルが気になって読み始めました。
    ふんふん、杉森くんは嫌なやつなのね、だから殺したいのねと思っていたのに、読むにつれて様子が変わってきてあっという間に読んでしまいました。
    とても大事なことを伝えてくれる本だと思います。

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    2025年10月10日
  • 宇宙の片すみで眠る方法

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    ネタバレ

    とても良かった。やっぱり自分は畑野智美さんの小説が大好きです。

    頃畑野智美さんがパートタイマーをされていたのはXで見聞きしていたけれども寝具店だったのですね。テーマも面白いし、お客様としてやってくる人たちの心の内や優しさに溢れていて、依里と高橋さんの変化にも心を奪われました。

    高橋さんから妻についての話を聞いた後の依里の怒りがすごくリアルで、二人の関係がどうなってしまうのかドキドキしながら読んでいたのでとても素敵な終わり方で読後感も良かったです。オススメです。

    各章の始めに直樹のぬいぐるみのイラストが載っていたのが最終章に変わっていたのもよかったな。

    寝具に関する耳寄りな話も満載。近く

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    2025年10月08日
  • 杉森くんを殺すには

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    最後の方、理由が明らかになって涙が出ました。杉森くんが男性ではなく女性で、既に亡くなっているというのが中盤で明らかになります。
    主人公が杉森くんの事をずっと考えています。

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    2025年10月04日
  • 宇宙の片すみで眠る方法

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    ネタバレ

    続編が待ち遠しい。

    寺地はるなさんの書評に惹かれて購入しました。
    畑野さんは初読み作家さんでしたが、滑らかな文体ですらすら読むことができました。

    『宇宙の片すみ』という表現に、広大な情景と小さくて狭い場所にいる自分という対比を感じ、どんな物語なのだろうと思い読み進めました。宇宙のスケールに重ね合わせるほど不眠の原因が深いものなのだろうと予測はしていましたが、やはり大きな理由でした。

    全体として、こうなってくれたらいいなという期待とほんの少しズレたところにこの物語の着地点があり、限定特典のフリーペーパーで、さらに続きを読みたくなるような展開でした。

    寝具の知識も学べました。枕、購入してみ

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    2025年09月27日
  • 宇宙の片すみで眠る方法

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    ネタバレ

    【宇宙の片すみで眠る方法】

    眠れない人、体に合わない寝具を使い続けている人、体が痛む人。 様々な悩みに対して、自分に合った寝具を選ぶことで眠りが心と体に寄り添ってくれるという。
    寝具店店員という経歴を持つ著者ならではの専門的な知識が作中に盛り込んであり、ひとつの物語を読んでいる傍ら、自分の眠りにも活用できることがたくさんあることに気付く。

    主人公が真面目でまっすぐな心ゆえ、ラストは少し切なさが残ってしまう。 全てがうまくいくように人生はできていないが、タイミングが違えばふたりが一緒になる未来もあったかもしれない。

    ふたりがそれぞれ生き続け、また深い眠りにつくことができる未来がそう遠くあり

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    2025年09月26日
  • 杉森くんを殺すには

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    ▼高校生女子・ヒロが主人公で。杉森君、というのはヒロの中学生までの親友(女子)。その杉森くんは、どうやら高校に入っていろいろとうまくいかず。ヒロとの間も、ぎくしゃくして親友ではなくなり。孤立した杉森くんは、自死してしまった。

    ▼・・・というここまでの段取りは、はじめは分からない。冒頭はいきなり、主人公ヒロが「杉森くんを殺すことにした」という決意から始まります。
     追々とわかってくるんですが、この時点でもう、杉森くんの自死から暫くたってるんです。つまり、杉森くんはもう死んでいる。だけどヒロは、杉森くんを殺すことにした。

    ▼私は杉森くんを殺すことにした。となると私は殺人者、殺人罪にやがて問われ

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    2025年09月17日
  • 杉森くんを殺すには

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    子どもたちが中高生になったときに読んでほしい本。

    良子さんが人生8周目くらいか⁉︎ってくらい悟っていらっしゃる。

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    2025年09月16日
  • 杉森くんを殺すには

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    愛があるからこその心の反応。いきすぎた友情って案外簡単に生まれてしまうものだとしみじみ感じている。あなたのことは大切に思っているから頼って欲しい。でも、わたしだって人間。わたしにも限界がある。そんなことをお互いがわかっていないといけない。

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    2025年08月29日
  • がんばらないことをがんばるって決めた。

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    4月から新社会人の私には心に留めておきたい言葉が多かった。仕事で辛くなっちゃった時には見返したいな。

    今でこそ自己肯定感は高い方だが、元々は低い方だったので、本書にもあるように、自分が自分を好きになるだとか、聞こえが悪いけど自分本位の行動はある程度大事だな思う。ちょっと他人に否定されたくらいじゃ傷付かなくなった。

    これから社会に染まって、周りの目を気にして行動する大人になってしまいそうな自分がいて少し怖いけど、そんな時は少し自分中心に振る舞っていきたい、壊れないようにね。

    言葉がスッと入ってきて読みやすかったです。

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    2025年04月09日
  • がんばらないことをがんばるって決めた。

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    ネタバレ

    長いお休みを経て、ひとつだけ分かったことがある。努力というのは、「我慢すること」や「他人から良い評価をもらうこと」だけとは限らない。疲れたら少し休んで、自分を見つめ直していくのも立派な努力だ。

    何者かになるよりも、自分が自分でいられるようにしよう。

    誰かに憧れられる夢より、自分が生きたいと思えるだけの夢を持とう。

    起きてもいない未来を不安がるより、目の前の日常を見つめてみよう。

    意味のある時間よりも、意味のない時間こそ愛せるようになろう。

    これまでの人生の努力をすべて回収しようとしたり、選んだ道を必ず正解にしなければいけないと、無理矢理に自分を奮い立たせて、ひたすらに頑張ることで自分

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    2025年02月27日
  • がんばらないことをがんばるって決めた。

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    すっかり捻くれて、綺麗な色じゃなくなっていた
    心の一部をするっとひっくり返してくれて、心が軽やかになりました。

    特に、仕事や1人でいることに悩み、
    ネガティブに考えがちな自分にとって読んで良かったと思う本でした。

    一般論ではなく、作者の方の経験から得たものばかりのようで、そこがとても心に響くのだと思います。

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    2024年12月29日
  • がんばらないことをがんばるって決めた。

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    心が軽くなる本。

    【「他人より良い生活」=「誰もが憧れる生活」をしなければ今までの努力を無駄にしてしまうという「呪い」にかかってしまっていた。】

    自分がまさしくこの状態でした。

    その状態に最近すごく疲れてて
    出会ったのがこの本。

    【仕事帰りに唐揚げをほおばることを幸せに思う大人になれたなら、努力の回収に成功してるに決まってる。】

    この言葉に救われました。

    本当にこれでいい。

    そして、『今自分幸せじゃん』って
    気付かされました。

    頑張りすぎなくていい。
    頑張りたいときに頑張ればいい。

    毎日を『やるべきこと』で埋めてたけど
    『やりたいこと』で埋めていこう。

    そう考えたら今の状況

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    2024年11月18日