おさつのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
婚約者で同棲していた彼が他の女性と旅先で事故に遭い突然亡くなったら。当然受け入れられないし、どれだけ心に傷を負うだろう。依里の気持ちを想像するとたまらない。遺された物や思い出に潰されてしまいそう。それでも少しずつ回復する中で寝具店で働きお客様の睡眠のために勤しむ依里は決して弱くはない。女性の夫との関係は2人にとって大事なものだった気もするし絶対ダメとか不謹慎とは思えなかった。人には説明できない気持ちや理解できない関係ってあると思うから。読んでると寝具や睡眠の大切さがわかり勉強になる。淡々としているけど深い。いい寝具のお値段には驚くけど自分に合った物をお薦めしてもらいたいし使ってみたくなった。と
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Posted by ブクログ
ゆるりとしたタイトルや表紙に惹かれたこちらの本。
夢に破れ、
恋人に裏切られ、
うつ状態も経験して、
親から離れて一人暮らしを送る、若き女性。
暗くなりがちな暮らしの中でも、
ひたすら考えて考えて、
辛さをひたすら耐えるのではなく、
ふわっと受け流すような。
そんな思考がステキだなーと思いながら読ませていただきました。
私自身は、
自分の生き方で悩むよりも
かわいい息子くんのことで気をもむことが多い毎日。
この本の中でハッとしたのは、
『救われたのは、厳しく怒られた記憶よりも
ただ甘やかされた記憶だった。
厳しさは時に無力で、甘やかしは時に誰かの存在を認めて救いになる。』
という部