おさつのレビュー一覧

  • 杉森くんを殺すには
    なかなかに衝撃的なタイトル
    でも、中身はとてもいい本でした
    児童書と侮ってはいけません
    あんまり書くとネタバレしちゃう、どうしようと書きながら思っていますが

    つらいとき
    苦しいとき
    依存しすぎることもなく、誰かに助けを求められたら、そうできたなら

    誰しも一度は消えたいとか思ったことがあるんじゃな...続きを読む
  • 杉森くんを殺すには
    タイトルに惹かれて手に取り、
    冒頭「杉森くんを殺すことにしたわたしは、とりあえずミトさんに報告の電話を入れた」
    で心をつかまれて一気読み、読み終わった後あらためてタイトルの良さに感じ入りました。

    ヒロちゃんのように悩むたくさんの子に届いてほしい。そのためにも、このちょっと刺激的なタイトルが効果的で...続きを読む
  • 杉森くんを殺すには
    謎の幻影、自立するための自分の守り方と人とのつながり方を学べた。多方面からじわじわ感情が動くキラキラ本!
  • 杉森くんを殺すには
    「杉森くんを殺すことにしたの」
    ステップファミリーの兄であるミトさんに、わたしは電話でそう告げた。
    ゆっくり考えて「そうか」と答えてくれたミトさんは、「殺したら捕まるからいまのうちに、やり残したことをやっておけよ」と「裁判所で理由を話さないといけない。杉森くんを殺さないといけなかった理由をまとめとけ...続きを読む
  • がんばらないことをがんばるって決めた。
    自己啓発本みたいにこれをして!とかじゃなく、こうして生きてみたら?少し心が軽くなるよってアロマみたいに癒されて毎晩読んでから寝てたので、心が毛布に包まれたみたいでよく眠れた
  • 杉森くんを殺すには
    まずタイトルを見て衝撃で二度見。児童文学だよな…?と。読みながら、ずっと胸に痛みを覚える感じ。これほどではないけれど、思春期の頃って、こういう人間関係のめんどくささってあったよなって思い出した。登場人物が基本的にみんな良い人で、そこが救われた。とにかく読めてよかった作品。
  • 杉森くんを殺すには
    感情移入してしまいボロ泣きしてしまいました。
    多感期だった私に読ませたいし、今後の子供にもぜひ読んで欲しい一冊でした。
  • 杉森くんを殺すには
    インパクトのあるタイトルとSNSでよく見かけたので気になって読んでみた。

    杉森くんを殺す理由を上げていく主人公のヒロ。読み進めるとだんだん杉森くんのことが分かってくる。

    ズシリと心に重く響く内容で過去の自身の経験からヒロの気持ちが分かりすぎて一気読み。
    過去の辛い時期に読みたかった。救いになった...続きを読む
  • 杉森くんを殺すには
    題名に驚き、内容にビビりました。この内容をYAで出す覚悟と周到さに星五つです。
    物語は、義兄に「杉森くん殺害計画」を相談する所から始まります。殺す理由は「意地悪」からスタートし、「わからない」、「自分が楽になりたい」と、少しずつ変化していきます。その変化の理由と必要性は、是非本書を読んで知ってもらい...続きを読む
  • がんばらないことをがんばるって決めた。
    昨年出会った私のおくすり本
    しんどくなった時に開くと決めている
    イラストの可愛らしさ、内容の温かさ、全部優しかった

    読んだ後、とても前向きな気持ちになれたので、
    よし!明日から頑張るぞと思ってしまったが、
    すぐに「がんばらないことをがんばる」のだと訂正した

    この本をAさんにおすすめしたら、
    Aさ...続きを読む
  • 杉森くんを殺すには
    重すぎず、軽すぎず、子供達の会話にクスッとしたり、登場人物を通して自分を見つめ返すことができたり。学生に限らず、沢山の人に読んで欲しい本。タイトルにはドキッとするけれど、読み進めていくと腑に落ちます。読んで良かった。
  • がんばらないことをがんばるって決めた。
    プチ躁鬱持ちの自分としては、本当に1頁ごとに救いになるような、かつ重たくない、ふんわりと背中を推してくれるような文言が散らばっている。
    落ちた時に、少しパラパラとめくれば、少し良く眠れるようになるような、そんな優しさのある本。
    パフェ食うとるぞ的な本より、何万倍も私にはフイットしたかな。(笑...続きを読む
  • 杉森くんを殺すには
    書評読んでざっくりの内容を知っていたけれど、期待以上に面白かった。押し付けがましくなく、うるさくなく、中高生に薦められそう。キャッチーなタイトルに反して真面目な内容で、このタイトルだからこそ届けたい層にアピールできるのもうまい。木彫りのクロブタ、かわいい。
  • 杉森くんを殺すには
    この本には、うーーーん❗️と唸らされた。

    主人公の結愛(ゆあ)は高校1年生。
    冒頭は、「杉森くんを殺すことにしたわたしは、とりあえずミトさんに報告の電話を入れた」という文から始まる。
    ミトさんの助言で、殺人を犯したら捕まるから、それまでにやりたいこと、あと杉森くんを殺したい理由を考えておいた方がい...続きを読む
  • 杉森くんを殺すには
    『世の中は複雑でめんどくさい。単純明快になんてなりゃしない。
    生きるって、ほんとうにめんどくさい。
    でも、あとからじわじわ楽しいことって、たいていはめんどくさいんだ。』
  • 杉森くんを殺すには
    杉森くんを殺す理由を考えて挙げていく。
    人と人の関係性の物語。誰かを支えて、支えられて、支えられなくて、支えてほしくて。
    主人公視点の物語は、主人公とともに視界が開けて新たな世界が見えてくる。その想いは心の中に残り語りかけてくるだろう。

    これは読んだ人と語りたいなあ。
    なるべく前情報なしで読んでほ...続きを読む
  • 杉森くんを殺すには
    杉森くんを「殺す」ことで、罰を背負おうとする高校1年生の女の子の話。
    赦される苦しみに囚われ、傷ついた心を抱えながらも、様々な人とつながり、前に進もうとする心の揺れ動きに惹きつけられました。
    伝えたいメッセージが確かにあって、希望と共に語られている。
    この本に出会えて、とても良かったです。
  • がんばらないことをがんばるって決めた。
    共感すること、共通点ばかり。
    考えるOLさんの、考えてきたこと、悩んできたことが、自分の事のようです。
    自分は、この本を休職中に読みました。
    心が救われたようでした。
  • がんばらないことをがんばるって決めた。
    自分を認めて愛すことが出来る人になろうと思いました。他の誰かと比べたり、無理に頑張る必要はない。そんなふうに過ごせることが自分にとっての幸せなのかなと感じた一冊です。
  • がんばらないことをがんばるって決めた。
    小さな共感の嵐で、等身大で、
    ひとつひとつとっても温かくなる言葉たち◎
    そのままの自分をまるっと愛せるようになれそうな言葉たち!

    イラストも可愛い☺︎

    大事なところはすでにマーカーになってたりして
    ぱっと読み返しても振り返れる

    何度も何度も繰り返し読みたい(^^)