金成陽三郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
抱腹絶倒、この四文字を用いても構わないくらい、ほんと、最高だ
読んでいる人間なら同意してくれると思うが、(1)より遥かにパワーアップしている
急激ではないが、船津先生の実力が伸びてきている証拠だろう
また、(1)を読んだ際にも感じた事が、本家をしっかりと読み込んで、自分の頭で考えているトコも大きい
粗を探しているって言い方は悪いが、本家のストーリーで、読み手が見逃していると言うよりも、てんで気にも留めていなかった、犯人の苦労、焦燥、羞恥を一つも残さずに探し出そうって、船津先生の努力が見える内容だ
本家を愚弄するな、と怒り心頭の人もいるだろう、恐らく
その気持ちは理解できる。なので、そういう人は -
Posted by ブクログ
最高~~~!!!!
マガポケでも課金して読んでるし、紙書籍としても購入してます。
原作も持ってるので、それと照らし合わせて読んでいる。最高。マジでおもしろい。原作を読んでいたときは「ほぉ~」くらいにしか思ってなかったトリックのやり方、よく考えてみたら難しいとこいっぱい!!「SASUKE出れるわ…ッ!!」のツッコミに爆笑。
そしてトリックのみならず犯人は迫真の演技もしなければならなかったのだ…。「やることが…やることが多い…!!」大変かよ…犯人って大変かよ!!
これはもう~!この作品は~!最高~!!!
そもそもね、金田一に出てくる人間は犯人含めて記憶に残る最高のキャラばっかりだからさ。我々は犯人 -
購入済み
犯人達のテンションが面白すぎる
原作漫画は全て読んでいます。
子供の頃に読んで怖くて泣いてしまった「金田一少年の事件簿」。
大人になってスピンオフを読んで爆笑する日が来るとは思いませんでした。
事件のあらすじも書かれているし、キャラクター登場時にも「犯人」と紹介されているので、内容を忘れていても話に入りやすいです。また、犯人達のキャラクターが個性的で面白い。東大やイニシャルなど本編に出てきた設定を押しに押しており、愛着がわいて「あるある」「トリックって大変だな」「確かに犯人視点だと金田一怖いわ」と共感してしまいます。
トリックを成功させるために一喜一憂している犯人達をみると、「彼らも犯人とはいえ人間なんだよなぁ」とちょっと -
Posted by ブクログ
なぜだ金田一!お前に解けない謎はないのか…!?(単行本帯より)
2巻が出るのをむちゃくちゃ心待ちにしていましたよ、金田一少年「犯人視点」スピンオフ(ちなみに3巻は2018年夏発売予定だとか)。
あの事件やこの事件の犯人たちが、陰でこんな風に頑張っていたなんて……!20年の時を経て明かし直されるトリックの数々に、憐憫の情を禁じ得ません。ふふっ(←笑っちゃってる)
原作読んでスピンオフ読んでその後もう1回原作読むと、更に堪えられない面白さ。そう思うと今回の外伝煩悩シアターすごいなあ。
小城拓也好きになってきちゃった。
【目次】
ファイル4・雪夜叉伝説殺人事件
ファイル5・タロット山荘殺人事 -
Posted by ブクログ
やめろ金田一!みんなの前で俺のトリックを暴かないでくれ…!!(単行本帯より)
『金田一少年の事件簿』、まさかの「犯人視点」スピンオフ。
Twitterでチラ見した瞬間からめちゃめちゃハマりました。
書籍化を待ち望んでいたのでとても嬉しい。
『金田一』で起こる事件ってどれも大体3人以上殺される連続殺人だし、動機も過去の陰惨な事件の復讐だったりするので、高校時代は暗い気持ちで読んでいたんですけど、それを見事なまでに逆手に取っていて最高でした。
多少無茶なトリックを努力と演技力でカバーする犯人たちに同情を禁じ得ない……。
なんかもうずっと読んでいたいです。
ネタ考えるの大変そうだけど、長く続い -
購入済み
おもしろい!
金田一そんなに好きじゃなかったのに興味本位で試し読みしたら買っちゃったw
くだらないっていうか 笑えるというか 本当そうよねって思いました。絶対おすすめ!
2巻首を長くしておまちしております!!! -
購入済み
犯人も頑張ったよ
金田一が解いた事件の犯人サイドから描いた本作は、残忍と思われていた犯人の努力が無駄にシュールでした。
この犯人たちの努力とそれをものの見事に解かれることを思うと、別作品ですがこの言葉が響きます。
曰く「犯罪は芸術、探偵は批評家」 -
Posted by ブクログ
最高、その一言に尽きる
ただ、それだけじゃ、未読の漫画読みの興味を誘えないので、もう少し詳しく書きたいと思う。最後まで読んでいただければ、ありがたい
まず、もう一度、言わせていただくが、この『金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿』は最高のスピンオフコメディである
本家も、連載当初は「反則だ」と非難の嵐を浴びたと聞いた事があるが、この外伝も相当にズルい
誰も思いつかなかったよな、これまで、殺人事件の犯人の苦労を描く、なんて
船津先生、やっぱり、実力がある
絵柄も下手過ぎず、上手すぎず、の丁度いい加減だからか、コメディとしての質を下げず、なおかつ、本家の看板も穢しちゃいない、ギリギリのとこを攻 -
購入済み
目の付け所がいい
「こんなトリックどうやって実行したんだよ」とか読者の誰もがつっこみたくなる部分にほんとにつっこんでる。殺人事件だから人は死ぬんだけど、ギャグとしての茶化し方が絶妙でブラックになり過ぎてなくて良い。あと、本編の謎解き部分や動機はあえてスルーしてるのが、原作を邪魔してなくて敬意を感じる。とにかく犯人視点のギャグというアイデアが素晴らしかった!続きも見たい。