田内学のレビュー一覧
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お金の不安を解消できる本と思い、本書を購入。
結論は社会全体や自身の行動を見直すきっかけとなる啓蒙活動の本であった。
お金そのものの不安を解消することが目的ではない。お金やその他の不安を抱えたままどう乗り越えればよいのかを教えてくれて、何度も読み返したい1冊であった。
・本では大きく4つのステップで話が進む
【情報を整理し、旅の支度をして、困難を直視し、仲間と協力する。】
本を読んでみて作者の原体験からこの本が書かれていることが良く伝わりました。そして、作者は危機感を感じており、その危機感を共有して共に動いてくれる人々を増やしているのだと感じました。今の時点では自分の行動が社会を大きく変える -
Posted by ブクログ
お金はただの通貨
自分のやりたいことをやってもらうために使う道具
お金は増えるのではなく、どこかに流れている
目的を共有して未来や社会に役に立つ投資をすること
僕らの範囲を広げると、お金を使うことが嬉しくなる
国の借金は海外からの輸入が大きくなった証拠。海外から欲しがられるようにならないといけない。
基本は贈与で社会は成り立っている。
社会人生活が長くなり、仕事の意味をお金以外で見いだせなくなってきて、より良い年収、福利厚生、社会的地位を目指さないとという焦燥感に駆られていたが、これこそがお金の奴隷。本来の目的をよく考え、社会の役に立つために働き、未来に投資する。今後はそんな生き方をしていき -
Posted by ブクログ
よい本でした。読みやすく、田内学さんの思いが伝わってきました。
「お金の不安という幻想」という題名だけを見ると、「私の不安は幻想なの?」とも感じましたが、読み進めると、大切なことは「お金」でなく、「他への愛」だと感じました。
いつの間にか、お金さえあれば、不安は解消されるとの認識が社会を覆うようになりましたが、原始から人は他への愛ゆえに物事やサービスを作っているのであり、他への愛の効率的な交換手段がお金なのですね。
互いに助け合うことが、物やサービスを作る動機になっていたのでしょう。
交換手段としてのお金が発明され、てから、利己を満たすため、大量の物やサービスが作られるようになり、利己 -
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ネタバレボスが学生の主人公と社会人の女性に向かって、お金と社会の仕組みについて、小説形式で語る本でとても読みやすかった。
お金を稼ぎたいと思いつつ具体的にどう稼ぐかに迷っていたため手に取った。
お金を個人がどう扱うか、ではなく、社会のなかでのお金の価値や流れ、考え方について例え話も含めて書かれていてとてもわかりやすかった。
働くということはお金を稼ぐことではなく誰かの役に立つこと、内側ではお金は増え続けるものではなく社会全体で見たらどこかに流れているのだと思った。
「金は天下の回りもの」という考えと同じだと思った。
お金自体に価値はない、とわかるようで分かりきっていなかったが、具体例が身近で -
Posted by ブクログ
お金の不安は人と共有しにくい分野。
例えば老後2000万円問題など
お金の不安はメディアによる煽りの影響が大きいから
そこの問題も大いにあると思う。
2000万円あったとしても社会を支える人がいなければ
その費用は2倍にも3倍にも膨れる可能性があるから。
稼がなきゃ!貯めなきゃ!
投資しないと置いていかれる!
と、不安になる前に少し落ち着きなさい。と
考える事はそこじゃなくてええんやで。と
自分は何に安心したいのか。
誰と支え合って生きるのか。
どんな仕事なら長く続けられるのか。
お金以外に育てるべき資産は何か。
社会が変わる中で、自分はどう役に立てるのか。
そんなヒントを貰える本でした -
Posted by ブクログ
いくらお金をためても、モノやサービスが限られていたら、
結局一番多くお金を持っている人にそのモノやサービスは行ってしまう。
お金を貯めることよりも、社会としてどうみながはたらくかを考えよう。
ってな感じの本かな。
人生で蓄えられる資産は
①人的資本 (自分自身)
②社会関係資本 (身近な人や仲間)
③金融資本 (お金)
の3つしかない。
という言い切り、いいね。
どうしても③のお金に目がいってしまうから、
老後2000万円問題、とかの話に政治からしてなってしまうけど、
最初に書いたように、お金は比較の問題なので、いくらあっても追いつかない。
それより自分を磨き、頼れる仲間 -
Posted by ブクログ
経済に関する本は多く読んできたが、日本経済の停滞理由について、ここまで分かりやすく書かれた本は初めてである。例えば、日本人の生産性の低さについて論じる際、多くの本は時代にそぐわない終身雇用制度や年功序列、無駄な会議といったミクロな要因に原因を求めている。しかし、日本人は世界的に見ても知的水準が高く勤勉な民族であり、そうしたミクロな各論だけでは、30年にわたる長期停滞の理由として納得できるものは少なかった。その点、本書は日本経済停滞の根本原因を人手不足に求めている。ヒト・モノ・カネの相関関係を歴史的な視点から紐解きながら、人口減少社会がもたらす構造変化を論理的に説明しており強い説得力があった。