田内学のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
これまで経済という言葉を聞くと、どこか自分とは無縁な、数字やグラフの世界の話だと思っていました。しかし、田内学さんの『お金の向こうに人がいる』を読み終えた今、私の目に見える景色は少し変わりました。経済とは、決して冷たい数字の羅列ではなく、私たちの「労働」と「助け合い」の循環そのものだったのです。
特に印象に残ったのは、現代社会が「GDP(国内総生産)を増やすこと」を目的化してしまっているという指摘です。著者はこれを「勉強の目的」に例えて説明しています。本来、勉強の目的は知識を蓄え豊かになることですが、いつの間にか「テストで高得点を取ること」にすり替わってしまうことがあります。経済も同じで、本 -
Posted by ブクログ
人のむこうにお金があるじゃなくて、
お金のむこうに人がいる。
まず人々の幸せを増やすこと。
つまり人を見ようと。
誰かが働いてモノを生産してくれてるからお金に価値が生まれる。
まぁそういう考え方も一理あるよねとなる1冊。
個人的にここが良かったとなったのはワインの話で…
『1本10万円のワインは、いいワインです。いいところを100個も200個も持っています。1本1000円のワインも、いいワインです。1個か2個はいいところがあります。1000円のワインがおいしいと感じる人は、味がわからない人ではありません。その逆です。たった1個か2個しかない、いいところに気づくことのできる幸せな人です -
Posted by ブクログ
ネタバレ私は正直「お金」が苦手です。
25歳になったけれど気づいたら使いすぎてしまうし、NISAも投資も保険もよくわからないし、でもお金がないと生きていけないということだけはわかっている。どうしたらお金を適切に扱えるのかわからないもどかしさ。日常を生きることに精一杯で、何をどう勉強したらいいのかもわからない。
けれど本作を読んだら何かきっかけが掴める気がしました。1度読んだだけでは、完璧ではない。けれど何かが芽生えそうな気持ちです。
読み終わって私が気になったのは、世界にあるお金は減ることも増えることもない。
ということはもし貯金という概念がなかったら、どうなのか?
お金を貯めずに、何かに使う。
高 -
Posted by ブクログ
―お金の多さ=自分の価値としてる人に向けた一冊。お金について勉強・知識として少ない人に向けた内容が多くて,学生の時に読んでいたらお金についての固定観念が崩れる助力してくれる。
確かに企業目線にしたら金稼ぎを主目的にするとその企業にお金が集まることが次第に減ってしまうのはあると思います。社会との共存を目的としている企業に対してこそ投資という名のお金が集まります。そして更に多くの人や媒体を対象として繋がりが拡大していく好循環が続いていく…何処までを現実論として捉え理想論として追うのか問題が発生しますが,そのバランスを自分の中で舵取りする力が必要なのかな