加藤元浩のレビュー一覧
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3編収録。
うち一編は、兄弟マンガ『Q.E.D.』とのコラボ企画。
『銀座夢幻亭の主人』。
バーとかキャバクラとかいうところには、ほとんど行ったことがないです。
文壇バーとか、憧れですが、ちょっと個人でいくには敷居が高いです。
キャバクラなんて、おねえちゃんと話すことがないです。
でも、銀座夢幻亭。
ちょっと昭和レトロが、よさげです。
特筆すべきは、この話の中で、いわゆる都条例について取り上げていることでしょうか。
はてさて、未来はどこに向かうのやら。
『夜にダンス』。
いいですね、タイトル。
「夜歩く」みたいで。
モノの考え方、というのは詭弁を弄することでいかようにもできるのだけど、その結果、世界観が変わるなんてことは、実はあまりそうない。
コペルニクス的転回など、まあ、そうそうあるものじゃない。
でも、トンボの話は、いい。
これは、是非読む価値がある。
僕がここで紹介するものじゃない。
是非、読んでほしいと思う。
これは、きっと忘れない。
なぜなら。
運命だから。
『大統領逮捕事件(前編)・(後編)』。
コラボ企画の森羅サイド。
『Q.E.D.』の方のレビューには書かなかったけど、森羅と想が会話をするきっかけになる、可奈のセリフはぐっときました。
是非、『Q.E.D.』の方を見て、確認してください。
それはそれとして、物語。
裁判の流れや結末は、もちろんコラボ作品だから、わかっているわけですが、それをさらに踏まえた上での謎とその結末、しっかり楽しませてもらいました。
うまいなあ、構成。
ちなみに、読む順番としては、『Q.E.D.』→『C.M.B.』という順番の方が良いようです。
その方が、いろいろとスッキリします。
いいコラボ企画でした。 -
Posted by ブクログ
一番好きなミステリコミック。
もう41巻。
2編収録で、一編は、『バルキアの特使』。
もう一つの連載マンガ、『C.M.B.』の主人公、森羅とのコラボです。
しかも、法廷闘争とくれば期待しないわけにはいきません。
しかしまあ、この一連の想vs森羅の話で、一番面白かったのが、
可奈&たつき無双という。
いや、二人並んでる時点で無双じゃないんですけど、もういいじゃないですか。
この二人で軍隊ですよ。
軍隊並みじゃなくて、軍隊以上です。
惚れるわ。
ネタでも馬鹿にしてるのでもなく、大好きなんですよ、この二人。
同時収録のもう一編は、『カフの追憶』。
これは、最後のネタはわかりやすいですが、だからこそ、いいです。
これは、とてもいい。
このまま、舞台にのせたい。
きっと、いい舞台になる。
ところで、作中の謎には疑問がないんですけど、最後のコマには、疑問があるのです。
そこにある、叙情性はわかります。
うまいです、キレイです。
でも、「どうやったの?」がわかりません。
どなたか、答え教えてください。
何か見落としてるのかなあ……? -
Posted by ブクログ
ネタバレミステリコミックの金字塔。
・「四角関係」
・「密室 No.4」
二遍を収録。うち、「密室 No.4」は、書き下ろし。
「四角関係」の、犯人の最後のセリフは、これはすごい。
今回は、単なる事件の関係者、というだけでなく、ちゃんとそれぞれの人物が描かれているので、四角関係が成立していくコミカルさが、より際立っていた。
だからこその、この結末、いい感じです。
「密室 No.4」は、なんだか某作家を思い起こしてしまうけど、たぶんモデルにしたわけでもないんでしょう。大丈夫大丈夫。いそうだけど、こんな人。大丈夫大丈夫。この物語はフィクションだから。
殺人事件謎解きツアーって、一度くらいはやってみたいですよね。 -
Posted by ブクログ
出続ける限りは買います。損はしないので。
今回は、人事的なお話と「人が悪い」とーまくんのお話。
前半のお話は、なんだかすっきりしなかったですね。
お通夜までにどれくらい日があったのかはっきりしなかったから…
じゃないかなと思うのですが。
いつ実験したのか、とか、もう少し自然な伏線が欲しかったです。
パラドックスもけっこうこじつけな気もするので。
「人が悪い」とーまくん。
この「人の悪さ」って…いまいち分かりにくくて…
ただ、船の上で目を細めるとーまくんは非常に色っぽく、
だいぶ美少年でした。美少年で天才って、すごいなあ…
たまに加藤先生は非常に美しいとーまくんを描いてくれるので
そのたびに心臓をどきゅんされます。