中川淳一郎のレビュー一覧
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本書には…日常の様々なケースに出現する『壮絶にダメな大人』が次々と登場する。
徹底的に敬語使用を避け尊大な態度が過ぎるおっさん、端から公平な立場にいない『紐付き』第三者委員会、生活に窮していないにもかかわらず格差や貧困を嘆き、挙げ句に『抜本的対策が必要です』で仕事完了の上級国民コメンテーター、言い訳も役人が書いた作文棒読みの厚顔無恥な政治家、『ネトウヨ言説』を真に受け、FBに差別的な書き込み大炎上する『ネットde真実』に毒された中高年、インスタ映えを意識しすぎるあまり眼前の料理がひからびても撮影に勤む人、とにかく何かあると『アベのせいだ』と言い、それに対して『お前は隣国の回し者だ』と言い返し -
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Posted by ブクログ
10年くらい前に読んだものだが、実家で見つけて懐かしくなり再読してみた。これを読んだ頃は、ミクシイとかフェイスブックとかのSNSに結構夢中になっていたのと、会社の社内掲示板の関係を任されていたこともあり、ちょっと興味をそそられたので読んだのだと思う。社内掲示板関係といっても、システムの管理者ではなく、投稿の促進や問題のある内容を監視するような役割だった。
これを読んで、何か役立てることはないかと思っていたのだが、当時の読後の感想は少し期待外れだったように感じたと思う。ちょうど、自宅でもケーブルTVの光回線でそれなりのネット環境になっていたこともあり、自分自身もネットで何かできないかなと思う頃だ -
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メモ
コンサル・研究者・ITジャーナリスト
◯梅田望夫
Web2.0→ネット上の不特定多数の人々や企業を受動的なサービス享受者ではなく能動的な表現者と認めて積極的に巻き込んでいくための技術やサービス開発姿勢」
◯佐々木俊尚
→社会的地位の度外視、タブーなき言論、参加のオープン性
運営当事者
→ネットの一部でなっている話題は世間に大した影響はない
ネットが普通の人・バカな人にも普及したことにより良質な情報は埋もれている
媒体の読者層によって書く内容は変わる
テレビ→不特定多数:当たり障りの無い内容
(特定)雑誌→雑誌のコンセプトに合わせた内容
無料のテレビやネットと違い有料の雑 -
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まあ…普通でしたかね。ネット・世の中には馬鹿が多いっ! とか何とか云いつつも、中川氏も結構思想的に偏っているような…気がしてならなかったのは気のせいでしょうか!?
ヽ(・ω・)/ズコー
まあ、ネット右翼みたいなんは僕も馬鹿だとは思いますけれども…ちょっと中川氏の韓国に対する意見がなぁ…アレだと思いましたね。
ヽ(・ω・)/ズコー
まあ、そんなことを言いつつも最後まで読みましたけれどもねぇ…未だに中川氏のお仕事っちゅーのは不可解な感じがしますね! ネットのニュースに本書のように突き込みを入れるのが、すわなちお仕事ってことになるんでしょうか?? ん~…インターネッツを駆使してお金稼ぎで -
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氏の著作としては「ウェブとは馬鹿と暇人のもの」? みたいなタイトルの本を読んだきりでしたけれども、今回のはタイトルが気になり、手に取ってみることに…。
ヽ(・ω・)/ズコー
んー…僕はどちらかというと大雑把な方なので、氏のように、たとえば食材を買う時に頭ん中で計算したりはしないですなぁ…とにかく徹底的にコストとかリスクだとかを計算していますよね!
それは凄いことだと…素直に感心するんですけれども、個人的にはそこまで考えなくてもいいかな…と。
あと氏は結構料理するみたいなんですよね! 僕はまあ、ほら、一人暮らしですからね。簡単で手っ取り早いものを作りがちなんですねぇ…味もまあ、そこそこ -
Posted by ブクログ
『ウエブはバカと暇人のもの』から数年して、
ツールが新しくなっても、
やっていることは変わらず、
むしろバカが表面に出てくる機会が格段に増えた。
どんな新しいものが出てきても、たどる過程は変わらない。
結局テレビは今でも大きな影響力があるし、
テレビに出ている人の影響力も大きい。
記名と無記名で見せる顔の違い。
顔がわかる場所で自分の趣味や嗜好をさらすときの
「みっともない」の自制と「イケてる自分」の演出。
関係が周りに見える場所でのややこしく遠回しなやりとり。
使える時間はみんな等しく24時間しかなく
情報やお楽しみがあふれたところで、かけられる時間は限られている。
結局、自分の気持ちのいい -
Posted by ブクログ
ネットが広まっていく過程を自分の体験をもとにして語っていて分かりやすい。
最後は固有名詞が多すぎて、
知っている人なら、つながりの醍醐味を感じられるのかもしれない。
ネットで有名になった人たちと言うのは多数いると思うが
ひとつの事例を知ると、
今の膨大で、とらえられない規模の世界にも
始まりがあって理由があったんだと分かる。
ネットニュースをはじめとして、
更新の頻度と記事の多さを思うと
どうでもいい内容、どうかと思う参照先、
反応として挙げられる事例の薄っぺらさ、
文章の拙さ、
どれも致し方ないことなんだろうが、
いつのまにかそういう単純で分かりやすく本当にそうなのか検証も甘いようなネタと