中川淳一郎のレビュー一覧

  • ネットのバカ

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    こういう、ネットを客観的に見る(それもネットを仕事で使っている人による)本はあまりないと思う。これからどうネットと距離を置くかの点で非常に役に立った。これからもあまり近づかないで、遠くから眺める感じで付き合おうと思う。

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    2016年10月20日
  • ウェブでメシを食うということ

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    中川氏の事はTBSラジオのセッション22で聞いて知りました。ただのよっぱらいだと思ってましたが、ネットの黎明期から仕事してたことが、ラジオでの強気な発言の裏付けだったんだと少し納得。
    半生を綴りながら、ネットの立ち上がりから普及の今までの歴史もその時の人物をベースに書かれてるのでネットの歴史としても読めます。

    しかし、本人のネット上のキャラクターからは想像つかないくらいおとなしい(落ち着いた)文書を書くんだね…

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    2016年09月20日
  • ウェブはバカと暇人のもの~現場からのネット敗北宣言~

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    この本では、インターネットが普及したことで、その便利さだけではなく、かつてなかった炎上などの問題が次々起こっている問題に警鐘を鳴らしています。

    最近ではツイッターが「バカッター」とも呼ばれ、ネットユーザーがアルバイト中に店内の冷凍庫に入った写真をアップしてアルバイトをクビになったり、就活生が荒れた日常生活を投稿することで内定を取り消されたりと、数々の炎上騒ぎが起きています。
    このようにネットは誰でも気軽に使えるからこそ、自分の手が届かない範囲にまで多大な影響を及ぼしています。

    私もネトゲやはてな界隈にはびこる重度のネットユーザーですが、炎上しないようにネットでの身の振り方を気をつけ、現実世

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    2016年08月25日
  • 節約する人に貧しい人はいない。

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    成田空港で見つけて気になって買った本。
    気になるタイトルでつられて買ってしまってうーんと思っていたが、意外や意外、面白かった。
    特に一番最後のコラムなんかは笑いながら読んだ。

    その人の経済感覚ってやっぱりその人の歴史そのものなんだな。

    これが正しい、という本では決してないし、著者と同じようには生活できないけど、どのように生きるかを考えるにおいてなるほどね~と思えることが多々書かれていてよかった。

    あと見栄で生活基盤を作っていくことの怖さを感じた。

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    2016年08月28日
  • ウェブはバカと暇人のもの~現場からのネット敗北宣言~

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    ネットニュースの編集、フリーライターとして有名な中川淳一郎さんの出世作。

    Web2.0をはじめ、Web・インターネットを礼賛ばかりする理論家の頭の良い人たちの論壇とは真逆で、実際にインターネットを長年ウォッチしてきた現場の著者だから言える「ウェブにはバカと暇人しかいない」という主張は清々しく腑に落ちるものだった。

    テクノロジーの進化というものは、礼賛と危険性みたいな極端な未来ばかりが語られるが、実際はそんな綺麗なもんじゃないという姿勢は、誰しもが理解しておかないといけないリテラシーじゃないかなと思う。

    Webに関わる人なら必読な書だろう。

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    2016年01月18日
  • ネットのバカ

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    ・あるカテゴリで勝てる人は一人。それ以外は搾取される側となる。
    ・webはweb以外の世界での強者をもっと強くする
    ・本当に必要なことはweb以外の世界で強くなる方法を模索すること。

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    2015年08月23日
  • ネットのバカ

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    前著 ウェブはバカと暇人のもの と似たり寄ったりの内容だが、SNSに関する考察などが増えており娯楽としては楽しめた。基本メッセージは、『ネットに高尚な期待を寄せるのはやめよう』。
    まさにその通りである。

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    2015年07月03日
  • ウェブはバカと暇人のもの~現場からのネット敗北宣言~

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    タイトル通りの内容で、『まあそうだろうな』という結論。ただ日々バカで暇人のネットユーザーと直接対峙しているだけに説得力は抜群だ。『集合愚』と言うのも妙に生々しくて、思わず笑ってしまった。
    頭のいい人がネットを使えば当然価値はあるんですよ、という前提がタイトルと主張の過激さで弱まってしまっているので誤解を招いていると思うが、一読の価値あり。

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    2015年05月17日
  • ネットのバカ

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    『ウェブはバカと暇人のもの』で有名なネットニュース編集者の著者が、シビアなネット社会を分析した一冊。

    リアル社会よりもネット社会の方が格差社会だし、最初の人、あるいは後発でも現実社会で力を持つごく一部のものが勝ち組になるというもの。
    (自分はやらないけど)芸能人ブログのアフィリエイトを開いたり、商品ページで「いいね!」を押したりするのは、情報強者に搾取されてるだけだと看破する。

    そして最終章の前では、「ネットは特別」であり続けるのは、過度な自己承認欲求の持ち主かネトウヨか、もしくはネットのエヴァンジェリストであると。

    頷ける点が多々ある一方、自分はネットの力をまだ信じてるし、信じてるか

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    2014年11月27日
  • ウェブはバカと暇人のもの~現場からのネット敗北宣言~

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    刺激的なタイトルと的確な分析でなる程と思わせる。
    ただ少し冗長な感じが否めず、もう少し主張を絞り込めれば更に説得力が増しただろうことが少し残念。
    どちらかと言えばはやし立てる側の立場にあるので、「ネット敗北宣言」心にとめておかなければならないかも知れない。

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    2014年10月13日
  • ウェブはバカと暇人のもの~現場からのネット敗北宣言~

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     過度にネットに期待する人が多い?
     学校でも「とりあえずHPを立ち上げないと」なんて考えている人が多く,立ち上げたはいいが,更新ができない…なんてこともよく聞く話。これまで,学級通信や学校だよりでまにあっていたことを,ネットで発信して,なにか大きく変わるのか?
     ネット事大主義のような現状を嘆き,「ネットに期待するな」「ネットは暇人のするもの」とバッサリ。本人はネットで仕事をしている人なのだが,だからこそ,このバッサリ感は気持ちいい。
     わたしがこうして読書後に本の感想を書いているのも,ある意味暇人だから…。時間があるから…。
     ただ,今までも,自分の備忘録の意味で,一太郎に書きためてきた。

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    2014年08月27日
  • ウェブはバカと暇人のもの~現場からのネット敗北宣言~

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    性悪説からウェブを正直に語る人は珍しく、なおかつ露悪的に終わらずに堅実な結論に落としているところが非常に誠実。けっきょくウェブの力で何かが勝手に花開くということを期待するのではなく、本業を地道にやりなさいという、実は良質な性善説の論者と同じような教えにたどりついているところが面白い。

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    2014年08月26日
  • ネットのバカ

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    モヤモヤとしたものがスッキリした。
    現状のネットの「超」現実。

    どんなことでもそうだけど「自分」を持っていない人は簡単に流される。自分が選んでいると勘違いしながら。。

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    2014年04月21日
  • ウェブはバカと暇人のもの~現場からのネット敗北宣言~

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    「ネットはあなたの人生をなにも変えない」

    ネットでは、暇人が幅を利かせている。そのことが多彩な実経験をもとに語られている。ビジネスでネットを使う前に読みたい一冊。

    もちろん、ネットにはまともな人も多くいるし、モラルも少しずつ上がってきていると思う。

    しかし、もうネットに過度な期待をするのは辞めようと思う。

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    2014年03月18日
  • ネットのバカ

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    ネットでの勝ち組は一握り。。
    そうだよなーなんだか夢を見てしまうけど結局勝てないんだよなーと実感したりww。
    面白かったです。

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    2013年11月08日
  • ネットのバカ

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    強烈なタイトルとは、裏腹にとてもメッセージ性のある本質を突いた内容となっている。

    広告に関わる人間として、「口コミ」について書かれているところなどは、表面的に考えるのではなく、もっと「本質的にブロガーとは」のように考えるきっかけになるし、ツイッターはどのようなツールかなど、ものごとを流行に乗った答えではなく、一歩踏み込んで考えられるようになる。

    著者はネット系編集者であるので、ネットでウケるネタ・叩かれるネタなどの編集系ネタも満載なのだが、上記の広告に対する示唆もとても勉強になる。

    ネットが当たり前になり、ネットリテラシーの問題などが表面化しているが、ネットを使うだけでは、個人の能力があ

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    2013年09月25日
  • ネットのバカ

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    Twitterの現状と、最近の2ちゃんねる動向がよく分かる本。
    どうやっても情報バイアスの呪いからは抜け出せないので、
    ネットの情報は偏っていると判断したうえで自分の意見をいえばいいんだなと思った。

    ネットの方がリアルよりも意見が言いにくい、というのは完全に同意。
    ネットの方が記録性・拡散性があるために、普段全く意識しないものでも突然広まることがあり、怖いと思うことがしばしばあります。
    ネットライフに注意しようと再認識させてくれる本でした。

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    2013年09月25日
  • ネットのバカ

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    ステマやソシャゲなどについて共感できる内容が多いが、中でも一際目を引いたのは嫌韓に関するものだ。特に最近では2chまとめブログなどを読んでその思考を加速させる人も多いようで目も当てられない。中韓叩きから来る愛国心は本物ではない。テレビが報じないニュースがネットにはあると信じ込み、結果としてまたネット上の偏った思想に染まっているだけなのである。

    その点著者の冷静な視点は称賛に値する。この記事の冒頭でなんとなくわかってたと書いたが、本書ではそれを鮮やかに切っていくかのようだった。今置かれている状況を落ち着いて、客観的に眺めて分析することの重要性を学んだ。

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    2013年09月10日
  • ネットのバカ

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    四年前の本よりさらにストレートなタイトルの本が出た。ネットの実情をわかりやすく、身も蓋もなく語っていると思う。

    が、嫌韓嫌中の自称愛国者とやらの馬鹿な行為のせいで、せっかく中立的だった著者がいくらかしばき隊に親和的になってしまったのは歯がゆい。

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    2013年08月22日
  • ネットのバカ

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    多くの人が薄々感じていながらも言えなかった真実「ウェブはバカと暇人のもの」ほどのキレは無いけど、それでも色々気づかせてくれます。ネットに幻想を抱いちゃダメ、まずは実世界で努力せよ、ですね。

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    2013年08月18日