【感想・ネタバレ】ウェブはバカと暇人のもの~現場からのネット敗北宣言~のレビュー

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Posted by ブクログ 2023年11月17日

2009年に書かれた本。良書である。
これ程、インターネットの世界を適切に分析している本はないなと思う。
2023年に読んでも、書かれた当時から進化するわけでもなく、ネット社会はバカと暇人のものであることに変わりはない。

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購入済み

ネットの未来

2022年10月05日

まだインターネットが世の中に普及しはじめたときの本だが、現在につながる視点も多くためになる。SNSによるコミュニケーションが中心となった現代の指針になりうる。

#タメになる

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Posted by ブクログ 2024年03月18日

これが書かれてから15年くらい経ってる?

多分当時よりもウェブのよくないところが目立ってる気がする。

余り読解力が伴ってないだろう人の揚げ足取りのコメントやら炎上案件、どんどん質が低下してる動画の諸々。

分かっているけど何となく観てしまう動画。

もうやめたくて手に取りました。

少し、離れら...続きを読むれると良いのだけど。

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Posted by ブクログ 2021年04月17日

国内のインターネットの実態について、ニュースサイトの編集者が書いた本です。

すでに10年以上前に書かれた本ですが、今の状況とほぼ変わっていない気がしました。

著者の言うように、未だに人も企業もインターネットの可能性について期待しすぎです。

一日中ネットを使って、色んなサイトを覗き、そこに書き込...続きを読むみを頻繁にするような人たちは、実態を知らない人にとっては想像できないような人が多いようです。

一般的にウケるネタとネット向きのネタに乖離があると指摘されています。
サブタイトルにあるように、この時点で「ネット敗北宣言」が掲げられています。
結局、人間って、そんなに立派なもんじゃなくて、多くの人はバカなことが好きだということです。

本書とは逆にインターネットによる希望が感じられるようなプロブロガー・立花岳志氏の著書『「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる』を合わせて読むことをお勧めします。
対照的な部分がありつつも、どちらもネットの実態を書いた内容で、非常におもしろいです。

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Posted by ブクログ 2018年12月26日

著者の言うとおり、確かにウェブ上には多くの「バカ」と「暇人」によって成り立っているものが多い。そして、高尚なものよりもテレビネタ、有名人の粗探しのほうがPVは稼げるということもその通りだと思う。
しかし、そのバカと暇人はどれくらいの割合で存在するのかというと、割りと少ないのでは?双方向とはいいつつも...続きを読む、世の中まだまだ閲覧するだけの人間のほうが圧倒的に多いと感じる。

一部の暇人によって、ブログが炎上したとしても、自分の意見は貫き通すくらいの意識と、バカの意見を真面目に聞かず、軽く聞き流すという姿勢を保ちたいものだ。

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Posted by ブクログ 2018年10月12日

これはネットの世界の現実を描いているのであろうか?
現実の全てではないかもしれないが、「ウェブ進化論」がそうであったように、これもまた現実のひとつの側面なのであろう。
こちらの世界の方が一般的であるように思われるが。

ネットに過度の幻想を期待せず、あくまでもリアルでの生活を充実させようということだ...続きを読むろう。

良書だと思う。

[more]
第1章 ネットのヘビーユーザーは、やっぱり「暇」
(品行方正で怒りっぽいネット住民
ネット界のセレブ「オナホ王子」 ほか)
第2章 現場で学んだ「ネットユーザーとのつきあい」
(もしもナンシー関がブログをやっていたら…
「堂本剛にお詫びしてください」 ほか)
第3章 ネットで流行るのは結局「テレビネタ」
(テレビの時代は本当に終わったのか?
ブログでもテレビネタは大人気 ほか)
第4章 企業はネットに期待しすぎるな
(企業がネットでうまくやるための5箇条
ブロガーイベントに参加する人はロイヤルカスタマーか? ほか)
第5章 ネットはあなたの人生をなにも変えない

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Posted by ブクログ 2017年02月01日

進化の早いウェブにおける論評として8年前に書かれたとは思えないほど先見の明に満ちた本。ただしミクシィを知らない世代は読んでもよく分からないと思う。中年向け。

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Posted by ブクログ 2016年12月07日

この本が出された2009年4月と現在2016年12月のちがいに興味をもって読んでみた。著者は酔っぱらいキャラだが内容は信頼できる人でもあるので。

ここに書かれたことと現状は7年後の今も、ほとんど基本的なところは変わっていない。
「インターネットが普及した95,6年以降、インターネット技術は基本的に...続きを読む変わっていない。速度が上がったりきれいになっただけで……。なぜならインターネットの基礎的な技術はすでに開発が終わってしまっている」というひろゆきの言。これに限らずひろゆきの引用は流石の慧眼がずらり。

当時から大きく変わった唯一はPCからモバイルへ、ということだろう。
対して現場ではなく評論家のファッションキャッチ的な取り上げ方(例えばウエブ2.0)などは本質をついていないというのも納得。こういった「評論」はウエブほど向いてない(というか当たらない)ものはない。凄まじい数が産まれては消える「バブル経済」なんて使い方よりも本来の意味の無数の泡であり、そん中からボトムアップで流れが決まるのがネットの本質だからだ。後追いで結果論を評論している方が(まだ)良い。
著者が語る、ネットでブランド構築は厳しい、というのは納得。ヴィトンが雑誌などでブランド構築し、ネットではしれっとしたウエブサイトで壁を作ることで差別化をしている例はなるほど、と思った。

唯一2009年と大きく変わったのは「ネットで流行るのは結局テレビネタ」の章。
テレビ(特に民法)の情報、特にニュースはネットに完全に負けている。今はネットのものをテレビが追いかけている感じ。テレビの情報の質、コメンテーターのレベルの低さが隠しきれなくなっている。
ただし、ネットの信頼できるメディア組織はごく少数。ネットと言う全体の良質な部分なので取捨選択できる目が必要だと思う。

タイトルの「バカと暇人のもの」というウエブだが「バカ」をウエブ大企業が大々的にやった酷い例がパクリ盗作記事の量産で大メディアになろうとしたDeNAのメディア事業事件。盗むことが個人の行為として見過ごされていただけの違法行為を大企業が自覚にも乏しく大々的にやっちまった、という。つまり「メディア」の意味も知らない「ウエブバカ」の弾薬庫の大爆発であった、

他にオーマイニュースのずっこけ閉鎖までの経緯は、その後都知事選で再評価される鳥越俊太郎編集長のアホっぷりの片鱗も伺えて笑った。

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Posted by ブクログ 2016年08月25日

この本では、インターネットが普及したことで、その便利さだけではなく、かつてなかった炎上などの問題が次々起こっている問題に警鐘を鳴らしています。

最近ではツイッターが「バカッター」とも呼ばれ、ネットユーザーがアルバイト中に店内の冷凍庫に入った写真をアップしてアルバイトをクビになったり、就活生が荒れた...続きを読む日常生活を投稿することで内定を取り消されたりと、数々の炎上騒ぎが起きています。
このようにネットは誰でも気軽に使えるからこそ、自分の手が届かない範囲にまで多大な影響を及ぼしています。

私もネトゲやはてな界隈にはびこる重度のネットユーザーですが、炎上しないようにネットでの身の振り方を気をつけ、現実世界と同じように人の目を気にして生活していかなきゃなと思いました。

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Posted by ブクログ 2016年01月18日

ネットニュースの編集、フリーライターとして有名な中川淳一郎さんの出世作。

Web2.0をはじめ、Web・インターネットを礼賛ばかりする理論家の頭の良い人たちの論壇とは真逆で、実際にインターネットを長年ウォッチしてきた現場の著者だから言える「ウェブにはバカと暇人しかいない」という主張は清々しく腑に落...続きを読むちるものだった。

テクノロジーの進化というものは、礼賛と危険性みたいな極端な未来ばかりが語られるが、実際はそんな綺麗なもんじゃないという姿勢は、誰しもが理解しておかないといけないリテラシーじゃないかなと思う。

Webに関わる人なら必読な書だろう。

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Posted by ブクログ 2015年05月17日

タイトル通りの内容で、『まあそうだろうな』という結論。ただ日々バカで暇人のネットユーザーと直接対峙しているだけに説得力は抜群だ。『集合愚』と言うのも妙に生々しくて、思わず笑ってしまった。
頭のいい人がネットを使えば当然価値はあるんですよ、という前提がタイトルと主張の過激さで弱まってしまっているので誤...続きを読む解を招いていると思うが、一読の価値あり。

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Posted by ブクログ 2014年10月13日

刺激的なタイトルと的確な分析でなる程と思わせる。
ただ少し冗長な感じが否めず、もう少し主張を絞り込めれば更に説得力が増しただろうことが少し残念。
どちらかと言えばはやし立てる側の立場にあるので、「ネット敗北宣言」心にとめておかなければならないかも知れない。

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Posted by ブクログ 2014年08月27日

 過度にネットに期待する人が多い?
 学校でも「とりあえずHPを立ち上げないと」なんて考えている人が多く,立ち上げたはいいが,更新ができない…なんてこともよく聞く話。これまで,学級通信や学校だよりでまにあっていたことを,ネットで発信して,なにか大きく変わるのか?
 ネット事大主義のような現状を嘆き,...続きを読む「ネットに期待するな」「ネットは暇人のするもの」とバッサリ。本人はネットで仕事をしている人なのだが,だからこそ,このバッサリ感は気持ちいい。
 わたしがこうして読書後に本の感想を書いているのも,ある意味暇人だから…。時間があるから…。
 ただ,今までも,自分の備忘録の意味で,一太郎に書きためてきた。それを,少し知り合いに,こんな本を読んだよ,面白かったよ,と,知らせたいだけだけ。
 ネットの匿名性のせいで,下品な発言が後を絶たない現状を考えると,ネットとは,上手に付き合わないと,振り回されてしまいますね。
 それにしても,FBなんてものができたおかげで,1日20分は,それを見ている自分がいるのです。わたしもやっぱり,「バカと暇人」の仲間かな。

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Posted by ブクログ 2014年08月26日

性悪説からウェブを正直に語る人は珍しく、なおかつ露悪的に終わらずに堅実な結論に落としているところが非常に誠実。けっきょくウェブの力で何かが勝手に花開くということを期待するのではなく、本業を地道にやりなさいという、実は良質な性善説の論者と同じような教えにたどりついているところが面白い。

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Posted by ブクログ 2014年03月18日

「ネットはあなたの人生をなにも変えない」

ネットでは、暇人が幅を利かせている。そのことが多彩な実経験をもとに語られている。ビジネスでネットを使う前に読みたい一冊。

もちろん、ネットにはまともな人も多くいるし、モラルも少しずつ上がってきていると思う。

しかし、もうネットに過度な期待をするのは辞め...続きを読むようと思う。

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Posted by ブクログ 2019年03月09日

ネットの現状とネットの付き合い方とネットを利用する場合の心構えを赤裸々な現実を例に著者流のくだけた口調で説明された本。共感するところが多くあっとゆうまに読めました。特に①結局はテレビ>ネット②結局ネットでクリックさせるにはB級ネタという箇所が響きました。確かに、TVで出ていないネットの流行語など親戚...続きを読む等周囲の一般的人間は良く知らないのが現実ですからねぇ。

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Posted by ブクログ 2017年08月15日

結論がもうタイトルになっている。

インターネットはもう完成した技術だから、これ以上進歩しないし、過度な幻想をいだくのはやめよう、という本です。

確かに自分も暇な時しかブクレポ書かないし…



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Posted by ブクログ 2018年10月20日

ウェブを直視しろよ本その2。大衆からの視点であり、ネット住人にはこっちの方が楽しめる。『ノイジーマイノリティ』にまで言及してほしかったが、基本的な論には賛同。大衆でくくればバカしか見えなくなるでしょう。悲観して絶望して終わってるのはもったいない。改善策まで踏み込めばさらに面白くできたんじゃないかと。

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Posted by ブクログ 2024年04月02日

著者の名前を見て一抹の不安を覚えたが、タイトルに魅かれて手に取った。
実際に読んでみて、私の想定していた内容と大幅に違ったので、星3つ。
ウェブはバカと暇人のものということを、バカ→バカになる、暇人→時間の無駄という結論を期待して読み始めた。
つまり、ウェブに依存することによって、バカになり、時間の...続きを読む浪費になるということなのかと思ったが、その逆で、ウェブを使っている多くの人は、バカと(時間の浪費が可能な)暇人だということが本書の趣旨だった。
前半は、ウェブを使っている人を揶揄するしたり、著者の単なる愚痴のように思われて、読み進めようか迷ったけれど、後半はウェブを使って商品やサービスを広めようと考えているビジネスマンにとっては有意義な内容かと思う。
それにしても、ここで言うウェブって本当にくだらないものだなーと思った。
集合知としての素晴らしい側面ではなく、集合愚としてのくだらない側面にスポットを当てた内容だ。

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Posted by ブクログ 2024年01月12日

10年ぐらい前の本なので今の状況とは違うところあります。

それでも今も変わらず、ネット上には無駄に誹謗中傷・クレームを言う人がいます。
正義のために言ってるんでしょうけど迷惑になっていますし、言ってもどうにもならないのに〜と思います。
気にしなければ良いだけのこともたくさんあります。


ウェブは...続きを読む仕事や暮らしをよくするために活用できるようにしたいです。バカな使い方、暇つぶしでは使いません。

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Posted by ブクログ 2023年02月10日

特段、目新しいことは書いてないんだけど
改めてネットニュースを見るのは時間の無駄
だなと思えた。
しかも2006年の話。今と変わってないじゃん笑

そして皮肉なことにネット民やウェブを酷使する人を揶揄する人達ってジョブス然り、ネットのシステムを作ってたりそれらを生業にしてる人達ってこと。実際に著者も...続きを読むそう。
Instagramの開発者も1日10分以上は絶対見ないって言うし。
実際にデジタル断捨離をしたい方はデジタルミニマリストという本がオススメです。
私はコレ読んでスクリーンタイム半分になりました。ガチです。

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Posted by ブクログ 2019年10月08日

ネットで受けるネタはエロと美人、的を得ているなと思った。

本書が書かれてから10年、大分一般人のブログの質も上がってきたような気もするが、そのほとんどはアフィリエイト収入を目的とした商業ブログである。結果本当の口コミが見つかりにくい。グーグルマップもサクラ多いし。

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Posted by ブクログ 2019年08月12日

10年くらい前に読んだものだが、実家で見つけて懐かしくなり再読してみた。これを読んだ頃は、ミクシイとかフェイスブックとかのSNSに結構夢中になっていたのと、会社の社内掲示板の関係を任されていたこともあり、ちょっと興味をそそられたので読んだのだと思う。社内掲示板関係といっても、システムの管理者ではなく...続きを読む、投稿の促進や問題のある内容を監視するような役割だった。
これを読んで、何か役立てることはないかと思っていたのだが、当時の読後の感想は少し期待外れだったように感じたと思う。ちょうど、自宅でもケーブルTVの光回線でそれなりのネット環境になっていたこともあり、自分自身もネットで何かできないかなと思う頃だったのではないか。

本書の内容は、10年経った今でもそれほど本質的には変わってないように見える。読んでいて、「ああ、こんなこともあったなあ」と懐かしく感じる出来事などが思い出された。当時はYouTubeのような動画が出始めた頃ではないかと思うが、動画で生計を立てる人々が現れ、なりたい職業にもなって来たことは、本書にも書いてなかったことではないだろうか。結局、あれから会社も変わり、ブログやSNSなどにもあまり興味を持たなくなってしまった。ユーチューバーのような特殊な職業は、これからもネット社会では影響を与える存在になるかも知れないが、本書にあるように、本質的にはネットで大革命というようなことは当分期待出来そうにないように思う。

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Posted by ブクログ 2019年01月04日

メモ

コンサル・研究者・ITジャーナリスト
◯梅田望夫
Web2.0→ネット上の不特定多数の人々や企業を受動的なサービス享受者ではなく能動的な表現者と認めて積極的に巻き込んでいくための技術やサービス開発姿勢」

◯佐々木俊尚
→社会的地位の度外視、タブーなき言論、参加のオープン性

運営当事者
...続きを読むネットの一部でなっている話題は世間に大した影響はない


ネットが普通の人・バカな人にも普及したことにより良質な情報は埋もれている



媒体の読者層によって書く内容は変わる
テレビ→不特定多数:当たり障りの無い内容
(特定)雑誌→雑誌のコンセプトに合わせた内容

無料のテレビやネットと違い有料の雑誌とでは
読者の嗜好も違う。特定の嗜好を不特定多数の土俵に出すのは危険。

ネットは広く社会に広まってしまうため、リスクが高い。
(買わない・次の号になれば読めない雑誌とは違う)
よって発言の自由度は狭い。ネットが自由の場だと考える人は失うものが何もない人

ネットでウケるネタ
①話題にしたい部分があるもの、突っ込みどころがあるもの
②身近
③非常に意見が鋭い
④テレビで人気が高い、ヤフートピックスが選ぶもの
⑤モラルを問うもの
⑥芸能関係
⑦エロ
⑧美人
⑨時事性


視聴率1%で70万人
大晦日は全体で75%の視聴率つまり
5250万人の人間がテレビを見ている。
テレビの影響力は偉大

また、ネットのPV上位がテレビネタである以上はネットとテレビは連動しており広告をネットのみにするのは良くない。

テレビ→ネット検索and書き込みが王道

雑誌の欠点は有料とコピペが出来ないこと。

ブロガーは暇な人が大半で企業が口コミマーケティングのハブにするのには無理がある。彼らは様々な企業から話を受けていてライバル会社の商品宣伝もしており、特定のユーザー層としてターゲティングすることは難しい(どんな話でもオファーを受ける傾向)。

ユーザーは自分の身の回りの楽しいことを中心にネットを活用しており、そこに企業が入り込むのは極めて難しい。


GoogleやYahooのメガサイトには集客力があり
どの人も似たような検索結果を得ることから
情報は均質的であり多様的ではない。予想検索はそれを助長している。 
東京 もんじゃ焼き→上位3店ばかりが出て来て皆その情報を持つ。


2ちゃんねる 西村氏
「ネットは95,96年に基礎開発が終わっており、今後進化することはない」

※炎上について
犯罪をしたことは悪いし咎められるものだが、その一件と別のものまで掘り出すのは過剰な行為であり
単なるいじめでしかない。"

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Posted by ブクログ 2016年10月19日

非常に読みやすかった。webが万能なのではなく、リアルの世界で受けることがwebでも受けるだけ、ということがよくわかった。

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Posted by ブクログ 2016年10月09日

インターネットの普及に伴い、当たり前のように利用している昨今、その使い方は千差万別。それこそ、ネットという便利なものは、使い方一つで如何様にもなる結果は避けて通れない。そして、本書のように、ネット環境はどのような効果をもたらしているのか。利用する立場としてのモラルとスキルはついて回る問題。個人から企...続きを読む業まで、使わない人は居ない現状、そのセンスが問われる事に。インターネットとの付き合いを考える一冊。

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Posted by ブクログ 2016年07月24日

結構極端なことも書いてあるけど、同じようなことを考えたことがあるので頷きながら読みました。ちょっと話が違うかもしれないけど、電車でゲームをしたりネットニュースを見たりしているうちに降車駅に着くと、時間を無駄にしたと思うようになりました。それがダメということはないのだろうけど、やっぱり本を読んで過ごす...続きを読むほうが有意義に思えるって、わたし頭固いのかなー。

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Posted by ブクログ 2014年11月20日

 インターネットを取り巻く人間模様を鋭く捕らえた一冊。
 日本企業のインターネットに対する間違った考えや
対処が赤裸々に綴られている。
 インターネットは市民のための第5のメディアなん
かじゃなくて、みんなの憩いのB級スポットですという
著者の見解は、腑に落ちた。
 B級スポット、バンザイ!!テレビ...続きを読むもインターネットも
庶民の憩いであるというのがよ~くわかった。

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Posted by ブクログ 2014年09月14日

情報も集めるだけではなくて、きちんと中身を検証しましょうということ。タイトルはやや過激だけど、内容はネットが広まるなかで意識しておくべきことがまとめられたものだった。

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Posted by ブクログ 2014年03月30日

ネットニュースサイトの編集者が自身の経験から得たネットの使い方や雑感をまとめた本。頭の良い研究者の唱えるネット論ではなく、PV稼ぎの「ネット小作農」が自身の体験から唱えるネット論なので、地に足ついていて面白い。

何とな〜く自分がネットに対して感じていた嫌悪感や失望を説明してくれたような気がする。
...続きを読む
ネットが新しいメディアともてはやされているけど、結局のところネット発で流行ったものなど何も無い。今でも影響力があるのはTVだし、TVの話題こそがネットで語られる。しかし、そのネットがTVをつまらなくしているという指摘は面白かった。

色々と話したあと、最後には「ネットはあなたの人生を変えない」という主張に行き着く。

ネットには様々な側面がある訳だが、一般人が普通に暮らしていく分には、こういうスタンスでネットと付き合うのが大事かな、と思う。

最後に、読み終わって少し頭に過ったこととして、同じ話をネットでされても全く響かなかっただろうな、と思う。もっとも、これだけの文字数の記事をネットで読むなんて考えれない。みんなスマホ片手に毎日頑張っているけど、これからまた本というメディアが大事になってくるのかな、と感じた。やっぱり印刷物は強いよ。

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Posted by ブクログ 2014年09月06日

タイトル通りの主張が、様々な炎上経験に基づく考察として行われている。インターネットの8割9割はコレかもなと思ったり。自分の属するWEB上のコミュニティも、バカと暇人に浸食されてたら足を洗うべきだな。

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