中川淳一郎のレビュー一覧
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ネタバレ縁の切り方 絆と孤独を考える(小学館新書)2014/12/6
重要な人間関係はその時々によって変わっていく
2015年11月22日記述
中川淳一郎氏の著作。
人間関係・・それもやっかいな人間との縁を切るにはという内容ではある。
ただあまり本のタイトルと関係の薄い話しが多めだったように思う。
救いなのはまだ読みやすかったことであろうか。
学校で習うような綺麗事は書いていない。
その点で評価できる。
分かり合えない者同士が分かり合えるはずがないという指摘はその通りだ。
だったら最初からTwitterなどで言いたい放題つぶやくなという結論になる。
ネットなどお知らせ専用にするしかない。
少々著 -
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国内のインターネットの実態について、ニュースサイトの編集者が書いた本です。
すでに10年以上前に書かれた本ですが、今の状況とほぼ変わっていない気がしました。
著者の言うように、未だに人も企業もインターネットの可能性について期待しすぎです。
一日中ネットを使って、色んなサイトを覗き、そこに書き込みを頻繁にするような人たちは、実態を知らない人にとっては想像できないような人が多いようです。
一般的にウケるネタとネット向きのネタに乖離があると指摘されています。
サブタイトルにあるように、この時点で「ネット敗北宣言」が掲げられています。
結局、人間って、そんなに立派なもんじゃなくて、多くの人はバ -
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書いてる内容でこの人は信用出来ると自分なりに判断する人とそうでない人がいて、また自分の読む力によって読みごたえある人とそうでない人がある。そのどちらも自分好みの著者の2人が共著を書いてることを知ってすぐに読んだ。特に適菜収氏に関しては3つ年上なだけだが圧倒的な知識量と頭脳の明晰さでもはやメンターとして著作を読みふけっている。自分の古典至上主義とも言える最近の考えは特にこの人の影響が大きい。中川淳一郎氏は著作で「電通と博報堂〜」を読んだことがあるのとニコ生関連で見たことがあるが自身も仰る通り現場作業員という感覚がとても人に好かれるカッコつけないかっこよさがある人だと思う。おれも肉体労働者を自負し
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"著者はひねくれすぎな面もあるが、とかく世知辛い世の中を生き抜く処世術を提言している。
無理して、自分と会わない人と付き合うことがいいことなのかを問いかける。
ゼロサムの分岐点を著者なりに見極めている。爽快な瞬間でもある。
多くの人は、自分なりの良心の尺度で、人間関係を構築している。時には思い切って縁を切ってもいいんだよ。今、目の前にいる人が、自分にとってどれだけ大切な人物なのかを環境変化に応じて見極める必要があり、縁を切ると決めた場合は、それなりの行動に出ることなる。
それなりの行動がとれる人もいれば、できない人もいる。
著者の性格的な部分も大きいが、人との付き合い方を考えるきっ -
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ネットのディープな部分について、盛ることなく、よく書いてくれている本。これまで疑問に思っていた、コンプがちゃやカードゲームなどがなぜ流行ったのかよく分かった。人との関わりの中で、やらざるを得ないという点と、レアカードをうまく使ったもので、ネットゲームと同じ仕組みなので、お金を使う人はある意味、時間を買っているのだということだ。
注目点
・ネットは、リアルの場での実績を強化するもの。
・勝者総取り。
・ネットがあるから多様な意見を知ることになったというのは嘘である。
・ツィッターは「狭く、深く」知るには向いているツール。
・書籍を読むと知の差別化ができる。
・趣味が合う人と出会える。
・まずは -
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これはネットの世界の現実を描いているのであろうか?
現実の全てではないかもしれないが、「ウェブ進化論」がそうであったように、これもまた現実のひとつの側面なのであろう。
こちらの世界の方が一般的であるように思われるが。
ネットに過度の幻想を期待せず、あくまでもリアルでの生活を充実させようということだろう。
良書だと思う。
[more]
第1章 ネットのヘビーユーザーは、やっぱり「暇」
(品行方正で怒りっぽいネット住民
ネット界のセレブ「オナホ王子」 ほか)
第2章 現場で学んだ「ネットユーザーとのつきあい」
(もしもナンシー関がブログをやっていたら…
「堂本剛にお詫びしてください」 ほか) -
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健康や美容、旅や食事などなど。ひとつのテーマに関して様々な
情報を集めたキュレーションサイトが問題視された。発端はDeNA
が運営しているサイトだった。
私も見たわ。「肩こりの原因は幽霊」ってヤツ。なんで健康情報が
オカルトになっちゃうんだろうと思って、ざっと目を通してあほくさ
と思った。
早くからネット編集を経験して来た著者が、キュレーションサイトが
どのように作られ、運営されているか。問題点や収益の仕組みなどを
分かりやすく記しているのが本書だ。
DeNAという一般にも名を知られた企業が運営していたサイトだから
大きな注目を集めて問題視されたのだろうね。それにして -
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節約というか、金銭感覚のお話。共感する訳でもないし、奥さん可哀想だなと思うのですが、この人面白いです。貧乏な時が一番モテたというのも納得。普通にありがとうとごめんねが言えて、相手の話をしっかり傾聴出来れば男はモテるんですよ。本当に。だってそんな男は滅多に居ないから。勝海舟か!って位のべらんめぇ口調。
潔く小気味良い。
普通そうだ。みんなそうだ。と偉そうに発言する人間が大嫌いなので、自分の生き様を晒して「今俺はこう思う」としっかり書ける方の本は面白い。他の本も読みたいな。
焼肉の塩ダレ美味しそう。
田中さんとの出会い。
聖心女子大学へ行ったお姉さんの話とハルキのみどり。
コスパの話は解る -
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この本が出された2009年4月と現在2016年12月のちがいに興味をもって読んでみた。著者は酔っぱらいキャラだが内容は信頼できる人でもあるので。
ここに書かれたことと現状は7年後の今も、ほとんど基本的なところは変わっていない。
「インターネットが普及した95,6年以降、インターネット技術は基本的に変わっていない。速度が上がったりきれいになっただけで……。なぜならインターネットの基礎的な技術はすでに開発が終わってしまっている」というひろゆきの言。これに限らずひろゆきの引用は流石の慧眼がずらり。
当時から大きく変わった唯一はPCからモバイルへ、ということだろう。
対して現場ではなく評論家のファ