あらすじ
今日もまた「恥ずかしい人」が増殖中。態度がエラそう過ぎるオッサン、成功者なのに不満ばかりのコメンテーター、言い訳する能力も欠けた政治家、勝手な“義憤”に駆られた「リベラル」と「保守」。その醜態はネットで拡散され、一般市民は日々呆れ、タメ息をつく。それでも反省しない、恥ずかしさに気づけない者どもをどう考えればいいか。時に実名を挙げ、時に自らを省みながら綴った「壮絶にダメな大人」図鑑。
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Posted by ブクログ
中年男性真っ只中の自分としては、なるべく大人として恥ずかしくない人生を送りたい!と志しているものの、スポンジ の柔らかさを失いつつあり、第三者から見ると、偏ったバランスを欠いた、時代おくれな行動をとってしまっているかも知れない。
そんな不安な心を隠しているボクにとって、日常に潜む恥ずかしい大人を痛快に切っていく本書は、実に清々しく。
時に作者に同意しながら、時にそこまで言わなくても!とツッコミを入れながら、
あーいるいる、そんな人!って思いながら。
あぶねー、あっち側に一歩入ってたかもと自省しながら、楽しく読み終えることが出来ました。
Posted by ブクログ
週刊新潮の連載をまとめたものです。筆者が同世代と言うこともあって読みやすく共感することも多くありました。世の中でよく見かける見ていて恥ずかしい人たちについてのコラムです。日本の将来を憂いる内容もあり、色々と考えさせられます。
Posted by ブクログ
異様に横柄なおじさんの存在、
必要以上だと思われるくらいの
”注意を促す”アナウンスとか
私が普段感じていたことも多くて、
面白く読めた。
あとがきも良かった。
Posted by ブクログ
新書イコール真面目という思い込みをガラッと変えた。
学びを求めている人には向かないが、軽快に読むや言語表現を感じることを求めるぐらいな気持ちで軽く読む分はいいと思う。
エッセイみたい。
印象に残っているところ
不快に思ったっら撤回させる社会は不健全。色々なことは時間が経てば当たり前になる。
99%の大多数よりも1%以下のクレーマーを優先するのそろそろよめよう。
Posted by ブクログ
オバタリアンとか
今までは おばさんが良くターゲットに
書かれていましたが
これは男性も結構書かれていました。
どのシーンも あるあるという感じで
こういう本を 当事者が読んだら
どう思うのだろうと思って読みましたが
もしかしたら 気が付かずに笑って読むのかも知れませんね。
私は 自分の事かもと 思って気をつけたいと思いました。
Posted by ブクログ
本書には…日常の様々なケースに出現する『壮絶にダメな大人』が次々と登場する。
徹底的に敬語使用を避け尊大な態度が過ぎるおっさん、端から公平な立場にいない『紐付き』第三者委員会、生活に窮していないにもかかわらず格差や貧困を嘆き、挙げ句に『抜本的対策が必要です』で仕事完了の上級国民コメンテーター、言い訳も役人が書いた作文棒読みの厚顔無恥な政治家、『ネトウヨ言説』を真に受け、FBに差別的な書き込み大炎上する『ネットde真実』に毒された中高年、インスタ映えを意識しすぎるあまり眼前の料理がひからびても撮影に勤む人、とにかく何かあると『アベのせいだ』と言い、それに対して『お前は隣国の回し者だ』と言い返し、SNSで広角泡飛ばし大ゲンカする人…登場。
そこに共通するのは、一向に反省すらしない人たち。著者は『あゝ恥ずかしい〜』と嘆息し、返す刀でそれに気づけない人たちを取っ捕まえ、事例や実名を挙げ、時に自己省察も重ね、ではどうすれば良かったのかを提示。この提示、結果からの意見具申ではない。冷静に考えればできたこと、感情の発露を抑えればもっとマシな対応ができたことが大半である。
かつて『飲み屋では政治とプロ野球と宗教の話は避けよ』と言われた。昨今、それはネットに舞台を移し、日夜自身の正義を信じて疑わない者同士の不毛な戦いが繰り広げられている。
『恥ずかしい人』の増加は『大人の幼稚化』の増加を物語る。人は齢を重ねるにつれ、知識と知恵を蓄え、そこに社会経験が加わる。そう、熟成していく。今風に言えばエイジング。ウイスキーが木樽の中で透明から琥珀色に変えていくようにそれが『真っ当な大人』への道程である。
昨今の大人はまどろっこしいのか『考えること』を放逐、ネット上の玉石混交の話を玉なのか石なのかを見極めようともせず、小気味良い蛮勇な意見に我が意を得たりと追従。大人の熟成はスキンケアではない。断じてアンチエイジングに疾ったらあかんのです。
70年余り前、『恥の多い生涯を送って来ました』…と太宰は『人間失格』に綴った。サントリーBossのCM風に言えば、『この国には太宰以上に恥ずかしい大人が増えているようだ』トホホ…。こんな大人にはなりたくないと咆哮するおっさん。