宮尾益知のレビュー一覧
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレアスペルガーの一例(旦那さん)を作者(妻)目線で描いた漫画。ドクターによる補足コラムもあって非常に読みやすい。
そもそも「アスペルガー」=大人の知的障害くらいの知識しかなかったので、この本を読み興味がわいてネットで色々検索。
症例は多岐にわたり、漫画の症状は一例に過ぎないとわかった。でも、とにかくサクッと読めるので「アスペルガーってなんだ?」と思った人にはオススメ。
症例(あくまで一例)
・本気と冗談の区別がつかない
・急なことに対応出来ない
・指示がないと動けない
・言葉の裏が読めない
・多くの音の中から任意のものを聴き取ることが出来ない
・融通がきかない
・部分に注目して全体を見ることが -
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ「アスペルガー」って聞いたことあるような….なんだっけ?と思って手に取ったら,どうやら「アスベスト」とか「ドッペルゲンガー」と勘違いしていたようです(笑
普通の人だと思うんだけど,ちょっとKYとか,ちょっと考え方が変だなぁ…という人は周りに少なくありません.
その中には,「アスペルガー」である人がいるのかもしれません.
それくらい,身近で気がつきにくい症状なんですねー.
勉強になりました.
ただ,旦那さんがアスペルガーってわかった後,どうなったかという部分がぼかされていて,ちょっと不完全燃焼なので★-1.
絵から想像するに,離婚か家庭内別居かなぁとは思いますが,そこらへんの作者さんの心境 -
-
Posted by ブクログ
私自身がどちらかというとアスペルガー寄りだからかもしれないが、旦那さんの気持ちの方が分かる気がした。奥さんのツナさんの反応や要求は、非常に日本的な情緒的反応で、「言わなくても分かれ」とか「空気を読め」という圧力がものすごいと思う。旦那さんの合理的な判断や反応を「冷たい」と受け止めるのは奥さんの勝手だけれども、そのことで人格を否定されるのはつらい。というか、そういうふうに否定する人に囲まれて成長すると二次障害を引き起こすんじゃないだろうか。
旦那さんはわりと甘やかされてノビノビ育ったからマイナスの反応が出ないのだろう。そうでなかったらアスペルガーなんて生きにくくてたまらないものだ。でも情緒的な反 -
Posted by ブクログ
アスペルガー症候群(受動型)の旦那様をもつ著者による、コミックエッセイ。
前から気にはなっていたんだけど、今回、友人の勧め?により読んでみました。
身近に当事者のいない方にはピンと来ないかもしれないけど、職場にそれくさい人がいるので、なんとなく分かる…
最後のほうは、なんだか切なくなってしまった。
アスペや発達障がい当事者の方の手記は読んだことあるんだけど、本人の頑張りが伝わってきて、元気になるようなものばかりだった。
でも、本人の身近にいる人は…?
アスペの人は非常に生きづらさを感じている人が多いとも聞く。
けど、身近で、チカラになりたいと思っている人の気持ちもそうとう切ない。
空回りし -
-
-
-
-