あらすじ
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●誰にもわかってもらえない。やっぱり私がいけないの? ・気持ちをくみとってくれない ・困っていても、心配すらしてくれない ・家事や育児は言われないとやらない ・つねに自分の都合や予定を優先する ・暗黙のルールがわからない ・いくら言っても言葉が届かない “カサンドラ症候群”とは、アスペルガー症候群の傾向をもつパートナーとの間に情緒的な交流が成立しないために生じる身体的・精神的な症状を言います。妻は、夫に対し必死になればなるほどわかってもらえず、ついには絶望してしまう――。“夫婦の常識”が通用しない夫に振り回され、苦しみ続けてきた妻に贈る、ふたりの間に起こっていることへの正しい理解と対処法。苦しみのほんとうの「理由」を理解して、自分のために一歩踏み出していくための一冊。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
特に夫婦間のアスペルガー症候群(自閉症スペクトラム)が引き起こす問題について網羅的に触れてくれている本。アスペルガーになる人は男性が多いこと、それを夫に持つことで悩む女性が多いことから、この本ではアスペルガー夫を「数字くん」、定型発達妻「お花ちゃん」と模し、それぞれの特性の違いや、うまくやるコツ、対処法などをわかりやすく解説する。夫婦間で出るような、金銭問題、価値観の相違がもとになった問題、子育ての問題やたがいの親との付き合い方など、集中的に解説されているのに、とても読みやすい!
Posted by ブクログ
数年前にカサンドラという言葉を知りいろんな本を読んだ中の一冊
簡単で読みやすい
アスペルガーの中にも型があり夫に当てはまらない部分もあるが、どの本を読んでも結局特性を理解して合わせてあげなきゃいけないのか、と辛い節はある
そもそも私が相手に合わせられる余裕がある時はアスペルガーの有無に関わらず問題にならず、発達障がいを理由に人を傷つけていいとも思わないので、私がアスペルガー関連の本を読むのは一旦お休みにしようと思った
Posted by ブクログ
特性をどう考えたらよいか、何となくは把握出来た。まずは正面からぶつかっても仕方ない事を理解してお互い傷つかないように対応する。後は自分がどう感じるかどうしたいか。少しずつ考えよう。
Posted by ブクログ
■■評価■■
★★★☆☆
■■概要・感想■■
○夫がアスペルガー症候群タイプの人のときに、妻がカサンドラ症候群になってしまう実例と、それに対しての付き合い方を示した本。
○そもそも夫は妻に言われたことにピンときていない。ただうるさいなと思っているだけ という言葉が冒頭のページに有り、ドキッとした。妻は一生懸命伝えようとしていると合った
○絵が豊富で理解が捗った。