宮尾益知のレビュー一覧

旦那さんはアスペルガー 奥さんはカサンドラ

野波ツナ / 宮尾益知 / 滝口のぞみ

カサンドラというものを初めて知りました。私も、夫のこだわりが強すぎるルールなどに悩まされていたので、少し救われた気がします。

マンガなので読みやすくて良かったです！

部下がアスペルガーと思ったとき上司が読む本

宮尾益知 / 滝口のぞみ

手元に置いておきたい本。
特に以下のフレーズが突き刺さった。

「仕事に主体的に関わっているという思いがないので失敗からは正解には結びつかない」
「（他者の失敗からは反面教師として学ぶので）他者を批判的に上から目線で見がち（自分は棚上げ）」
「被害感や怒りとして困り事が噴出する」

知っているだけでも心穏やかになれそう。

部下がアスペルガーと思ったとき上司が読む本

宮尾益知 / 滝口のぞみ

2017年主に子供の病気ととらられてきたアスペルガーだが発達障害の一種として大人にも見られる。様々な行動様式を例示して分かりやすく対応を示す良書。

序章　発達障害の部下を持つと起こること　
第1章アスペルガー症候群とは　
第2章上司の理解が期待される時代　
第3章入社後すぐに気づく「部下の使えなさ」　
第4章不適応を予防するには移行期の学習が大事　
第5章ASDの部下は叱られることが大嫌い　
第6章女性の社員がアスペルガーだと思ったら　
終章　子供から大人へ、発達障害診断の未来

女性のＡＤＨＤ

宮尾益知

イラストが多くて読みやすい。
今までに読んだ女性向けのものと、内容はほぼ同じ。
ただ、『多動性』には、『思考の多動性』も含まれるということを、この本ではじめて知った。
こういう発見があるので、まだまだ他の同じ系統の本を読みたいと思えた。

旦那さんはアスペルガー ４年目の自立！？

野波ツナ / 宮尾益知

別居して4年。アキラさんの生活や、成長した子供達のこと、そしてツナさんのカサンドラ症候群について。
パートナーがアスペルガーでも、問題なくうまくいく夫婦もあるだろうし、努力を重ねて穏やかに暮らす夫婦もいるのだろうけど、我が家はアスペルガー疑惑の夫と消耗戦です。
別居という選択肢に希望が持てる内容、と受け取りました。

旦那さんはアスペルガー しあわせのさがし方

野波ツナ / 宮尾益知

別々に暮らすことになったツナさんとアキラさんが、どう過ごしているかが描かれています。
前向きを感じられる内容でした。

旦那さんはアスペルガー ウチのパパってなんかヘン！？

野波ツナ / 宮尾益知

前巻は妻から見たアキラさんが中心でしたが、今回は子供から見た父親としてのアキラさん。
子供が小さい頃はともかく、子供が成長してくると、大変なんだなというのがよく分かりました。

旦那さんはアスペルガー

野波ツナ / 宮尾益知

コミックなので読みやすく、分かりやすく読みました。

夫がアスペルガーなのではないかと疑い、ネットで調べていた時に野波ツナさんが検索に引っかかり、早速取り寄せて読みました。
アキラさんと夫との共通点、多々あり。
ツナさんの気持ちに共感、多々ありでした。

旦那さんはアスペルガー しあわせのさがし方

野波ツナ / 宮尾益知

アスペルガーの旦那を持つ女性漫画家の話。

旦那さんと別居後の話がメインで、距離を置きながらも温かく見守る作者がとても印象的だった。

旦那さんはアスペルガー

野波ツナ / 宮尾益知

アスペルガーの旦那を持つ女性漫画家の話。

旦那さんはアスペルガーを意識せずに過ごすうちに徐々に違和感を持つ記述はとてもリアルだった。
そして、アスペルガー症候群がとても難しい病気だということを再認識。

女性のアスペルガー症候群

宮尾益知

医者の立場から客観的に、わかりやすくまとめた良書。アスペルガーの女性本人にも、アスペルガーの女性と近いところにいる方にもひとしくおすすめ。ルディ・シモンの著作と併せて読むと理解が深まります。

旦那さんはアスペルガー

野波ツナ / 宮尾益知

発達障害のひとつであるアスペルガー症候群旦那さんを持ったツナさんの経験。自分にもちょっと似たところがあるな〜（汗）

女性のアスペルガー症候群

宮尾益知

アスペルガーは男性に多いという事実は知っていたが、それは「女性の症例研究が少ないから」が原因であり、アスペルガーだったとしても診断基準が男性寄りであるために発見されにくいというのが驚きだった。
女性が生きやすくなるためにはまだまだ研究が必要なのだと知れた。

女性のＡＤＨＤ

宮尾益知

そもそも女性は症状の出方が男性と異なり、診断されにくいというのが興味深かった。イラストも多く読みやすいのが好印象。

旦那さんはアスペルガー アスペルガーと知らないで結婚したらとんでもないことになりました

野波ツナ / 宮尾益知

シリーズ8作目とのこと。本屋さんで見かけたので久しぶりに買ってみました。
別居生活は今も続いているようだけど、このスタイルが合っているのでしょうね。

さて本作はシリーズの＂主人公＂であるアキラさん(著者の旦那さん)が結婚前、著者と出会うところから結婚生活スタートまでを描いています。読んでいくとなるほどアキラさんタイプの人は付き合うにはなかなかいいかもと思ったりもしますが、それもアキラさん自身が苦労して獲得してきた(アキラさんなりの)ソーシャルスキルのなせる技だということがよくわかります。人柄がいいんだよね。なので屈折したり他人に恨みを抱いたりしてない。情緒の安定と他者への信頼感はやはり何より大事だなーと実感したしだい。

ただ、基本的な特性は生活を共にするようになると違和感やズレとして顕在化してきます。著者とアキラさんの場合、当初は通い婚スタイルだったために、お子さんが生まれて同居となった時一気に問題が出てきてしまったということなのですね。

専門医の力も借りつつ前向きに家族としてのあり方を模索している著者とアキラさんに敬意を表しつつ、次回作も楽しみにしてます。途中抜けてた分も今度読もうっと。

女性のアスペルガー症候群

宮尾益知

一般的に知られているアスペルガー症候群の情報は、男性のものであった。女性のアスペルガー症候群は、悩み事も対応法も男性とは違うものであった。中学生から大学生位までの症例を元に書かれている。気づくと自分はどんな生活を送ってきたか？を重ねながら読んでいたように思う。確かに似たような時代があったように感じる。カウンセリングの先生が『アスペルガーと高機能自閉症』の本を読んでみるように薦めたのは、私が、アスペルガーだと感じたからなのだろうか？

旦那さんはアスペルガー ウチのパパってなんかヘン！？

野波ツナ / 宮尾益知

人間だれしも、共感や思いやりを無意識に相手に求めてしまうと思いますが、夫からそれを得られないことのしんどさ、相手が変わることを望んでいないという救いのなさが伝わってきます。この後どうなるんだろう。

旦那さんはアスペルガー しあわせのさがし方

野波ツナ / 宮尾益知

別居を経て、アキラさんへの想いが変化しているのが興味深い。特性を長所、短所それぞれの見方でとらえたところがよかったです。夫婦ってすごいなあ。この続きもあるんですねえ。読まなきゃ。

旦那さんはアスペルガー ４年目の自立！？

野波ツナ / 宮尾益知

アキラさんが自立している！とびっくり。色々言われて辛いかもしれないけど、お互いにとって別居はよかったよなあ。困り感のない発達障害って手ごわいなあと思いました。あと、常に自分より相手や周囲のことを思ってしまうツナさん、そりゃあ病気にもなるよな。いい人すぎて気の毒になってしまった。

女性のアスペルガー症候群

宮尾益知

大人の女性向けの書籍はほぼないので画期的なのでは？

性被害に会いやすいというのは驚きました。
DV被害についても・・・
ただそれは、どの相手でもそうなるわけではないと
思いたいです。どうなんだろう？
きちんと理解して支えてくれる相手とめぐり逢えたら
きっと幸せに暮らせるのではないだろうか？

ガールズトーク・・・ニガテです。
健常だとうまくできるものなのですか？

アスペルガーだから、グループに入れない、
だから一人で過ごしたり飲み会は行かなくてOKってい言うのは
アスペルガーでなくても、みんなに言えることなのではないかな？

アスペルガーって、結局自閉症ってことなんだけど
それってどれくらいみんなわかって使ってるのかな？