木下勝寿のレビュー一覧
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3部には共感する部分は多い。企業組織病とか。
1.職務定義の刷り込み誤認
2.お手本依存症
3.職務の矮小化現象
4.数字万能病
5.フォーマット過信病
多くは、目的を意識せずに「仕事することが目的になる」「近道をしたがる」ために陥るのだと思う。全部見たことあるが、特にKPIに絡む話は自社も大失敗した。(KPIを盲信して部分最適と数字遊びが盛り上がり、そのうち誰も気にしなくなり、シグナルとして機能しなくなった)
問題に気づいている人がこの手の本を手に取り、気づいていない人は読まないということが悲しいところ。
前半はリアルな失敗談だが社内向けの思い出話ともいえ、第三者が読んで学びがあるかは微妙。ただ、達成しそうな目標ではなく困難な目標にあえて臨み、ニヤケ顔になってしまうというメンタリティは微笑ましく感じた。 -
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ネタバレ誰に何をどう伝えるか
ターゲットユーザー
商品の伝えるべき特徴
適切な表現方法
買わない選択肢を潰す
四段階セールスコピーで競合排除
ユーザーニーズの9段階分類
商品起点の10段階分類
USPと男女の違いからメインメッセージを導出
ユーザー起点で伝わる広告を作成
メディアの特性を見極める
LPは王道の文章構成フォーム
エモーションリレー
LPは最後まで見られるように工夫をすべき
ランチェスター戦略
KPIから逆算して優先順位を判断する
企業は利益額の最大化が責務
データから傾向を見て人間行動の仮説を立て、
施策の手を打つのがWebマーケッター
入札方式の違いによって理想の形が異なる
最初の一行で全てがわかる
視点のゼロリセットスキル
100万分の1理論
誰に何をが1番大切 -
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◆「誰に」「何を」は車の両輪
→コンセプトワークがきっちりしており、この2つが明確に決まっていれば、ストレートな表現でもユーザーのこころにきっちり刺さる。
→ターゲット外の人にはなぜ当たっているかがわからないため、競合会社に模倣されるリスクが極端に少なくなる。
◆広告は作品でなく、あくまでも事業戦略の一部
→認知度と好感度に対して、売上はそこまで連動しない。さらに言うと、利益はほば無関係だ。
◆顧客インタビュー
→インサイト(真に購買へ突き動かしている要因、深層心理)を理解しながらキーワードを確認する
◆ユーザーニーズの9段階分類
1 対策の必要性に気づいていない。
2 対策の必要性に気づいてはいるが、「悩みや痛みは一時的なもの」だと思っている。
3 対策の必要性を自覚しているし、悩みや痛みは一時的なものではないと思っているが、何も手を打っていない(探してもいない)。
4 対策をいろいろ検討し始めている。
5 対策をいろいろ検討して、かなり詳しい状態。
6 対策の手を打ち始めた(何らかの商品を買った)。
7 既にお気に入りの対策のための商品があり、満足している。
8 お気に入りの商品はあるが、「他にもっと良いものはないか」と思っている。
9 いろいろ使ったが、結局満足するものはなかった。
◆商品起点の10段階分類
1 (そのジャンルの商品自体を)知らない。
2 知っているが、そこまで興味はわかず、使ったことはない。
3 知っているが、使いたくないと思っている。
4 いつかは使いたいと思っているが、使ったことはない。
5 以前は使っていたが、今は使っていない(また使うかもしれない)。
6 以前は使っていたが、今はやめており、今後も使う気はない。
7 今も使っているが、良いものがあれば乗り換えてもよい。
8 今も使っているが、可もなく不可もなく、今のところ替える気もない。
9 今も使っており、満足しているので替える気がない。
10 そのジャンルの商品が好きで、いろいろ試したい。
◆ペルソナ設定の誤解
→強みや利益を起点に、最大公約数的に設定すべき
→細かなペルソナ設定はプロダクト用ではなくメディア用
→メディアは条件にひとつでも当てはまればターゲットになる
→プロダクトは条件が多いほどターゲットが狭くなる
◆USP(Unique Selling Proposition/独自の強み)
①他社商品にはないor今までになかった便益を与えられる
② 他社商品よりも高い便益を与えられる
③実績、権威性などの付加価値がある
④金銭的お得感がある
→ブルーオーシャンは①から順に(ex.iPhone)
◆王道の文章構成フォーム
①結論
「今日はセールのお知らせです」
②否定(会話文)
「でも、それっていつもの商品と同じじゃないの?」
③肯定
「これが、今までの商品とは全く違うんです」
④自分の意見
「使ってみると、しっくり手になじむんです」
⑤煽り
「セール終了まで、あと72時間です」
◆マイクロコピー
・「お1人様2個まで」→2個買うように
・「注文する」→「試してみる」→「試してみる」クリック率がそれぞれ1.2倍
◆他社広告の分析方法
・なぜこの広告に目が留まったのか(画像?コピー?)
・なぜこの広告を読もうと思ったのか (画像の正体が知りたい?コピーの続きが気になる?)
・なぜこの広告をクリックしようと思ったのか (文章で興味を持った?結論が書いてなかった?)
◆売れるLP=文字が多く、長いLP
→「文字が多く、長いLP」は最後まで見られることは少ないが、最後まで見られると購入率が高い
◆ABテスト
前提 : 「どれが良いかわからないからユーザーに選んでもらう」のではない。「仮説が正しいか、複数の仮説の中でどれが最も正解に近いか」を判断するためのもの。
①「何を言うか?」
→100ネタから厳選した3〜5でテストする
②「どう言うか?」
→10個作り、自信のあるものからテスト
◆データはあくまでもデータ。なぜそのようなデータになったのか?という人間の気持ちを理解しなければ、独りよがりの解にたどり着く。 -
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気になった部分/要約/転用
『「売上最小化、利益最大化」を目指すには、まず「少産少死」の経営を徹底する』
→ 多産多死だと新しいものを作り続ける必要があり、コストが高くなる。それに加えて、責任の量も管理も増える。少産少死の場合は新規顧客への広告費も減りコストを抑えられる。
⇒ 日常でずっと使うものを作らないといけない。トイレットペーパーとか水・電気・ガスとかそういうもの
『1年間でどれくらい販売利益を出したいかを決めると、自然とCPOの上限が決まる』
→ CPOとは「1人のお客様を獲得するのにかかるコスト」を指す。例えば新規のお客様に1年間で使ってもらえる金額が2万で、1年間の1人当たりの販売利益を5000円にするなら1万5000円まで使える
⇒ サブスクの商材見つけないとなぁ
『目立たないプロモーションで売上が上がると、競合が生まれないので永続的に成長できる』
→ 目立つプロモーションで売上が上がると、参入が増え競争が激しくなり利益率が下がる。目立たないプロモーションはターゲットのみに認知されるようなプロモーション
⇒ 口コミやLINEがかなり強い。検索キーワードで表示されるようにするとよし -
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ネタバレ「売上最小化、利益最大化」というタイトルが目をひきます。
投資するときの対象企業をみるときに、私は売上と利益の伸びが並行して上がっているかを見ています。
売り上げが伸びていないのに、利益が伸びていると、特別な値上げなどで上げて、今後成長が続かないリスクがあります。
逆のケースは、固定費や変動費が上がってしまい、今後売り上げを上げても利益が取りづらい体質になってしまっている可能性があるからです。
本書でのべられている北の達人が大事にしている考えかたは、「利益が一番大事」ということです。
売り上げが上がっても、利益が下がると意味がありません。
そのために取り入れられている手法が細かい数字含めてオープンにされています。
これから独立しようとする方、サラリーマンでも企画系の方には参考になる考え方です。
また最近よくみるLTV=Life Time Value(顧客生涯価値)の考え方についても述べられています。
著者で会社社長の木下氏の考え方も書かれていますので、自伝的な読み方もできます。
細かな数字や計算式も書かれていますので、自分の会社の数字をそのまま当てはめることもできます。
それに基づいて戦略を考えてみるのもおもしろいのではないでしょうか。