渡辺茂男のレビュー一覧

  • エルマーのぼうけん

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    ネタバレ

    知らない人はいないんじゃないかと思うくらい有名な本。
    としとったのらねこを養ってやったエルマーは、ねこからどうぶつじまにとらえられているかわいそうなりゅうの話を聞く。助けてあげれば、空を飛べると言われたエルマーは、早速りゅうを助けに向かう。ねこのアドバイスで、チューインガムやももいろのぼうつきキャンディ、わごむ、長靴、じしゃく、歯ブラシと歯磨き粉、虫メガネ6つ、ジャックナイフに、クシとヘアブラシ、そして、リボン、クランベリーいきと書いた袋という、なんとも不思議な荷物を持ってどうぶつじまに行ったエルマー。この、不思議な荷物を上手に使ってりゅうを助けるお話。

    お母さんがエルマーをムチで打つとか、

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    2025年07月19日
  • エルマーのぼうけん

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    子どもの頃に、読んだことがなかった本。
    胃が痛いことがあって、こんな児童書が読みたくなった。長くないからすぐに読める。読んでいる間は胃の痛いことを忘れられた。

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    2025年06月23日
  • エルマーとりゅう

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     2、3作目はあらすじすら記憶にないので、童心に戻った気持ちで楽しむ。エルマーの故郷に帰るまでの物語で、前作に比べると小粒感が否めない。冒険要素が少ないので、子どもの頃安心して読んでいたのを思い出した。昔飼っていたカナリヤに遭遇し、困りごとを解決してあげるエルマー。カナリヤは逃げたのではなく、エルマーが逃してあげたらしい。動物に優しい愛すべき少年。2週間も家を空けていたにも関わらず、優しく迎える両親の懐の広さ。顔がエルマーそっくりで和む。

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    2025年01月23日
  • エルマーのぼうけん

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    児童書をなめちゃいけない。すごくおもしろかった。
    子供に読ませる冒険物はこの一冊からスタートすると良いと思います。

    エルマーの知恵、かわいらしい動物たち、地図をなぞりながら物語を読むとよりいっそう楽しく読めました。

    アフターゾロリ、3年生くらいからおすすめできるワクワクする冒険物の本です。

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    2024年12月12日
  • 子どもと文学 増補新版

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    幼い頃好きだった児童文学がなぜ面白かったのか、合点がいった。
    論理の捩れや違和感がなく空想世界が構築されており、登場人物や舞台装置が明確、筋書きがわかりやすくテンポがよかったこと。「ながいながいペンギンのおはなし」や、(もはや児童文学の範疇ではないが)ハリーポッターシリーズ等、夢中になった文学は例外なくこの法則にはめられると思う。

    子供には、アンデルセンやグリム童話、宮沢賢治などの名作といわれる類のものは、遍く読ませたいと改めて思った。

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    2024年11月28日
  • エルマーと16ぴきのりゅう

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    シリーズ三作目にして完結作。りゅうの子がそらいろ高原にあるわが家へ帰ると、15匹の家族みんなが人間たちに洞穴に閉じ込められていた。りゅうの子はエルマーに助けを求め、一緒に家族を救い出すために奮闘する。

    シリーズ通して思うのは、結構空を飛んだり移動のシーンが多いけど、全ての作品でまず最初に地図があり、挿絵の多さもあいまってかなり想像がしやすい。長く読み継がれているのは、ストーリーの面白さや絵の魅力だけでなく、読みやすさあってこそだと感じる。

    また表情豊かな登場人物が多いが、主人公のエルマーだけはあまり表情がなく淡々としている。エルマー自身の人格はあえてはっきりとさせず、読者エルマーに自身を

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    2024年10月18日
  • エルマーのぼうけん

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    小学生ぶりに読んだ。シリーズ一作目。
    勇敢な男の子エルマーがどうぶつ島に捕えられている可哀想なりゅうの子を助けにいく冒険譚。リュックに詰め込んだアレコレで数々のピンチを切り抜けていくさまがかっこいい。あたたかみのあるタッチで描かれる挿画はより一層冒険を明瞭なものにしてくれている。大人になって読んでも面白い、納得のロングセラー。

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    2024年10月18日
  • エルマーとりゅう

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    突然の嵐にハラハラ。カナリア島の秘密にワクワク。エルマーとりゅうの友情が深まっていって、最後のお別れは少しじんわりしてしまう。(それにしても2週間も旅に出ていたとは、ご両親の心配いかほどでしょうか...)

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    2024年09月14日
  • エルマーと16ぴきのりゅう

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    エルマーのぼうけん第3巻。りゅうが家をめざして飛ぶところから。人間に見つかりそうになると動物が助けてくれたり、ボリスが知恵を絞って人間から家族を助けようとしたりする。個人的には家族の紹介場面が好き。挿絵は白黒だけど、描写や設定が細かいので原画を見たくなった。

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    2024年05月15日
  • エルマーのぼうけん

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    ああこんな話だったか〜と納得して、まあ大人の私は面白かったんですけど…今の時代、アニメで気軽に、ドキドキハラハラの冒険譚も恋物語も面白い話も聞けて、書籍でもイラストの可愛い読みやすいものがたくさんあります…となると、昔ながらの名作とはいえ、さすがに子どもに勧めにくいものになってしまいます…。

    知恵と工夫で動物たちを出し抜いて竜を助けるお話ですが、夜明けの夢みたいなふわふわした動機と展開で、あまり感情移入できませんでした。子ども向けの冒険譚が珍しかったから流行っただけでは?と思ってしまいます。

    ひらがなの多い文章で書くレイアウトに工夫がなく、子どもが1人で読めるか不安です。教科書で見ると読み

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    2024年01月27日
  • エルマーのぼうけん

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    ネタバレ

    本が苦手な又甥に、何を薦めるべきか?
    あれこれ悩んで、読みやすくて面白い本を読み直して検証してみている。3部作。
    地図や絵が物語を盛り上げてくれて、ともかく面白く読んだ。
    空から落ちて捕らわれてしまった子どものりゅう、しゃべるとしよりネコ、たてがみがからまっちゃうライオン、ぼうつきキャンデーをしっぽにつけて一列になって橋になるワニ…。
    古い本なのに、今読み直しても古臭くなく、わくわくする。旅に準備するものが、どんなふうに役立つのかなど、次々と解明されていく細かな仕掛けも、わくわくする。ベストセラーとは、こういうものだなあ。

    実は、この物語は英語版も読んでいる。
    でも、細かな内容を忘れていた。

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    2023年12月24日
  • エルマーとりゅう

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    子どもの頃大好きだったシリーズ。
    2巻は1巻に比べてインパクト弱いイメージだったけど、あらためて読むとやはり素晴らしい。
    1巻はエルマーが竜を助けたところで終わりだったけど、家に帰るまでが冒険!だもんね。
    ほぼ初対面のエルマーと竜。竜の弱虫なところとか優しいところとか2巻でよりはっきり分かってきて、2人の関係に深みが出た。
    今回はカナリア島で王様の悩みをほどいてあげる。わりと王道かつイージーwな宝探しだけど、宝を溜め込む王様の性格などがうまく、やはり完成度の高い作品だと再認識した。

    まあ、そういうのは後付けで、読んでる間は単におもしろくてかわいい!
    30分弱で読めるのも、リフレッシュにぴった

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    2023年10月15日
  • エルマーのぼうけん

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    幼稚園のとき、帰りの会の15分くらいで先生が読んでくれた本。25年くらい前のことだけど、所々鮮明に記憶が残ってる。エルマーが冒険に行く支度をするところとか、すごくわくわくしながら聞いてたな〜。当時、エルマーに憧れて自分でリュックにいろいろ詰めたりしてたしね。大人になった今、改めて読んでもワクワクするし、エルマーのアイデアというか柔軟性はこの社会を生き抜くためのスキルとして見習うべきところもありそうだよね。

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    2023年10月06日
  • エルマーと16ぴきのりゅう

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    ネタバレ

    前2作と比べて、自分たちとは違う生物を排除せず、それぞれの場所で共存していこうというメッセージ性が強く伝わる1冊。
    りゅうの家族を助けるというはっきりした目的に向かってストレートに進む物語なので、いい意味でとっ散らかったというか、遊び心あるディテールいっぱいだった前2作の方がどちらかというと好き。
    でもりゅうたちが笛とラッパを吹き鳴らしながら、一斉に空に飛び立つラストは圧巻。エルマーの計画を聞いた後の、りゅうたちの「ふぐふぐ」という「りゅうわらい」も可愛くて印象的。

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    2023年09月21日
  • エルマーと16ぴきのりゅう

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    りゅうの名前はボリスということが三作目にして遂に判明!そしてりゅう家族を人間の魔の手から守って終了、凄いぞエルマー!!三作まとめて、ステキなお話でした、齢50目前ではありますが、遂に読めて良かったです。

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    2023年08月15日
  • エルマーと16ぴきのりゅう

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    ネタバレ

    3作目にして、かなりの冒険物語。エルマーすごすぎないか、と思ってしまう。無事に16匹のりゅうを助けてしまうのが本当に頼もしい。親子ともどもすっかりエルマーのファンです。6歳

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    2023年03月31日
  • エルマーとりゅう

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    ネタバレ

    エルマーが家に帰るまで。その知りたがりの病は仕方ない。私だってかかってしまうと思う。機転のきくエルマー。今回も面白かったです。6歳

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    2023年03月31日
  • エルマーと16ぴきのりゅう

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    扉絵が懐かしくて手に取りました。三部作だったんですね。りゅうの好物はスカンクキャベツ。そうそう、「とんがり山みゃく」に「ごびごびさばく」!大人になってすっかり忘れていましたが、りゅうたちはずっと変わらず「そらいろこうげん」で待っていてくれたんだな…涙

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    2022年11月12日
  • エルマーとりゅう

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    扉絵が懐かしくて手に取りました。子供の頃に読んだはずですが内容はうろ覚え。読んでいるうちにエルマーと一緒にりゅうの背に乗って海原を飛んでいる気持ちに。「りゅうは、わをえがきながら、だんだんまいおりていって、四本足で、ちゃくりくしました」降下しながら眼下に迫りくる陸地が目に浮かびました。子供たちの冒険心を掻き立てる名作ですね

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    2022年11月13日
  • エルマーと16ぴきのりゅう

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    人間からりゅうの家族を助け出す物語なので、『エルマーとりゅう』よりもドキドキ楽しめます。
    ストーリーを楽しめる冒険ものなので、子どもたちも真剣に聞き入っていました。
    エルマーみたいにりゅうの背中に乗って空を飛んでみたいそうです(笑)

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    2022年11月07日