【感想・ネタバレ】子どもと文学 増補新版のレビュー

あらすじ

子どもの文学はおもしろく、はっきりわかりやすく――。
戦後日本の児童文学をリードした著者たちが、その草創期に、小川未明や新見南吉らの作品、昔話やファンタジーを読み解き、子どもにとって真に大事なものは何かを追求した児童文学論の記念碑的著作。
新たに石井桃子・瀬田貞二の連続講演、鈴木晋一による回想記を収録。
〈解説〉斎藤惇夫

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Posted by ブクログ

幼い頃好きだった児童文学がなぜ面白かったのか、合点がいった。
論理の捩れや違和感がなく空想世界が構築されており、登場人物や舞台装置が明確、筋書きがわかりやすくテンポがよかったこと。「ながいながいペンギンのおはなし」や、(もはや児童文学の範疇ではないが)ハリーポッターシリーズ等、夢中になった文学は例外なくこの法則にはめられると思う。

子供には、アンデルセンやグリム童話、宮沢賢治などの名作といわれる類のものは、遍く読ませたいと改めて思った。

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2024年11月28日

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