中沢俊介のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
カワードリー・ロッドの続き。
セイントの企てたマジストレイド計画、暴走状態のショーン・マホーニーことピースキーパー01、そしてスケアクロウに捕まってボロボロのバットマンはゴッサムを救うことが出来るのかってお話。
前作の解決編って事で敵であるセイントが焦りだし、スケアクロウもブッ飛ばし、ピースキーパーも殴り倒し、バットファミリー集合で無事解決!!素晴らしい終わりで大満足でした。
ただこのフィアーステートだけ読むとピースキーパー01になったショーン・マホーニーが利用されてボロボロにされただ可哀想に思えたのだけど、解説書でショーンが結構なクズな事が書いてあって笑えた。解説書って本当に大事だなぁと思った。 -
Posted by ブクログ
金も!資産も!装備も僅か!執事も居ない!金持ちムーブをかませないバットマンは面白いのかッッッ!?!?…
めぇっっちゃ面白かったです。
それにホルヘ・ヒメネス先生のアートが最高過ぎて画集のコミックを読んでる気分。
前巻から出たゴーストメイカーもしれっとバットファミリーみたいな感じで登場しちゃうしところも良かった。
そんなに沢山バットマンを読んでる訳ではないけど仲間を頼る様になってきたバットマンは新鮮な気がした。
自分のイメージだと小言を言って誰も信じない、ムスッとして何か考えてる感じだったので面白かったw
今回のメインヴィランはスケアクロウなのだが、もしかしたらこんな脇役じゃないカッコイイスケアクロウを見るのは初めてかもしれない。次巻が楽しみ。 -
Posted by ブクログ
いわゆるDCゾンビーズ、マーベルゾンビーズより好きかもしれない。あっちはあっちでMJやメイおばさん食べちゃって苦悩してるスパイダーマンが見てて楽しいケド…
ダークサイドがよく使う反生命方程式にちょっとブラックレーサー味を追加したら暴走してDC世界に蔓延してしゾンビ大発生の大騒ぎって物語。
ばんばんゾンビ、気持ちが良いぐらいいっぱいゾンビになる。そんな感じで次は誰がゾンビってしまうのかと不安とワクワクを楽しめる作品だった。
そんな絶望的な世界で私が楽しく読めたシーンは、キャプテンアトムの爆発(また)、ジョン・コンスタンティンとミスターミラクルの不幸自慢話、余計な事言ってロイスにぶん殴られるレックス・ルーサーなど他にも見どころいっぱいでした。
続き…早く読まねば…カユ… -
Posted by ブクログ
新たな敵“ハッシュ"の手によって、次々と現れた宿敵たちがバットマンを付け狙う。謎が謎を呼ぶ悪夢の饗宴の結末は――!? キラークロック、ポイズン・アイビー、ハーレイ・クイン、ジョーカー、スケアクロウ、ラーズ・アル・グール―かつての宿敵たちが次々とバットマンを狙いはじめる。
その裏側にいるのは、ゴッサムシティに現れた謎の男“ハッシュ"だった。
ナイトウィングやロビン、オラクルらの仲間たちとともに立ち向かい、ハッシュの謎を追うバットマンだが……。敵か味方か、バットマンに力を貸そうとするキャットウーマンとのロマンスの行方は? そして、ハッシュの正体とは?
シリーズを代表する宿敵たちとバットマンファミリーが総登場する豪華作品が完全版で登場!!
キラークロックがポイズン・アイビーと組んで起こした誘拐事件に始まり、ハーレイ・クインやジョーカーやスーパーマンまで利用してバットマンの命を狙うためにジグソーパズルのように錬られた犯罪ゲームを仕掛けるHUSHの正体を追うバットマンとキャットウーマンとロビンの活躍を、ブルース・ウェインの過去に絡んだ緻密に組み立てられた良質なミステリーに満ちたストーリー、バットマンとキラークロックやジョーカーやスーパーマンなどとの壮絶なバトルの連続、バットマンとキャットウーマンのねじれた複雑なロマンスを絡めて描いていて、バットマン初心者からコアなファンまで大満足の傑作コミックです。
HUSHの正体が、2代目ロビンからトゥーフェイスそしてある人物に二転三転する優れた謎解きの展開とバットマンとキャットウーマンのフィルムノワール的なラブストーリーにグイグイ惹き込まれました。
クリストファー・ノーラン監督で実写化して欲しいです。 -
Posted by ブクログ
アメコミは好きなんだけれども、アメコミ原作のハリウッド映画と違って、アメコミ自体はかなり読みづらい。バットマンならバットマンの、スーパーマンならスーパーマンの文脈を知っていないといけないし、知っていたとしても「今何の話をしているのか?」とか「なにがどうなっているのか?」という流れが分からなくなるときが多々ある。
この辺りの問題って、私固有のものなのかな~と思ったりするが、アメリカのほうでもアメコミは読まれていないとのことなので、同じ感覚があるのかもしれない。長い間に積み重ねられてきた「お約束」を一つ踏み違えると展開が分からなくなる……という問題。それに対処するために、ゼロからはじめるということを繰り返してもいるのだけれど。
でも、『ダークナイト・リターンズ』や『スーパーマン:レッドサン』とかは超面白かった。やはり世間的に評価されているアメコミというのは、誰が読んでも一定の面白さを保証するものなのだろうなぁと。それはこの『バットマン・ハッシュ』も同じで、この作品は私の中では「こういうバットマンが読みたかった!」という満足度の高い作品だった。謎の敵ハッシュの計画によって、様々なヴィラン(スーパーマンまでが)がバットマンに襲い掛かるオールスター展開は、バットマン初心者にも楽しめるものだと思う。
バットマンの長編シリーズは、新しい敵をどう設定するかが一番難しいところだ。あまりに長く続いて、悪役にも一定の蓄積があるために、新しい敵役が出ても「うーん、あんまり強そうじゃない……」という印象に落ち着いてしまう。そういう意味で、今作のように「ヴィランを操る黒幕」や「黒幕の後ろにまた黒幕が」みたな構造が、一番スマートだと思う。
アートワークはとても美しい。アメコミはこれを観るだけで価値がある。さらに、ストーリーも良く、文句なしの一冊だった。リドラーが好きなので、リドラーが重要な役で出ているというだけでも大満足。それにバットマンとスーパーマンの関係もバディ感があって良かったし、バットマンとキャットウーマンの関係が一気に密接になって、こちらも面白かった。 -
Posted by ブクログ
アメコミ史上の傑作「ウォッチメン」の20年越しの続編。
前作は単独の世界観だったところ、今作ではDCユニバースと世界観がクロスオーバー。スーパーマンやバットマンなども登場してだいぶ派手になった。
世界観的にも、アメリカ中心的な色合いが強かった前作から、多極化したものに様変わりしている。
アメコミヒーローもののお約束であるマルチバースの問題に踏み込むというメタな仕掛けがあったりと、ストーリーも面白い。
とはいえ、隅から隅まで傑作だった前作にはどうしたって敵わない。
前作はヒーローの存在意義を真正面から問うものだったけど、今回はそこまでの問題意識はない。
普通によくできたアメコミ、という印象以上ではない。
あまりに優れ過ぎた作品の続編というのは難しい。