【感想・ネタバレ】ホークアイ:L.A.ウーマンのレビュー

あらすじ

大企業の令嬢にして弓の名手、ケイト・ビショップはクリント・バートンとともに二人の“ホークアイ”として名コンビぶりを発揮していた。だが、はた迷惑なクリントをもてあましたケイトは、ついに彼と袂を分かち、犬を連れて一路アメリカ西海岸に旅立つ。しかし、トラブルはクリントの専売特許ではなかった! 到着早々無一文になっってしまったケイトは、女だてらに私立探偵を開業するが……。ハリウッド、セレブ、幻の名盤、そしてマダム・マスク! “もう一人のホークアイ”の活躍を魅力たっぷりに描く、キュートでフレッシュな第3巻!

●収録作品●
『HAWKEYE ANNUAL』#1
『HAWKEYE』#14,#16,#18,#20
©2021 MARVEL

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Posted by ブクログ

クリントと別れてタイトル通りL.A.に一人で来たケイト・ビショップのヒーロー稼業話。短編的な事件を解決していると思いきや、どんどんスーパーヴィランの関連性が明らかになり、さらにはクリント側の話ともつながって彼の下へ帰る…なんて見事な構成だろうか。
ここまでの巻に見られた印象的な手法はあまり多くないが、可愛くみせたりタフに見せたり、小生意気に見せたり…ケイトの魅力を多面的に描き出せているアートだと思う。
登場するゲストキャラがやたら濃いのも特徴的。自然と出てくるLGBTカップルたちとのやり取りは、なんとなく作風に合う。
クリントとの合流が楽しみだ。

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2017年02月11日

Posted by ブクログ

邦訳ホークアイシリーズ第3巻。
クリントと袂を分かったケイト・ビショップ奮闘編。

今巻はデビッド・アハのアートを扉のカバーでしか見られないのは個人的に残念だったんですがハビエル・プリードのデフォルメはかわいいしアニー・ウーのアートも引き込まれますし大満足。

お話は地味ながら「失われた名作」などじっくりと読ませてくれ、アメコミ初心者でこのホークアイシリーズを読むまで「ケイト・ビショップ」というキャラクターをほとんど知らなかった僕にとっては彼女を知るにはちょうどいい塩梅でした。

読後の感想としては前作「リトル・ヒッツ」と次作「リオ・ブラボー」を結ぶ連作短編の様でした。
シリーズ物なので、これ1冊読んで楽しいというわけではないですが、キャラクターの掘り下げをしつつ通した物語に重みを加えていて、読み応えがありました。

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2017年07月10日

Posted by ブクログ

こんなに迂闊な子だったっけ。してみればクリントは意外にちゃんと保護者をしてたんだなあ。M.ホリングスワースの着彩はD.アジャと組んでこそ最高の効果を発揮するのかも。チャンピオンズのメンバーを列挙するネタには笑った。

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2016年01月02日

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