さとうふみやのレビュー一覧
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作品作りの苦労を感じる
単なるスピンオフギャグかと思いきや、しっかりと原作を考察したうえで、犯人側の視点に立ち、どうやったんだという点を面白おかしく描いていく。そしてギャグが普通に笑えるという。原作を読んでいるときには感じなかったが、実際に犯人から見たらこうなんだろうなというアハ体験を感じた作品。
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学園七不思議殺人事件
金田一少年のシリーズの中でもこの事件の真犯人は自分勝手で嫌なヤツという印象が強いですが、犯人目線を続けて読んでしまうと哀れさが際立って気の毒になってしまいます。犯人ではないけれど悪役枠の先輩に対する犯人の意見に、笑ってしまいました。確かに彼が嫌われているせいで被害者が増えたなぁ…と^^;
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珍しくわかりやすい伏線回収
単発で読めて、登場人物や人間関係も難解ではない。シリーズでは後の方の作品ですが、逆にとっかかりに読むのもおすすめかもしれません。
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塾に何しに行ってんだ
スパルタ塾の合宿に行く話ですが、金田一が手荷物にとんでもないものを入れていたのと、
途中で何度も「美雪の所に行きたい」と言っているのが個人的にすごく印象に残ってしまう話でした。
いい加減に付き合えよ! -
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被害者は天才ですか
個人的に離島で起こるパターンの物語が好きなので、★多めにしちゃいました。
トリックはいつもながら「そんなことできるかよ!」と思いますが(手榴弾なんか一般人には手に入らないでしょう)
まあ一番驚いたのは被害者の残したダイイングメッセージですね。
朦朧とした頭でよくあんな文章を考えついたな、と思います。 -
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トリックは好きです
しばらく漫画から離れていたのですが、TVアニメで見たことのない話を複数観て
こちらのシリーズ発売を知りました。
アリバイトリックは結構好きですね。
なんとなく途中で「なんか、ここ怪しい」と思ったところがそうでした。 -
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東京の人以外には難しいかも?
金田一少年シリーズの最後の作品で、かなりボリュームがありました。
トリックが東京の膨大な路線の時刻表や駅の構造などを利用したものなので、
関西人の私には駅名や路線を書かれてもわかりづらく、ネットで路線図とにらめっこしながら読みました。
まあ、それでも面白かったし、東京の人には「うん、うん」と納得しながら読める作品なのだろうと思いました。 -
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これからの期待をこめて
少しずつ昔の仲間も出始めてきて、徐々に面白くなってきた。なぜ一が謎を解きたくなくなったのか、本編よりもそちらのほうが興味がある。
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Posted by ブクログ
ネタバレ金田一少年の事件簿では17歳だったはじめちゃんが
20年の時を経て37歳に!
その間何があったかはわからないけど
当人は「事件には極力関わりたくない。」
と考えるようになっているものの、生まれ持った死神体質は健在で
相変わらず行く先々で事件に巻き込まれています。
20年が経ち、剣持警部は退職。
明智警視は警視正に。
そして美雪はキャビンアテンダントになり
今の所本編には一切登場しないながらも
LINEの記録等で存在だけは確認できるという
刑事コロンボのかみさんのような立ち位置になっています。
苗字が確認できないですが、恐らく未婚。
美雪も37歳ですよ?
あれだけ色々あったのに放っておいてるの -
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サラリーマン金田一
あの金田一一がもう推理をやりたくない、しかも普通のサラリーマンになれるとはね......ま、たとえ本人はその気はなくでも、事件は自然に彼を巻き込むですけどね。
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今回で取り敢えず一段落?
収録エピソードは「ファイル15異人館ホテル殺人事件」「ファイル16墓場島殺人事件」「ファイル17速水玲香誘拐殺人事件」「ファイルEX氷点下15度の殺意」「ファイルEXオーナーの事件簿」の5本
ファイル17で原作のFILEシリーズでネタにできそうなものはほぼやり終えたらしく、次巻以降からはCASEシリーズもネタとして使われるようです
盗作騒ぎと内容の凄惨さでギャグネタにしづらい「異人館村殺人事件」はやはりエピソード化できなかったよう
頁の調整の為か、短編シリーズの「氷点下15度の殺意」とシリーズ新作「金田一37歳の事件簿」の宣伝の為に描かれた番外編「オーナーの事件簿」も収録
「オーナーの