キムチョヨプのレビュー一覧

  • 派遣者たち

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    地上が正体不明の菌類 "氾濫体" に汚染され、地下都市のラブバワに住む少女テリンが、地上世界に憧れ、氾濫体の調査・研究を行う "派遣者" を目指そうとする話

    しかし、自身の脳内に氾濫体となる、自分とは異なる意識をもっていることに気づく

    脳内にいる氾濫体を呼びやすいよう "ソール" と名付け、コントロールしようとするができず、消すと脅したり、なだめたり、ほっといたりするがやがてソール自身が意思を持って主人公をコントロールしだす

    地上を再び人類のものとする目的のもと派遣者となるが、
    氾濫体と人間のあいだにたち
    葛藤に苦しみながら、心

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    2025年08月16日
  • 惑星語書店

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    初めての韓国小説。SF小説という枠で考えれば、そんなに奇をてらった話ではないのかな、と思う。あと10年とか20年もすれば、日常になりうる未来の形もありそうだし、宇宙開発の話は、規模を地球サイズに置き換えても、通用しそう。
    カタカナが、韓国の地名とか、そういう固有名詞なのか、それとも私の知らない一般名詞なのか、分からず、ちょっと読み下すのに、力が要ったな。

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    2025年07月13日
  • 惑星語書店

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    安定のキム・チョヨプ節が短編より簡潔な掌編で楽しめる。全体でも150頁ほどで2時間くらいで読み切ってしまった。若干物足りないというか、もう少し読みたい感もあるけど、終盤の何作かは世界線として繋がっていて、続きものとしても楽しめる。

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    2025年06月29日
  • 惑星語書店

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    大好きなキム・チョヨプさんの短編集。
    今作は14作収録されており、『サボテンを抱く』『惑星語書店』『シモンをあとにしながら』『外から来た居住者たち』が特にチョヨプさんらしさを感じる作品でした。
    『派遣者たち』の原型となった短編も収録されているため、『派遣者たち』が好きな私にとってはたまらなかった。
    カシワイさんの装画も、チョヨプさんの世界観にピッタリです。

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    2025年06月07日
  • サイボーグになる テクノロジーと障害,わたしたちの不完全さについて

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    以下、障害への違った視点を教わった。
    ・障害を治療矯正できなかったものとネガティブにとらえるのではない。
    ・健常者に近づかせるためのリハではなく、補聴器より表字サービスとか、自分で生きやすい方法を選べるといいんじゃない?
    ・でも高価な車椅子とか使ってたら、白い目で見られる。非障害者の価値観のなかで生きるジレンマ。
    ・非障害がつくるもの、思い描くユニバーサルデザインなどゴールを決められて、ユーザー側にいるだけでなく、自分で決めたい。
    ・障害をオープンにする方が生きやすいと思ってたけど、それが関係性や仕事上の支障になる可能性もある
    ・障害者は技術を使って、健常者に近づく努力をし、喜ぶ人でないとなら

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    2025年04月06日
  • 地球の果ての温室で

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    著者の短編集である「この世界からは出ていくけれど」、「わたしたちが光の速さで進めないなら」がとても面白くて、長編も読んでみたいと思い手に取った。

    私はキムチョヨプさんの描く文章や世界観、人の心の温かさや愛情深さがとても好きなので、この本も総じて好きだし、好きな作家さんだと思った。

    物語は3人の視点で描かれており、3つの物語が繋がって一つのストーリーになっている。それぞれ短編を読んでいるようでもあり、とても読みやすく一気に読める。

    ナオミとアマラ、ジスとレイチェルのお話は、特に面白くて引き込まれた。著者は温かくて切なくてどこか悲しい人の感情を書くのが上手だと思う。

    あと、著者あとがきの中

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    2024年11月26日
  • 地球の果ての温室で

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    ポストアポカリプスでアフターコロナを感じるけど、著者はいつこのストーリーを思いついたのだろう。

    蔓植物が世界に伝播していってたところは、「トップをねらえ!」のラストシーンの音楽が流れた。

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    2024年02月14日