三香見サカのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
凛太郎が薫子の為に努力を重ねて作り上げるたった1つのケーキ。そこまでの『特別』を籠められたら先にある答えはたった1つだけのように思えてしまうけど、二人はそういった答えへ安易に飛びつかず、むしろケーキに籠められた想いをじっくりと味わうんだねぇ
今回は誕生日を理由として『特別』に作った
けれど「また作る」と約束したならそれはイベント的な『特別』以外の意味も含む事が出来て
だから凛太郎もケーキ作りをもっと上手くなりたいと願えるようになったのだろうな
今回の件は薫子の誕生日を祝う意味に留まらない大切な日となった気がするよ
もはや「いつものメンバー」になりつつある6人での海遊び
千鳥と桔梗の壁なん -
Posted by ブクログ
昴が気不味さを感じてしまうくらいにイチャイチャ感を醸し出す凛太郎と薫子の会食。それを盗み見る翔平が嫉妬を覚えるのも当然というくらいに甘酸っぱい
まさかその雰囲気から凛太郎が口にしたのが朔達への悔いであるとは思わなかったよ…
又と無い友人だから大切にしたい。隠し事なんてしたくない
でも千鳥と桔梗の険悪さを思えば、簡単に明かせる話ではない。そのリスクは前回の昴が示してくれた通り
でも今の凛太郎にとって薫子や昴との繋がりも大切。そんな彼女らに及ぶかもしれないリスクを理解してなお、「本当にごめん」「お願いします」と請う凛太郎は良い奴だし、朔達にどれだけ友情を感じているか判るというもの
だから薫子と昴 -
Posted by ブクログ
不良とお嬢様に拠る恋愛物語なんて古今東西幾らでも存在しているから、本作もその類かなと読み始めた当初は思っていたよ
読み進めると、それが思い込みによるものだと実感させられる。そういう内容だったね
隣り合うお嬢様学校と底辺学校。唯でさえ立地的な難しさが存在しているのに、桔梗学園の女生徒は千鳥高校の生徒を嫌悪し、釣られるように千鳥高校の生徒も桔梗学園の女生徒を敵視して…
思春期の少年少女なら自分と遠い筈の存在が近くに居るとなれば、はしゃいだって可怪しくないのに、この対立が鉄のカーテンの如く両者の間に存在しているわけだ
ここで面白いのは主人公である凛太郎も学友に明かせないもう一つの顔が存在してい -
ネタバレ 購入済み
よかった!
花火の日に伝えられなかった思い。
それをまた今度、次がある…ではなく伝えたい。
その思いでお祭りに行くことになった紬くんと薫子ちゃん。
2人きりなので邪魔は入らないものの、緊張でパニックに。でも、お祭りも楽しめて2人の言葉で思いを伝え合えるのはとても素敵でした。
特に薫子ちゃんが紬くんの出会いを「覚えていなくていい。」と言い切り、その理由が紬くんがそこにいたのが誰であってもその行動をとったという証拠だから。そんな君に救われたし、恋をした。
というのが素敵すぎました…。
次は誕生日ですね!紬くんは2つのケーキを完成させることができるのか…次巻も楽しみです! -
購入済み
ぬあーーー
超いいところーーー!!
ここで切るとか!マジで読者殺しにかかってんなぁ!
次巻が楽しみすぎて寝れなくなったらどーしてくれんだぁ!
まだ買ってない人!同じ苦痛を味わうがいい!(笑)