伊集院光のレビュー一覧

  • 次の角を曲がったら話そう ~伊集院光とらじおと自由律俳句の本~

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    自由律俳句。
    某自由律俳句で有名な方の作品を読んで
    「あ、これ合わんやつ」
    って思って避けてたジャンル。

    だけど、この本の自由律俳句たちはすごく素直に読めて、共感できるものもあったりして。
    どれも、思わず口をついて出たような、ぼーっとしてる時に思わず浮かんだような、とっさに出ちゃった一言のような、そんな言葉で、それがすごく心と頭に入ってくる。

    どうしよう、どれも分かる。どれも好き。
    パーソナリティの方たちのごくごく普通の感覚も良い。

    ちなみにタイトルの「次の角を曲がったら…」を読んで。私は「何かを言いそびれている」って感じではなく本当にそのまんま「次の角を曲がったら話そう」って誰かが言う

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    2025年08月12日
  • 世間とズレちゃうのはしょうがない

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    人は「見た目」で共同体から外される、という点に気付かされた点がある。こちらが大多数で見た目で嫌に感じたこと、逆に自分がマイノリティで外されたことがあったこと、自分は多様性を受け入れていきたいと感じた。

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    2024年10月14日
  • 世間とズレちゃうのはしょうがない

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    伊集院さんが想像する養老さんとは実態が異なっていて、伊集院さんが驚く場面というのが多いように思った。「世間からのズレ」がテーマなので、それはそれで面白い。それでいて波長の合う二人の対談は読んでいてとても心地よく感じた。お二人の対談はもっと読んでいたい。

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    2024年09月02日
  • 世間とズレちゃうのはしょうがない

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    効率重視で生きづらい世の中だけれど、わたしたちはともすれば世間の枠からはみ出しがちになるのだけれど、なんとかかんとか帳尻合わせてうまく生きてゆくことがだいじ、そんなヒントが詰まった本。

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    2024年07月11日
  • 名著の話 芭蕉も僕も盛っている

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    ネタバレ

    とても読みやすく、そして面白くて2日で読んじゃいました。「100分de」での伊集院さんが全く読んでないのにあんなに的確な質問できることにビックリ。むしろまっさらだからできる純粋な疑問なのかもしれないけど。私にはできない。
    今回はちゃんと読んでから改めて名著対談ということでしたが、もちろん的確だし、目の付け所がさすがです。
    松尾芭蕉の
    むざんやな 兜の下の きりぎりす
    は印象に残った。
    ピノッキオで和田先生が
    「意思を持ったあやつり人形であるピノッキオは、わたしたち人間を体現しているように思えてならない」という言葉が印象的でした。

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    2024年02月13日
  • 名著の話 芭蕉も僕も盛っている

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    毎回のように、テレビで見ている"100分で名著"の裏話。伊集院さんの素直な謙虚な感想が、すごくわかりやすく読み解いてくれている。
    ぶっちゃけの感想もなかなか。読んでいて楽しかった。

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    2023年12月01日
  • 世間とズレちゃうのはしょうがない

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    大好きなお二人の対談本、、、というか、気ままなお喋りの本です。知識の深さはさることながら、幾つになっても好奇心の潰えることのないお二人のように学び続けたいです。

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    2023年10月29日
  • 名著の話 芭蕉も僕も盛っている

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    ちょうど芭蕉を授業中。でも教科書に載るぶんしか読んでなかったことに気づきました。
    ピノッキオの冒険、ペストの記憶、読んでみたいです。

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    2023年10月29日
  • 名著の話 芭蕉も僕も盛っている

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    ピノッキオの冒険、これは必ず原作を読もうと思いました。比較されてる「クオーレ」も。
    ピノッキオの原作者があんなトンデモ人間だったとは初めて知りました。忠実に再現されてるほうの(笑)ピノッキオの映画も観たいと思います。

    伊集院さんのあとがき、泣きそうになりました。こんなことってあるんですね。

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    2023年08月04日
  • 名著の話 芭蕉も僕も盛っている

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    100分de名著の番組が好きで、本書を手に取りました。軽妙な中にも伊集院さんのコメントにハッと気付かされることが多く、私も松尾芭蕉の「おくのほそ道」はリアルな話かと思っていましたが、時空を超えて旅していて、俳句としては革命的だったこと、「ピノッキオ」はディズニー映画と全く異なる、複雑なキャラクターばかりが出てくることなど、目から鱗な話が面白かったです。また、関連書籍が出たら読みたいです。

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    2023年07月30日
  • 世間とズレちゃうのはしょうがない

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    ラジオリスナーとして追ってきて、これまでもがいてきて色々忸怩たる思いを胸に抱きつつも仕事に向き合ってきたその姿に勇気付けられてきた一ファンとして胸に残る本でした。

    当然自分とは全然レベルが違う実績を残しているお二人なので同列に語るべきではないと思いつつ、自分と重ねる箇所が多く、自分のこれからの歩みの灯台となるような考え方、想いを一つ一つ噛み締めながら読み進めました。

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    2023年07月16日
  • 名著の話 芭蕉も僕も盛っている

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    シリーズ前著もすごく面白かったので、今回もほくほくと読み始めた。『奥の細道』『ペストの記憶』『ピノッキオの冒険』が扱われている。まず選ばれた作品に対して、それが来るの?と思った。『ペストの記憶』はまあ、世相というものがあって、選ばれても納得。でも、後の二冊は?

    『奥の細道』は、諄々と語りをつなぐようでいて、ここぞというところに短詩型で、ぐっとフォーカスして切り取った、心動いたものを提示する。それは、タレントとしての伊集院さんの達者な語りの中に、ここを聞かせたい!(あるいは効かせたい!)と思ったところを、ぐっとパッショネイトな『盛った』表現をするのと似ているのかもしれない。『あとがき』に、芭蕉

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    2023年07月05日
  • 名著の話 芭蕉も僕も盛っている

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    伊集院光さんの質問内容や分析力に唸ること頻り。読者にわかりやすいよう自らの体験談を語ってくれるのも楽しい。喩えが精細。『ピノッキオの冒険』は原作を読んでみたい。

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    2023年07月02日
  • 世間とズレちゃうのはしょうがない

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    読み物としてとても面白かったです。
    自分らしく生きていく上でのヒントがいっぱい書かれているように思いました。

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    2023年06月30日
  • 名著の話 僕とカフカのひきこもり

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    「100分de名著」ホスト役の、伊集院光さんと、番組でそれぞれの回に解説者として出演しておられた専門家の事後対談集。取り上げているのは次の三作品。

    フランツ・カフカ『変身』
    柳田国男『遠野物語』
    神谷美恵子『生きがいについて』

    共通して見えてくるのは、行き場のない者、出来ることを奪われた者の、その先にある『生きることの問い直し』のように思う。この本については、まず、番組を配信で見直すか、題材になった本をよむのが良い。しかし、それも大変…ということなら、全く知らぬまま、読まぬままより、

    「この有名な作品は、こういう内容だったのか。ふうん。」

    という感じで、刺さったものだけでもお手に取られ

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    2023年02月03日
  • 名著の話 僕とカフカのひきこもり

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    本には出会うタイミングがある。一読ピンとこなかったものが、違う出会いによってかけがえのないものなることもある。
    本との関係性を深めていきたいと思う気持ち。それが読書の面白さなのだろう。
    『変身』を改めて読みたくなりました。

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    2022年12月18日
  • 名著の話 僕とカフカのひきこもり

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    100分で名著で取り上げた本のうちの3冊を対談集として本にしたものです。
    カフカの「変身」柳田国男の「遠野物語」神谷美恵子の「生きがいについて」
    テレビでも楽しく観ましたが、この本もさらに距離が近づいた感じでした。
    またこの3冊を読み直してみたいです。

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    2022年11月30日
  • 世間とズレちゃうのはしょうがない

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    伊集院光と養老孟司の対談で、世間とのズレや折り合いを付けて行く生き方、空気を読むなどがテーマの本です。
    対談なので、とても読みやすい文体です。
    世間とズレている生き方を怖がっている伊集院さんが、養老先生から昆虫や脳の話、解剖学の話、都市化の話などを上手に引き出していて、面白いです。

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    2022年09月13日
  • 次の角を曲がったら話そう ~伊集院光とらじおと自由律俳句の本~

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    自由律俳句の本を初めて読んだけど、読むだけで情景が湧いてくる新しい世界を知ることができた。
    出演者がそれぞれ解釈が異なっていることも書かれており、自分が感じたこととの違いもわかり、奥深さをさらに増しています。もっと読んでいたいと思わせる、極上の読書体験でした。

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    2022年08月31日
  • 名著の話 僕とカフカのひきこもり

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    「100分で名著」も大好きな番組なので、この本を出してくださったことに感謝!もちろんテレビ番組をみたことがない方にもおすすめ。

    カフカの「変身」。読んだことはあるけど、ますます再読したくなりました。「虫」のドイツ語の意味を知って読むのと、知らないで読むのとではだいぶ印象が違いそうですね。
    遠野物語にも俄然興味が湧きました。

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    2022年07月24日