伊集院光のレビュー一覧

  • 名著の話 僕とカフカのひきこもり

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    先日、読んだ一冊、
    NHK Eテレ「100分de名著」で出会った約100冊から、
    伊集院光が熟読して心に刺さった3冊を厳選。
    名著をよく知る専門家に再会し、新たに徹底トークを繰り広げる。


    きっかけは
    テレビやラジオで活躍中の著者が、
    (特にラジオ人格が面白く)
    この人がどう語るかが気になったこと。

    番組自体はテレビをザッピングして
    流し見する程度で
    難しい本を紹介している印象があり、

    本書にある3冊は
    自分から手に取って読むには
    難しいイメージを持っていました。

    カフカ『変身』では虫になった人は
    引きこもりで外に出られなくなった人に
    例えてみたり、

    経験や想像に引き寄せて自由な見

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    2022年07月24日
  • 世間とズレちゃうのはしょうがない

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    表紙のイラストがとてもいい。

    この二人の対談、とても興味深く読んだ。
    「不必要なものが必要」は
    普段思っている「必要な無駄」と似ている。

    バカの壁と同じ、悟りに近いような感覚。

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    2022年06月08日
  • 名著の話 僕とカフカのひきこもり

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     伊集院光氏が憧れていた立川談志師匠に会ったとき、「あるとき、談志師匠の落語を聞いてこの差は埋められないとショックを受け、ノイローゼになって落語家をやめました」と話したとき、談志師匠は「嘘じゃねえのかもしんねぇけどさ。よくできた話だな」と答えたというエピソードがあった。

     神谷美恵子著『生きがいについて』についての話だ。本について話しながら、自分の体験と照らしていろいろなことを考える。いや、この談志師匠のくだりは、『生きがいについて』とは、まったく関係ないんだけどさ。でも、言葉にしてしまうときれいすぎること、スっと入ってしまうことの怖さみたいな話から、こういう話になっていたのではなかったかな

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    2022年05月07日
  • 世間とズレちゃうのはしょうがない

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    ネタバレ

    世間の内側にいたい伊集院光と世間の外側にいることに抵抗がない養老孟司が、「世間」をキーワードにして対談した内容をまとめた本。世間の内と外の話から都市と自然の話に発展したり、AIの話になっていたり、あまり縛りなく様々な話をしている。

    伊集院さんのことを全然知らず、深夜ラジオで下ネタを言っているイメージしかなかった(友達からそう聞いたので・・・)。だから伊集院さんと養老先生が対談するって、何がどうなったらその二人がくっつくんだと気になって購入した。実際読んでみると、伊集院さんがとても論理的に物事を分析していることに驚いた。
    会社の研修を受けていると、世間の内に内にと閉じ込められる感があってとても

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    2022年04月17日
  • 名著の話 僕とカフカのひきこもり

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    Eテレ「100分de名著」で取り上げられた『変身』『遠野物語』『生きがいについて』を、番組での解説担当者と伊集院光さんが語り合った著作。伊集院さんが、収録後にそれらを読み返して、再度聞いてみたくなったことを、担当者に聞いたのだという。番組を実際に見ていれば、一層楽しめたことと思うが、この本単独でも、十分に楽しい。特に、『生きがいについて』(若松英輔さん)に関する対談がよかった。

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    2022年03月23日
  • 世間とズレちゃうのはしょうがない

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    期待が大きかっただけに、肩透かしをくらったような読後感。
    世間とは何か、その中で生きる違和感は何か、そこでどうサバイバルするのか。
    以前読んだ鴻上尚史さんの本を思い出した。
    とにかく伊集院さんは考える人で、理屈を見つける人で、素直な人。養老先生のマイペースさも心地よい。
    遺骨が鳴って、これは悲しんでいるのかな、笑っているのかな、という話は面白かった。
    二人のファンには楽しめるのでは。

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    2022年02月05日
  • 次の角を曲がったら話そう ~伊集院光とらじおと自由律俳句の本~

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    TBSラジオ「伊集院光とらじおと」毎週月曜 - 木曜 8:30 - 11:00、この本は木曜日のコーナー「伊集院光とらじおと放哉と山頭火と」で、リスナーから投稿された自由律俳句の厳選集。(伊集院氏は次の角を曲がり、番組は終了するとの発表がありました。)
    載っている自由律俳句には、放送当時の伊集院氏とパートナーやアシスタントとのトークも掲載されています。俳句と違って自由律俳句は、文字数の制限が非常にゆるく、何を詠んでもOKですが、少ない語数で如何に内容を詰め込むかが詠み人の腕の見せどころなのは俳句と同じ。タイトルの『次の角を曲がったら話そう』は、話しづらいことを思い切って話すきっかけをつかもうと

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    2022年01月12日
  • 世間とズレちゃうのはしょうがない

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    伊集院光と養老孟司の対談集。一件、つながりがなさそうな二人だが、いわゆる世間と言われるものについて、二人が違和感を抱いていることが書かれている。伊集院の話しが多いが、養老先生が要点をついている。

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    2021年07月12日