中村哲のレビュー一覧

  • わたしは「セロ弾きのゴーシュ」 中村哲が本当に伝えたかったこと

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    今年 1冊目
    すごい人なのに すごさを 感じさせず、ただ目の前の困っている人に手を差し伸べただけ と言い切ることの凄さ

    見習えないけど、何が自分にできるのかを考える

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    2023年01月05日
  • わたしは「セロ弾きのゴーシュ」 中村哲が本当に伝えたかったこと

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    ガンジーといい中村医師と言い、尊い人がなぜ同じ人間の手で殺されてしまうのだろう。
    先生のことを知ってから、ずっとその疑問が頭の中にあります。答えは出ません。善悪や道徳で世界は回っていないということを突きつけられる心地です。
    そして、私はそんな正しくない世界に生かされているんだな、としみじみ思います。蛇口をひねれば水は飲めるし、近くの川が涸れることはない。職や家を失っても、いきなり死ぬことはありません。何より、生活の中で爆弾が落ちてくる危険はほぼ皆無。
    私は前世で何か偉大な功績でも残したのでしょうか?アフガニスタンの人は、何を対価に支払ったらこの生活ができるのでしょう?
    誰がどう見ても不公平なの

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    2022年11月15日
  • 人は愛するに足り,真心は信ずるに足る アフガンとの約束

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    書名に惹かれて、思わず手に取った。
    亡くなったニュースだけ聞いて“日本のお医者さんが異国の地で大変な仕事をなさった”と漠然と思っていたが、異国の地も、大変さも、何ひとつ自分はわかっていないことを知った。
    これを読み、私に今すぐ何かをしろと先生は別におっしゃらないだろうけど、人類だの国際協力だの環境問題だのといった空虚な哲学より、まず自分と家族と隣人へ何ができるかから考えていこうと思った。

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    2022年11月14日
  • 天、共に在り アフガニスタン三十年の闘い

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    文章は決して上手くなく、後半の井戸掘り関連は専門的でもあって読みにくいが、現地に根付いた支援活動をベースにした鋭い視点とコメントが素晴らしい。写真も多く使われていて、砂漠を緑化して農耕地にしていった実績も圧巻の一言。
    見習う、学ぶことの多い書。

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    2022年10月29日
  • わたしは「セロ弾きのゴーシュ」 中村哲が本当に伝えたかったこと

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    ネタバレ

    アフガニスタンで殺されたペシャワール会の中村医師の
    講演録からの書籍化。

    病院設立以降の井戸掘り、灌漑の話がメイン。

    数多くのインタビューを活字化していているので本の中での内容の重複が多い。

    地に足がついた支援とは何かを教えてくれる。
    先日映画も見たがほとんど内容が一緒だった。

    本当に一本の太い背骨が通っていていたそれが
    多少撓んだりしても、つよい背骨だったんだなぁということが感じられた。

     人間として生き方のお手本だ。

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    2022年09月15日
  • 天、共に在り アフガニスタン三十年の闘い

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    読書する良さを改めて感じられた一冊。
    生涯行くことのない場所での、することのできない経験を少しでも知るために私にとって読書は欠かせないものです。

    これまでアフガニスタン情勢については、テレビのニュースで部分的に見聞きする程度でした。
    でもやはり、与えられる情報だけで知った気になるのは大変恐ろしいことだと思いました。
    この本に記されている中村氏の視点が全てではないでしょう。
    違う国籍、立場から見たらまた異なるアフガニスタンが見えてくるのかもしれません。

    この本では主に用水路の作り方が記されています。
    しかしながら、その行程を読み進めるとアフガニスタンの自然環境だけでなく政治的状況、人々の考え

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    2022年09月10日
  • わたしは「セロ弾きのゴーシュ」 中村哲が本当に伝えたかったこと

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    アフガニスタンの住民が抱える問題に根元から取り組んでこられたことがよく分かった。
    これだけ壮大なことにチャレンジしているのに、偉ぶらず、淡々と語る姿に人物としての魅力が感じられた。

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    2022年02月09日
  • 天、共に在り アフガニスタン三十年の闘い

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    本当にすごい人すぎる。心から尊敬、中村哲先生。
    日本からでは、現地の声や状況はわからない。
    マスコミの報道は偏っているんだなと改めて感じる。
    綺麗な水が、いかに大切か。医療よりもさきにやることがあるからと、
    医者であるのに自ら井戸掘りに用水路をひくことに率先して行動。
    その様子を淡々と綴られているのだけど、並大抵のことではない。
    これらの事業に人生を捧げた中村哲先生だけど、ご家族はどんな気持ちだったのかと心配になる。
    中村先生みたいには生きられないけど、自分のできる範囲でアフガニスタンを支援したいと思った。

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    2021年11月05日
  • ほんとうのアフガニスタン~18年間“闘う平和主義”をつらぬいてきた医師の現場報告~

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    真実を知ることなんてできないんだなと思った。物事にはたくさんの面があり、信じたい面のみ見ようとしてしまう。中村哲さんの行動力と信念を貫く強さと、殺害されてしまった事実が苦しい。

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    2021年10月10日
  • ほんとうのアフガニスタン~18年間“闘う平和主義”をつらぬいてきた医師の現場報告~

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    アフガニスタンという言葉はよく耳にしてきたのに、その国のこともそこに住む人たちのことも何も知らなかったんだと痛感した。
    女性の解放も民主主義も大切なことで、アフガニスタンでそれらを実現することはアフタにスタンの人々にとっても重要なことだと思っていた。
    でもそれは日本に生まれ育った中での私の価値観であって、そのままアフガニスタンの人々にとって当てはまるわけではない。
    本当に何か助けるのだとすれば、そこでの「普通の生活」が明日もあさっても続いていくように手伝いをするということなんだ、というようなことを中村さんは言っていた。
    私は大きく勘違いしていた。
    中村さんやペシャワール会の人たちがしている活動

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    2011年01月15日
  • 人は愛するに足り,真心は信ずるに足る アフガンとの約束

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    中村哲さんって思っていたよりもざっくばらんな方だな。驕らずにその辺のおっちゃんをやってたなんて!
    医師の上、水路まで作られた(実際に重機に乗って)、男性版マザーテレサみたいな方なのに。

    ということはわかる本でした。


    惜しむらくは、聞き手の澤地久枝さんが自分の意見を話しすぎだったこと。作家としての自我が出過ぎですわ。
    インタビューって難しいんだなと改めて思った。

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    2024年08月04日
  • 天、共に在り アフガニスタン三十年の闘い

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    「FACTFULNESS」を読み終えた後に手にした本なだけに、互いの距離感にギャップを感じ世界を見渡す視線の測り方、遠近感を養えた一冊。中村さんはじめ一人ひとりの命をかけたひとつひとつの積み重ねが世界を形ずくっているんだ・・・と考えさせられた。人類が文化の枠組みを超えて他の生物と本当の意味で共存し合える生命体になれる日はくるのだろうかと考えさせられた。この世に生を受けたひとつの人間としてこれまで巡り合った本から何を学び、何を育めるのだろうかと思いめぐらした。

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    2023年07月25日
  • 天、共に在り アフガニスタン三十年の闘い

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    立派な方であることはよくわかる。著者の経験は素晴らしいものであるゆえ、工夫すればもっとドラマティックにかけるとも思う。

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    2023年01月21日
  • 人は愛するに足り,真心は信ずるに足る アフガンとの約束

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    僕は中村哲さんを極めて尊敬している。彼の成したこと、成そうとしたこと、成し得なかったこと。その全てに、私たちが体得すべきものがある。
    本書は、哲さんの実際の活動というより彼の個人史、どういう人間なのかというのがよくわかる稀有な書籍だ。そしてご自身おっしゃるように案外保守的で、必ずしも自分と考え方が近い方ではないと気がついた。
    そのギャップに少し面食い、しばらく感想が書けなかったが、そのギャップこそ面白いし大事だと今は思う。

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    2022年09月11日
  • 人は愛するに足り,真心は信ずるに足る アフガンとの約束

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    素晴らしい人なのだと思うけれど、澤地さんのインタビューがおもしろくないのか、編集がおもしろくないのか、全体としておもしろくなかった。すみません。でも素晴らしい人だと思う。

    ○ともかく3度のご飯が食べられること。それと、家族が仲良く故郷で一緒に生活できること。この二つをかなえてやれば、いろんな問題のほとんどは解決する、、

    ○死と愛、ヴィクトール フランクル

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    2021年12月28日
  • ニュース・天気予報がよくわかる気象キーワード事典

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    ①偏西風の帯は同じ場所に位置するわけではなく、季節により移動したり、形状を変えたりする。

    ②北極の周りの空気を閉じ込める偏西風の極渦というものがあり、偏西風が蛇行をすることでそのバリアが弱くなり、大寒波となる。

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    2020年02月15日
  • ニュース・天気予報がよくわかる気象キーワード事典

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    (特に後半の天気予報関連の部分が)わかりやすく記述されてるものの、気象をほとんど知らない人が読むと「?」となりそうな部分はあって、想定してる対象読者に対してのウケはどうなんだろうか…と思うところもあった。

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    2019年12月20日