中村哲のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ガンジーといい中村医師と言い、尊い人がなぜ同じ人間の手で殺されてしまうのだろう。
先生のことを知ってから、ずっとその疑問が頭の中にあります。答えは出ません。善悪や道徳で世界は回っていないということを突きつけられる心地です。
そして、私はそんな正しくない世界に生かされているんだな、としみじみ思います。蛇口をひねれば水は飲めるし、近くの川が涸れることはない。職や家を失っても、いきなり死ぬことはありません。何より、生活の中で爆弾が落ちてくる危険はほぼ皆無。
私は前世で何か偉大な功績でも残したのでしょうか?アフガニスタンの人は、何を対価に支払ったらこの生活ができるのでしょう?
誰がどう見ても不公平なの -
Posted by ブクログ
アフガニスタンという言葉はよく耳にしてきたのに、その国のこともそこに住む人たちのことも何も知らなかったんだと痛感した。
女性の解放も民主主義も大切なことで、アフガニスタンでそれらを実現することはアフタにスタンの人々にとっても重要なことだと思っていた。
でもそれは日本に生まれ育った中での私の価値観であって、そのままアフガニスタンの人々にとって当てはまるわけではない。
本当に何か助けるのだとすれば、そこでの「普通の生活」が明日もあさっても続いていくように手伝いをするということなんだ、というようなことを中村さんは言っていた。
私は大きく勘違いしていた。
中村さんやペシャワール会の人たちがしている活動 -
Posted by ブクログ
アフガニスタンでの医療活動や灌漑作りと緑化活動に人生を捧げた中村哲さんが、2013年までの30年を振り返り記した本。
私は2019年に大きく報じられた中村哲さん死亡のニュースを見るまで彼のことを知らなかった。当時、気になって調べれば調べるほど、ニュースに深い悲しみと憤りを感じたのを覚えている。今回は彼自身の言葉でさらに彼のことを知ることができた。
武力増強は本当の平和のためにはならないという言葉は、何より30年以上の現地での彼の経験が裏付けている。9.11の後、アフガニスタンへの自衛隊の派遣に際して、哲さんは参考人として国会で答弁した。丁寧な言葉で必死に伝える哲さんの姿を、そしてそれを厄介 -
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