鷲田小彌太のレビュー一覧

  • まず「書いてみる」生活

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    普段は手に取らないような分野の新書をと思い、これを読んでみたらすごく読みやすくて感動もの。内容に感動とかではなく読みやすさに感動した。さすが書く技術を教えてくれる本だけあって、書く技術のある人の書き物は読みやすいんだ
    、と知った。これから面白いので書く技術を書いている人の書物を読んでみたいと思うようになった

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    2014年11月17日
  • 父は息子とどう向き合うか

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    13歳(中学1年・2年)の息子を持つ父に向けた本
    私の息子は現在12歳。中学1年生。
    よくある自己啓発本の一つかなと思いましたが。
    内容はいたって普通でしたが、それぞれがやはり
    感じるところがあり、いつか息子にも読んでほしいとおもいました。
    ○勉強させる。HARDWORKを経験させ集中力を持続させる訓練をする。
     受験勉強をさせたほうが、その成績よりもそこで得た集中力がためになる。
    ○13歳~21歳は準備期間の準備期間である。22歳~35歳が自分が何者で
     あるかを決める期間。
    ○タフでなければ生きていけない。やさしくなければ生きていく資格がない。

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    2013年07月06日
  • 日本を創った思想家たち

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    旧来の日本思想家事典の多くは、一九七〇年以前の価値評価で編纂されてきた。
    その特徴は、マルクス主義と丸山学派の奇妙な混合物であった。
    その軛から脱し、独自の視点で精選した約一四〇人の思想家小事典。
    とりわけ紙幅を割いて解説するのは、空海、世阿弥、伊藤仁斎、松尾芭蕉、山片蟠桃、三宅雪嶺、福澤諭吉、柳田國男…。
    戦後は、司馬遼太郎、吉本隆明があげられる。
    これまで評されることが少なかった江戸期の思想家や近代の文学者にも光をあてる。
    日本人のよき伝統が発見できる思想家列伝の決定版。

    [ 目次 ]
    第1章 古代
    第2章 中世
    第3章 近世前期
    第4章 近世後期
    第5章 近代
    第6章 現

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    2011年04月24日
  • 昭和の思想家67人

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    「昭和」が終わり二十年が経とうとしている。
    その六十余年の歴史には、目まぐるしい思想変遷があった。
    戦前‐戦後という大きな断絶、六〇年安保、七〇年大学闘争、オイルショック、ポストモダン、バブル経済…。
    時代意識の転換はいかに起き、作家や学者たちは、どのような発言をしたのか。
    三木清、芥川龍之介、柳田国男から丸山真男、吉本隆明、浅田彰まで、彼らの功罪を含めて果敢に批評。
    さらに、江戸川乱歩、司馬遼太郎、長谷川慶太郎らが登場するのも斬新である。
    豊饒な昭和思想史を総括した記念碑的労作。

    [ 目次 ]
    前篇 戦前篇(断絶と革新-解体期の意識 対立と多様-初発の熱意 同一と差異-思想の

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    2011年04月20日
  • 「やりたいこと」がわからない人たちへ 人生にとって「仕事」とは何か?

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    「「やりたいこと」がわからない人たちへ」5

    著者 鷲田小彌太
    出版 PHP文庫

    p115より引用
    “自分のやっていることに一章不満を持ち続けるということは、
    予想する以上に難しいということだ。”

    哲学者である著者による、
    何をしていいかわからなくて悩んでいる人を奮い立たせる一冊。
    やりたい事に対するアプローチの仕方や、
    それがわかってからの動き方等が、
    読みやすい文章で綴られています。

    上記の引用は、
    嫌な事を続けることに対しての一文。
    情が移るとでもいうことでしょうか、
    近所に引き取ってもらった子犬の事を思い出しました。
    大体みんな面倒くさそうな顔をしていましたが、
    すこししたら可愛

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    2012年07月26日
  • 教養論 大人の知性教えます

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    実におもしろい考えが出来るなぁと思いました。
    教養って。。。。
    教育って・・・・
    面白いです(●^o^●)v

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    2009年10月07日
  • 常識力で書く小論文

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    いいね、これ。くだらない文章作成マニュアルと違って、読み物として面白いし実用的だ。知識量の少ないやつがいかにしてレポートを書くかという俗っぽさと、(レヴィ・ストロースの言うところの)「野生の思考」で書こう、というテーマも良い。ちょっとした構造主義の読み物でもあるところが良い。

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    2009年10月04日
  • 死ぬ力

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    タイトルにインパクトがあり借りた。

    本についてある一文
    わたしの最大の幸福のひとつは
    35歳で独立した書庫、書斎をもつことができた。
    そこに本が徐々に埋まってゆく。
    ただもうそれだけで快感であった。
    本を処分しない。

    わぁ、その感覚、似てる、と思った。
    どうしても捨てられないものは本。
    それ以外は気にせず捨てる。
    本は自分の血肉になっていてそれは分身でもあり
    自分自身だからなんだな。

    そのあと本を処分せざるを得ないことになり
    体の一部を失ったようなやりきれない思いが残った、
    と。

    『人間はコトバだといった。
    人間は生物だが、その基本的部分はコトバで
    できあがっている。
    歴史とは記録され

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    2022年06月12日
  • 哲学的人生相談

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    難問や日常の悩みに明快な答えがあり(即答、回答、解答)、頭の中のモヤモヤを整理しやすくなりました。考え方を学べます。

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    2022年03月27日
  • まず「書いてみる」生活

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    読書は書くことにつながる…思いもしなかった。
    作品、著者、書く人、作者。これらの人は自分とは無縁の人だと思っていた。
    「書いてみたら」と、妻に言われたこともあったが、書けなかった。
    しかし芽生えた今年だった。
    ずっと今まで好きな本を読む幸せの中にいたことが、自分の考え、生きてきたことを文章で残したいと思えた年となった。
    今年はパンデミックで大変な年となったが、新聞投稿という手段で、自分の思いを発表できた年。
    まずはコツコツと随筆を書き、子供や孫に、ただの酒飲みジジイじゃなかったことを伝えたい(笑)

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    2020年12月26日
  • 知的読解力養成講座 どんなものでも読みこなす技術

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    《読書は人生を豊かにする》
    1、人は言葉であり、言葉は本だ。即ち「人は本」だ。
    人はどの様な本を読んできたかでできている。そして読む本でこれからの自分ができるのではないか。
    2、読めば世界が広がる。
    難しく感じる本であっても、読み始めてみる。どう捉えても良い、自分の興味ある視点で読んでみる。
    3、幸田露伴を読んでみよう。
    数冊「読解例」として有名な本が紹介されている。その中で目を引いたのが幸田露伴「努力論」だ。自分に必要な本だと痺れる感覚があった。人に勧められた本を読むことは、豊かさを感じるものだ。

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    2020年05月10日
  • 【最終版】大学教授になる方法

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    最終版ということで、2017年の発売年に読んだ。以前のものと主張は大菊変らないが、大学教授を目指しす人にとって大いに参考になると思う。

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    2018年01月04日
  • 【最終版】大学教授になる方法

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    遂に最終版なのか。
    鷲田先生、首尾一貫して主張にブレがない。
    しかし、トーンは若干変わった感じがする、吹っ切れたと言うぶっ飛んだと言うか。上がりになったからかも知れない。
    しかし、先生の著書を読むたびに、私ほどラッキーなキャリアは非常に稀なのだろうなということを強く再認識させられう。
    ポストを得るのは本当に大変だ・・・

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    2017年11月19日
  • 日本を創った思想家たち

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    思想家というよりも作家がメインなような気がします。
    作家は表現力が高く、だからこそ作家になれたわけですが、例えば表現力の拙い僕が歴史上最大の思想を持っていたとしても、それを発する力が無ければ意味がありません。伝える力、表現力があってこその思想だと言えます。
    感想は特になく、魅力的なものも少なかったです。ただ、日本には思った以上に哲学者がいるんだな~と。その点はちょっと驚きでした。
    僕の評価はAにします。

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    2013年12月29日
  • 大学教授になる方法

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    初版が1995年なので、今から考えるとずいぶん古い本になるが、現在でも通用する内容が多いように私には思えた(それだけ業界が変化に乏しいのかもしれない。ただ、それは分野による)。非常に参考になる反面、とても”生々しい”内容の本なのだが、それも現実である。

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    2013年03月16日
  • まず「書いてみる」生活

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    もっとも重要なのは、目次を作ることです。
    大きな命題から、どんどん章分け、節分け、項目分け、と細分化してゆくのです。(いってみれば、書き始めのときから、無意識に三分割法を採用していたのです。)
    文章の「命」は、短文にあり、短文は三分割で書くにかぎる。

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    2009年10月07日
  • 大学時代に学ぶべきこと、学ばなくてよいこと

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    鷲田小弥太先生による大学論。自分がいつも思ってるようなことばっかり書いてあって感動。モラトリアムだのレジャーランドだの揶揄されがちな大学の効用について。大学は知識を得る場ではなくて知識を得る動機を得る場であり、畢竟、独学にはかなわない。試験がなくても勉強する奴と、試験があっても勉強しない奴の差はめちゃくちゃ大きいのですよ。大学はバカでも卒業できるから勉強なんかしてもしなくても大卒としての学歴は変わらないけど、わかる人には歴然とした差が見えるものなんですよね。

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    2009年10月04日
  • 大学教授になる方法

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    参考になりました。
    なるのも、なった後も、、、なかなか大変そうです。大学教授になるこんな方法もあるんだーと思うところもあった。大学教授という職が身近に感じられるようになりました。もくじ楽しい。

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    2009年10月04日
  • 日本を創った思想家たち

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    著者が重要だと考える日本の思想家や作家を簡潔に紹介している本です。

    とりあげられている人物は約140人と多く、新書一冊のヴォリュームでそれらのすべてについてていねいに解説することはとうてい不可能です。もっとも詳細に論じられている福沢諭吉には12ページの分量が割りあてられていますが、2ページほどしか説明のない人物も多く、その思想について深く学ぶことはできませんでした。

    ただし、たんなる人物紹介に終始しているのではなく、著者自身の日本思想史のとらえかたにもとづく解説がおこなわれているので、著者と波長のあう読者にはおもしろく読むことができるのかもしれません。著者は、小西甚一、中村幸彦、谷沢永一の

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    2024年06月09日
  • 死ぬ力

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    ネタバレ

     陸、海、空の最長寿命動物は、ゾウ、シロナガスクジラ、イヌワシで、ともに食物連鎖の頂点に君臨し、ともに80年。人間の120年はすごいこと。人間の長寿の最大の要因は、自然治癒力を持っていること。学校は自力で学ぶ力を弱め、車は自力で歩く力(体力)を弱め、そして病院は自然治癒力を弱めるので要注意! 鷲田小彌太「死ぬ力」、2016.2発行。

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    2023年11月23日