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大学には入ったものの、何をしたらいいのか、何がしたいのかがわからない君たちへ――本書は、「大学は自分をつくる最初の実験場所」と語る札幌大学教授の著者が、いい教師の見つけ方、留学の効用と危うさ、学びたくないものを学ぶ効用など、大学という場を最大限に活かす方法をアドバイスする。「自分の大学にいい教師を見つけるのは難しい。“読者”になろう。“弟子”になろう」「若いときに、異物や異界と触れることで、価値観の違いや交際すべき人間がいることのありがたさを実感できる。最上の契機が留学だ」「何を学びたいかは、ある程度学んでみなければわからない」など、モラトリアムの大学時代にこそ大切な考え方を具体的に提言。悩もうと悩むまいと、学ぼうと学ぶまいと、同じように卒業資格が与えられる日本の大学。若い時代の大切な4年間を無駄にしないための鷲田流「学問と人生」の指南書。
...続きを読むPosted by ブクログ 2009年10月04日
鷲田小弥太先生による大学論。自分がいつも思ってるようなことばっかり書いてあって感動。モラトリアムだのレジャーランドだの揶揄されがちな大学の効用について。大学は知識を得る場ではなくて知識を得る動機を得る場であり、畢竟、独学にはかなわない。試験がなくても勉強する奴と、試験があっても勉強しない奴の差はめち...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
この手の本はタイトルをみて誘惑され、実際に読んでみるとたいした感動もなかったというパターンが今までの経験からして多いのだけど、その例に漏れずこの著者の本も少し退屈だった。ところどころには納得させられる文章があるのだけど、全体として筆者の随筆みたいな感じになっていて、もう少し論理的にまとめてもらいたか...続きを読む
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