桜林直子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
「人生はただの時間だから、死ぬまでの時間を何に使うか、誰といるかがすべてだと思う。」
他人のジャッジや反応は置いといて、自分の心地よさや価値基準にフォーカスして。
文中、平野啓一郎が愛について語っている一文が紹介されていて、それがすごくよい。
「愛とはその人といる時の自分が好き、という状態のこと」
美輪明宏のラジオにゲスト出演していた時にも同じようなことを話していて、深くうなずいたのを覚えている。
「『やりたいことを見つける』とは、運命のたったひとつの何かに突然バッタリ出会うのではなくて、小さな喜びや自分がアガることを見つけて、それをガマンしないで、自分を喜ばせ続けていたら、気づくとすでに手 -
Posted by ブクログ
「自分のサイズと持ち物のチェック」…サイズを知るとは、変えられない環境や「ほっといたらこうなる」性格、「こうしたい」希望を洗い出して、把握すること。これだけは譲れないものはなに?持ち物とは、自分にできることを並べること。メールの処理能力、おせっかい、解決力など。「できたらいいな、やってみたいな」は選ばないこと。
やりたいことを100個リストにする。
わかるために、書く。書き出す。
素直って、自分の感情や考えを自分のものとして大事にできるかどうか。それができると他人の考えも自分の考えと同じように大事にできる。素直であることが大事なのは、できるかどうかにかかわらず、自分がどうしたいか知っている -
Posted by ブクログ
仕事の愚痴を同僚達に聞いてもらったら「普段温厚な貴方がこんなに怒るなんて…」と口を揃えて驚かれ、私の方こそ驚愕した。私こんなに怒りっぽいのに??考えてみればこの同僚達に対して憤りを覚えたことはない。少なくとも根に持って覚えているような事は本当にない。考え方が違って困ったことはあっても、仕事が進めば「そういうもんかぁ」で流すことができた。
では何故こんなにも私は怒っているのか?同僚とこの怒りの矛先に居る人間の差は何か考えた。奴は不誠実だった。適当な事をされて私の所属が困っている。当然私も大困りしている。許せん。千々に引きちぎってやろうか。
これは前々から自覚していた。仕事をちゃんとしない人間 -
Posted by ブクログ
ネタバレプロの雑談家が雑談の意義等について語る本。
新書大賞で話題の「カウンセリングとは何か」と重なるところもあると感じた。
雑談とは、自分の持っている思考等を並べて他者と一緒に眺めて、自分の思考の癖や自分の欲を見つけたりすることにつながるのだということが新鮮だった。自分のことも相手のことも、無理に共感も否定もせず、ただ壁打ちをしたり違いを楽しんだりすることが大事なのだなと思った。
以前何かで人間の雑談は他の動物で言うところの「毛繕い」だとのたとえを見たことがあるが、まさに、他者と関わり合い支え合いながら自分を整えていく、そんな行いなのだなと思った。 -
Posted by ブクログ
著者の話で、「〇〇大学卒業 大手企業就職後、独立。」的な肩書きではなく、洋菓子業界から雑談サービスをスタートという肩書きが個人的に入り込みやすくて良かった。
自分が印象に残ったのは、2つ。1つ目は仕事で嫌なこと断りきれずに相手のためにこなす場面が何度があったが、そうさせてるのは自分の「設定」であると書かれていた。どう断るかのもっと手前に自分の「期待に応えなければ」という設定が邪魔をしているのでそれを解除することをしなければいけない。
2つ目は子供にとって、会話やコミュニケーションの場はまずは家族であるということ。当たり前だけど親が子と話をしっかり聞いてあげなければ、それが子供にとっての基礎 -
Posted by ブクログ
「雑談」と聞くとどういう会話を想像するだろうか?
私は過去に読んだ本と紐づき、ビジネスシーンで有益な情報交換や信頼関係を構築するためのツールとしての雑談、または場を盛り上げる一過性のたわいもない雑談、を想起する。
本書の雑談は、異なる様相を呈している。自分を知るため、感情に素直になるための手段なのである。
ということで、場を盛り上げるためのチップスや相手とラポールを築くためのハックというテクニカルな話は本書にはでてこない。寧ろ著者の過去の体験を追想し、今まで経験した挫折苦難を吐露し、どのように乗り越えたかが綴られている、エッセイ的な要素がある。
個人的に核心に迫る内容が多く、苦しみなが -
Posted by ブクログ
ポッドキャスト隣の雑談の内容を本でまとめてくれた1冊。いっときポッドキャストを聴いていましたが、主に作業BGMになっていたせいか内容を理解できず聴くのを辞めてしまっていたので、今回本で読むことであの時言っていたことはこういうことか!と理解できました。
私はスーさんの考え方に近いところが多く、桜林直子さんの話は驚くことが多かったのですが、こういうタイプの人は実は自分のまわりにすでにいたんだろうな。話をしていてあなたとは違う、と暗に言われていたし。
自分の物語の主役は自分であり続けているか、設定・ライツ・カメラ・アクション。たまに振り返らないとな。子どもができてからは特に主役を持っていかれてるよう -
Posted by ブクログ
ネタバレ人生を生きやすくするエッセンスがぎゅぎゅっと詰まった一冊。
以下、大事にしたいなと思ったフレーズ。
☑︎「傷つけられた」のではなく、「傷ついてきたけど、その後も頑張って生きてきた」にフォーカスを変える
☑︎「世界はあなたを傷つけないようにはデザインされていない」と「何人も私を傷つけることはできない」は同時に成立する
☑︎平野レミさん、気高い姫などキャラを心にすまわせる
☑︎嫌な時にはノーという。ノーと言った方が選択肢が不思議と広がる!
☑︎(他者に)「影響されませんよ」「受け取りませんよ」という意識
サクちゃん、スーさん、それぞれ切り口の違う考え方があって興味深かった。
時折読み返して、さ -
Posted by ブクログ
“生きづらい”という言葉、概念をひもとく1冊。
トークイベントで著者である“サクちゃん”と精神科医の星野概念さん、文化人類学者の磯野真穂さん、臨床心理士の東畑開人さん、ライターで星占いの記事を書く石井ゆかりさん、ライターでラジオパーソナリティーの武田砂鉄さんがそれぞれ対談した内容を元に書かれている。
それぞれの対談で、全く異なる切り口で“生きづらい”とは何かが語られていて、非常に興味深く、おもしろかった。
サクちゃんの“このやり方だと上手くいきそう”みたいな考え方がちりばめられていて参考になった。
特に文化人類学の回では、それそのものも面白そうだし、ピダハンという民族の話や「人間は常に歴