桜林直子のレビュー一覧

  • 世界は夢組と叶え組でできている

    Posted by ブクログ

    たまたまポッドキャストの「となりの雑談」で著者の桜林さんを知り、面白そうだったので読みました。

    10〜30代くらいに、きっと多くの人が直面するであろう不安や不満、居心地の悪さや違和感、そんな言葉にできないモヤモヤとした感覚を上手く言語化して掬い上げてもらったなという感じがします。

    読むと「この人はこのことについて、ずっと逃げたり誤魔化したりせずに考え続けてきたんだな」という思いの量をずっしりと感じますが、文章は軽快に進むので、読みやすさと読み応えを両立させた良書だと思います。

    「人のせいにするかわりに、自分の決めたことに振り回されるほうがいい」
    という一節が、個人的には心に残りました。

    0
    2023年05月27日
  • 世界は夢組と叶え組でできている

    Posted by ブクログ

    私は叶え組だと思う。夢組と組んで良い仕事をしたいなぁ。
    この人の文章がとても好き。ずっと読んでいたい。

    0
    2022年03月08日
  • 世界は夢組と叶え組でできている

    Posted by ブクログ

    今年ひいたおみくじにあった『素直になりなさい』にすごく通じる一冊でした。
    心に響いたところにふせんをはっていたら、とてもたくさんの量になりました。
    何度も何度も読み返そうと思う一冊。

    0
    2022年01月17日
  • 世界は夢組と叶え組でできている

    Posted by ブクログ

    感情へのフタを剥がす


    やりたいことが見つからない
    なにかに没頭できるほど熱いものもない

    ずっと心のどこかに引っかかっていた
    もやもやを言葉にしてくれるようでした。

    買ってからしばらくおいてた本だったけど、
    今が読むタイミングだったんだなって思います。
    読めて、よかったな〜

    0
    2021年05月03日
  • 世界は夢組と叶え組でできている

    Posted by ブクログ

    世界はシンプルだ。
    具体的にすればするほど個別が増えて複雑化する中で、世界を抽象的に捉えてシンプルに考えることは大切だし必要だ。
    世界は一人一人違って複雑だけれど、大きく分ければ未来に夢を見る人と過去から叶えていく人たちだよねと考えて、自分を捉えていく。
    そうすることで、概ねいい感じみたいだしまだ頑張れると自分を励ます感受性はとても魅力を感じるし、これも在り方だよねと思えた素晴らしい本だった。

    0
    2021年02月16日
  • 世界は夢組と叶え組でできている

    Posted by ブクログ

    「人生はただの時間だから、死ぬまでの時間を何に使うか、誰といるかがすべてだと思う。」
    他人のジャッジや反応は置いといて、自分の心地よさや価値基準にフォーカスして。
    文中、平野啓一郎が愛について語っている一文が紹介されていて、それがすごくよい。
    「愛とはその人といる時の自分が好き、という状態のこと」
    美輪明宏のラジオにゲスト出演していた時にも同じようなことを話していて、深くうなずいたのを覚えている。

    「『やりたいことを見つける』とは、運命のたったひとつの何かに突然バッタリ出会うのではなくて、小さな喜びや自分がアガることを見つけて、それをガマンしないで、自分を喜ばせ続けていたら、気づくとすでに手

    0
    2020年06月27日
  • 世界は夢組と叶え組でできている

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃ良い本でした。
    真っ直ぐな言葉遣いというか。その表現と考え方とが面白くて、他の話も聞いてみたいってなる。

    0
    2020年05月27日
  • 世界は夢組と叶え組でできている

    Posted by ブクログ

    何度も読み返そうと思った。
    これは私のために書かれているような気持ちに何度もなった、それくらい言葉がすんなり身体に入ってくる感覚があった。
    P155の最後の段落に、今の自分は勇気づけられた。

    0
    2020年05月23日
  • 世界は夢組と叶え組でできている

    Posted by ブクログ

    「自分のサイズと持ち物のチェック」…サイズを知るとは、変えられない環境や「ほっといたらこうなる」性格、「こうしたい」希望を洗い出して、把握すること。これだけは譲れないものはなに?持ち物とは、自分にできることを並べること。メールの処理能力、おせっかい、解決力など。「できたらいいな、やってみたいな」は選ばないこと。

    やりたいことを100個リストにする。
    わかるために、書く。書き出す。

    素直って、自分の感情や考えを自分のものとして大事にできるかどうか。それができると他人の考えも自分の考えと同じように大事にできる。素直であることが大事なのは、できるかどうかにかかわらず、自分がどうしたいか知っている

    0
    2023年10月03日
  • あなたはなぜ雑談が苦手なのか(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    よい本だった。
    雑談のハウトゥーやテクニックではなく、また学者さんではないので知らない言葉や概念が一切出てこない。雑談が苦手という人とたくさん話してきてわかった苦手意識を簡易な言葉で言語化している。
    自分のことを話す(自己開示)のが苦手な人は自分の話を聞いてもらうなんて申し訳ない、せめて良き聞き役として役立ってその場にいることを許されたい、というのは本当にそのとおり。しかし、それでは自分に意地悪すぎる。
    自分の中の鬼コーチは以前は自分を守ってくれて助けられたこともあるが、いつまでも万能ではない。そこで登場してもらうのが平野レミである。
    雑談といいつつ、対人との距離感に関する悩み全般に役立つと思

    0
    2025年11月27日
  • あなたはなぜ雑談が苦手なのか(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    私がイメージする雑談は、「場を滑らかにするもの、共有した時間を楽しむもの」だったけれど、この本では世間話以上相談未満の会話、自分を前に進める目的意識があるものを指しているようだった。

    他の同様のテーマの本を読んでも共通して、自分から開いていく姿勢は大切なのだと感じた。
    相手がどんな人かわからないのに自分の柔らかい部分は見せづらいし、会話のおかしみもそういう隙のあるところから湧き出るものだと思う。
    自身の考え方のクセを自覚し、歳を重ねてからでも他者と関わることで素直さを獲得して生きやすくなると書かれていることに希望を感じる。

    一方で、他者に対して自身を開く準備がまだできない人もいて、開かない

    0
    2025年11月23日
  • 過去の握力 未来の浮力 あしたを生きる手引書

    Posted by ブクログ

    ポッドキャスト聞いてるので、あの話だ!となりつつ。
    話題によってサクちゃんの見方になったりスーさんの見方になったり。
    読む人によって違うところに反応するだろうけど、自分の考え方を見直したいときにオススメです!!

    聞いたことない人にはポッドキャストも是非聴いて欲しい!

    0
    2025年11月09日
  • つまり“生きづらい”ってなんなのさ?

    Posted by ブクログ

    生きづらさについて、五者五様の対話がなされていて興味深かった。

    特に第2章の磯野さんのお話が印象に残った。
    「相手を見ながら自分のことを考える」という文化人類学的視点。
    比較するのではなく、他者に対して感じることで、自分が持っている価値観に気づけるという発想が新鮮だった。

    ピダハンのように個を持たないことは難しいけれど、もう少しその感覚を薄めてバランスを取れたら生きやすくなるのかもしれない。

    今はあまり生きづらさを感じてないけれど、元土グループで時々また土の中に潜ることもある。
    そんなときに使えそうなヒントをいくつももらえた気がする。

    0
    2025年10月05日
  • 過去の握力 未来の浮力 あしたを生きる手引書

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    人生を生きやすくするエッセンスがぎゅぎゅっと詰まった一冊。

    以下、大事にしたいなと思ったフレーズ。
    ☑︎「傷つけられた」のではなく、「傷ついてきたけど、その後も頑張って生きてきた」にフォーカスを変える
    ☑︎「世界はあなたを傷つけないようにはデザインされていない」と「何人も私を傷つけることはできない」は同時に成立する
    ☑︎平野レミさん、気高い姫などキャラを心にすまわせる
    ☑︎嫌な時にはノーという。ノーと言った方が選択肢が不思議と広がる!
    ☑︎(他者に)「影響されませんよ」「受け取りませんよ」という意識

    サクちゃん、スーさん、それぞれ切り口の違う考え方があって興味深かった。
    時折読み返して、さ

    0
    2025年09月21日
  • つまり“生きづらい”ってなんなのさ?

    Posted by ブクログ

    “生きづらい”という言葉、概念をひもとく1冊。
    トークイベントで著者である“サクちゃん”と精神科医の星野概念さん、文化人類学者の磯野真穂さん、臨床心理士の東畑開人さん、ライターで星占いの記事を書く石井ゆかりさん、ライターでラジオパーソナリティーの武田砂鉄さんがそれぞれ対談した内容を元に書かれている。

    それぞれの対談で、全く異なる切り口で“生きづらい”とは何かが語られていて、非常に興味深く、おもしろかった。

    サクちゃんの“このやり方だと上手くいきそう”みたいな考え方がちりばめられていて参考になった。

    特に文化人類学の回では、それそのものも面白そうだし、ピダハンという民族の話や「人間は常に歴

    0
    2025年08月20日
  • 世界は夢組と叶え組でできている

    Posted by ブクログ

    かつてはやりたいことがあって、運良くその仕事につくことができたものの、この1年でAIに淘汰されてしまった。
    自分が他にやりたいことって何だろうと考えみたものの分からず、毎日クサクサしていた。
    そんな時に出会ったのがこの本。
    自分が何をしたいのか分からないのは自分を知らないからだと知り、納得しかなかった。
    自分の将来にワクワクする気持ちを思い出させてくれた。

    0
    2025年07月27日
  • 過去の握力 未来の浮力 あしたを生きる手引書

    Posted by ブクログ

    ポッドキャストを聴いていたので読んでみた。文字で読むと、また違った見え方があって面白い。
    自己啓発本は普段あまり読まない私でも楽しめたのは、「こうすればこうなる」といったノウハウではなく、もっと抽象的だけど核心をついた内容だったからだと思う。自分なりに解釈できる余白がある感じがよかった。

    ときどき、心に自分じゃない誰かを住まわせていきよう。個人的にはポジティブだけどさりげなく空気が読めるギャルマインドがほしい。

    0
    2025年07月16日
  • 過去の握力 未来の浮力 あしたを生きる手引書

    Posted by ブクログ

    2025/03/13予約61
    「世界はあなたを傷つけないようにはできていない」と「何人たりとも私を致命的に傷つけることはできない」は同時に成立する。
    他人からあなたは楽しそうに見えるよねと言われたら、そんなことないよ、じゃなくそう見える自分もいるんだ、と気づき、そっちに自分を動かしていけばいい。
    人から見える自分って案外信頼できるものかもしれない。ありがとう、と受け入れたい。

    0
    2025年07月13日
  • つまり“生きづらい”ってなんなのさ?

    Posted by ブクログ

    人の数だけ解釈のある「生きづらさ」をあらゆる角度からお話しした対談集。最近生きづらいってことにピンとくるような、こないような、でもみんな大変だよなぁと思っていて手に取った本。一気に読んで、掲題への答えは??のままなのだけど。磯野さんの文化人類学の話は特に面白かった。言葉や概念がなければ存在しないもの、縁取ったとたんに輪郭がはっきりし始めるのは頭に留めておくのにとても良い視点な気がします。サクサク読めました

    0
    2025年07月09日
  • 過去の握力 未来の浮力 あしたを生きる手引書

    Posted by ブクログ

    いつも仕事中に聴き流していて、気になった回は別の作業中に聴いてなんとか馴染ませようとしてた。
    その内容がギュッとまとまっているだけで価値がある。

    二人とも静と動で対極なのだけど
    強い生命力を感じる。

    0
    2025年06月18日