【感想・ネタバレ】つまり“生きづらい”ってなんなのさ?のレビュー

あらすじ

なんでだろう、わたしだけ? “生きづらい”ことはたしかだけど、どうしてなのかはよくわからないし、どうすればいいのか誰も教えてくれない……。ひとりで考えてもわからないから、専門家の方たちにいろいろな角度から“生きづらさ”を見つめてもらいました。星野概念(精神科医)、磯野真穂(文化人類学者)、東畑開人(臨床心理士)、石井ゆかり(ライター)、武田砂鉄(ラジオパーソナリティ・ライター)。

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#ヨンデルホン
#つまり生きづらいってなんなのさ? / #桜林直子 #星野概念 #磯野真穂 #東畑開人 #石井ゆかり #武田砂鉄(#光文社)
#ドクリョウ #ヨミオワリ
どの対談も面白く興味深い。特に砂鉄さんは、分かる部分が多くあった気がする。
人が人と生きる故の生きづらさは形は違えど無くなることはないのだろう。いかに自分らしい土台を見つけるか、それが唯一の攻略法なのだろう。

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2025年09月30日

Posted by ブクログ

◾️この書籍で特に印象深い言葉は、土台。「子どもの頃にしっかり土台ができあがると、その上で当然のように飛んだり跳ねたり走ったりできますが、土台が作られないまま成長すると、うす暗い土の中にいるような感覚で、うまく動けない」

◾️やるべきことは、「自分で決める」こと。

◾️「過去を大事に抱えてない?未来に背を向けてない?人生のシナリオはあとから自分で書き換えられる」という文を読んで、過去を大事に抱えすぎてる!今や未来を蔑ろにしてる!!!と、オタクは頭を抱えました。後悔の多い時期(高校時代)のことを毎日大切に繰り返して思い出してる……思考の照準を、今と未来に直していきたいなあ( ´ ▽ ` )

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2025年08月03日

Posted by ブクログ

何回か読んで味わいたいと思った本です。
わかるようで、わからない。もっと噛み砕いて、消化したい感覚。

「多分、なにかを恨んでいたいという気持ちがあると、人のせいにし続けてしまって買われないんだろうな」

「リアルな困りごとと想像上の他者との比較を無理やりくっつけて生きづらさが誕生する」

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2025年08月02日

Posted by ブクログ

生きづらさについて、五者五様の対話がなされていて興味深かった。

特に第2章の磯野さんのお話が印象に残った。
「相手を見ながら自分のことを考える」という文化人類学的視点。
比較するのではなく、他者に対して感じることで、自分が持っている価値観に気づけるという発想が新鮮だった。

ピダハンのように個を持たないことは難しいけれど、もう少しその感覚を薄めてバランスを取れたら生きやすくなるのかもしれない。

今はあまり生きづらさを感じてないけれど、元土グループで時々また土の中に潜ることもある。
そんなときに使えそうなヒントをいくつももらえた気がする。

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2025年10月05日

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“生きづらい”という言葉、概念をひもとく1冊。
トークイベントで著者である“サクちゃん”と精神科医の星野概念さん、文化人類学者の磯野真穂さん、臨床心理士の東畑開人さん、ライターで星占いの記事を書く石井ゆかりさん、ライターでラジオパーソナリティーの武田砂鉄さんがそれぞれ対談した内容を元に書かれている。

それぞれの対談で、全く異なる切り口で“生きづらい”とは何かが語られていて、非常に興味深く、おもしろかった。

サクちゃんの“このやり方だと上手くいきそう”みたいな考え方がちりばめられていて参考になった。

特に文化人類学の回では、それそのものも面白そうだし、ピダハンという民族の話や「人間は常に歴史と社会との繋がりの中で生まれてくる」という視点には、はっとさせられた。

他の回の話もそうで、読み終えて自分の視野が広がり、“生きづらいな”と思った時、“こういう考え方もあったな”と思い出して、少し楽になるきっかけになりそうと思った。

本当に色んな話がぎゅぎゅっと詰まった1冊で、定期的に読み返したい。
☆3.8

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2025年08月20日

Posted by ブクログ

人の数だけ解釈のある「生きづらさ」をあらゆる角度からお話しした対談集。最近生きづらいってことにピンとくるような、こないような、でもみんな大変だよなぁと思っていて手に取った本。一気に読んで、掲題への答えは??のままなのだけど。磯野さんの文化人類学の話は特に面白かった。言葉や概念がなければ存在しないもの、縁取ったとたんに輪郭がはっきりし始めるのは頭に留めておくのにとても良い視点な気がします。サクサク読めました

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2025年07月09日

Posted by ブクログ

著者の桜林直子さんをはじめ、対談相手の方たちが全員著書を読んだことがある方たちだった……!という、わたくし的奇跡の本。
昨今よく話題に上がる「生きづらい」ということば、概念について、精神科医の星野概念さん、文化人類学者の磯野真穂さん、臨床心理士の東畑開人さん、星占いの記事を発信するライター石井ゆかりさん、ラジオパーソナリティとライターをしている武田砂鉄さんと対話をする。
みなさん、そういえば「聴くプロ」だなと思いながら読んだ。

わたしは子供の頃からずっと「生きづらい」というより、「何がなんだかわからない」が続いているような気がする。

考えて、決断することが不得手なために、人生を無駄にしてしまったような。












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2025年10月10日

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