リカチのレビュー一覧
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歳の差LOVEを軸に置いた大人向けの恋愛漫画『明治緋色綺譚』で一躍、実力派として上段に座ったリカチ先生の短編集
『明治緋色綺譚』はコミックスこそ購入していないが、毎月、リアルタイムで読ませてもらっている。なので、この短編集の購入も迷わなかったが、読み終わって「コッチの方が好きだな」と淡々と思った
私が歳の差に対して、ロマンをあまり感じない性質なのと、キャラ達が高校生と若いのが理由かと思われる
また、画それ自体の完成度が高いのに加え、それを補わない話の緻密さが先生の魅力とも言える
『ビューティフルドリーマー』
人の美醜観はそれぞれ
お互い、幸せなら他人の眼など全く気にしなくてOK
女を見る目さえ -
Posted by ブクログ
ネタバレ津軽ロリコンに進むの話でした!(絶対違う・・・)
個人的にはこの展開好きだなぁ。
6巻で登場のめがねのやり手青年と、ヤンデレなお兄さんと、天然タラシの津軽の三つ巴です。
めがね青年の津軽に対する評価がちょっと恐かった。津軽も一歩間違えば病み症になる可能性が。。。
というどうしようもない男たち(笑)に囲まれつつ鈴子が一生懸命、ひたむき、けど落ち込むときは落ち込む、といった女の子なのが可愛い。大人びているけど、ちゃんと子供です。けど要所要所のセリフがいい女すぎる。。。キミはいくつなんだ。
一応サスペンス要素が強いですが、ほんわしたり笑いもあって、飽きないです。ちょっと賭け事のところで教養をぶっこ -
Posted by ブクログ
ネタバレとうとう本格的に鈴の兄の春時が鈴と津軽の前に現れました。
津軽と鈴の関係を周辺にばらしたのも彼でしょうし、姉の形見の櫛を折ったり、姑息な手を使う人です。
春時の思惑通りにことが進んでいっているのが、嫌な感じですけど、春時の執着ぶりは、もしかしたら鈴や鈴の姉とは母が違ってたりするのかも?なんて思いました。
津軽と鈴も事故チューしちゃって、津軽が照れてるところがなんともニヤってしちゃいましたけど、それどころじゃないんですね。春時についていった鈴とそれをまだ知らない津軽。津軽と鈴の関係を壊してどうするのか、気になります。
次巻は10月。長いなあ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ表紙の彼は誰?って思ったら、鈴子の家の元使用人の佐之次でした。偶然鈴子と再会して、仲良くしているところを見て、津軽がヤキモチ?ってくらいに思っていたら、なんとも嫌な展開に。
津軽のパパの店の商品が横流しされ、代替品で佐之次が仕入れてきた商品は粗悪品で、佐之次は逃亡。津軽パパが鈴子を見る目は冷めたままです。ほんと、河内が口を滑らしたのがいけないです。
佐之次に裏切られたと思って泣いている鈴子の表情や、そんな鈴子を抱きしめている津軽の表情がほんと切なかったです。
佐之次はほんとは鈴子のことを好きで、黒幕に命令されて仕方なくやったみたいですけど、最後に出て来た人って、きっと鈴子の兄でしょうね。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ1巻より面白かったです。
鈴が津軽のパパと出会うお話は、途中までいい感じだったのに、鈴が津軽の身請けした子だと分かったあとのパパの表情を見た鈴がなんとも切ない感じがしました。パパにもらったあの巾着にレースを付けてかわいくしたのをパパが見たらどうするのかが気になります。
津軽のママもどっちなのか最初は分からない感じでしたけど、鈴の味方っぽい人で、彼女がいれば、鈴と津軽の未来も明るいのかな。あのママが賛成してたら、パパも折れそうです。(といってもまだ津軽は鈴を子供としてしか見てないようですけど・・・)
あと、津軽が持っていたマッチの空き箱からの過去のお話も、なんとも切ない思い出が詰まってました