感情タグBEST3
主人公ほど過酷な状況だったり今日本は戦時中ではないけれど、好きな人と一緒にいられることの有り難さを考えさせられました。
欧州に住んでいて、ロックダウンのため四六時中夫と一緒にいて掃除洗濯食事の準備でイライラしっぱなしですが、つい数十年前にはこうした当たり前がない時代もあったんだな。と思うと、今...続きを読むの外出自粛ぐらいなんだ。と思えました。
悲しい。本当に悲しい。
巻末に4巻までは違うラストを思い描いていたとかかれていたのですが、想像するに、 今のストーリーの方が切なくいつまでも心に残る作品になったのかなと思います。(作家さんの力量があればどちらにしても感動したと思いますが)
楽譜が届くシーンは涙が止まりませんでした。
太平洋...続きを読む戦争前はそれなりに豊かに暮らしていたんですよね。何もかも奪う戦争は恐ろしい。
これまでも困難はあれど最後はハッピーエンドの作品を書かれてたのでそう思って読んでいましたが悲しいラストでした。絶望というわけではないので後味が悪いわけではないですし、この結末のほうがリアルなのかな、と思いつつやはり悲しかったです。個人的な結末の好みで★4にしてしまってすみません…。
すごく切ないです。
致し方ないとはいえ、作中で好きなキャラが死ぬのはあまり好きじゃないので、星4です。
もう少しハッピーエンドの方が個人的には好きですが…しっかりストーリーがまとまっていて良かったです。
それにしても悲しすぎ…。
Posted by ブクログ 2020年07月10日
戦前の昭和を逞しく生きる女性をさらりと書いた話。戦前の昭和というもの知らない平成生まれの私には新鮮だった。
参考資料もたくさんあって、作者が沢山調べて書いたんだなと思った。
ただ、主人公が恵まれすぎていて、浅い内容になってしまったように感じる。
全巻読んだ感想ですが、正直言って69年代70年代からの少女マンガをしらみつぶしに読み漁った自分にはもの足りませんでした。演劇や歌の正式なレッスンを受けていない天才肌の主人公の成功劇はユルすぎの感。コネとラッキーと歌だけで演技の素人が映画の主役に抜擢されてもちょっと納得できません。『ガラスの仮面』や『...続きを読むスキップビート』などとどうしても比べてしまってモヤモヤするばかりでした。中盤クライマックスのはずの主人公が映画の映像に合わせて舞台で歌うシーンも、観客の反応が え?それだけ?って拍子抜けするほど。これは単に表現力の問題でしょうか。特に戦争が始まってからは同時代の歌姫物語『虹のナターシャ』のことばかり思い出されて逆にそちらを再読したくなる始末。興味持たれて面白く読まれた方々にはすみません。同年代のマンガ好きには不完全燃焼になるのではと思います。