人間六度のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
人間六度を読むのは「きみは雪をみることができない」以来の2回目。5つの作品から成るSF短編集。この本も帯にいろいろと書いてある。「ダ・ヴィンチ・恐山さん」、「志賀玲太さん」残念ながら両者とも知らなかった。
前回読んだ「きみは雪をみることができない」の感想文を読み返したら、今一つで「次作に期待!」と書かれてあった。果たしてそれは叶えられているのだろうかと考えながら読み進めた。さあ、各作品についてじっくり読んでみるか。
〇「サステナート314」
恒星間飛行、それに纏わるお決まりの「ソイレント・グリーン」的な背景に加えて、GLSF未満の友情、そして意外な結末。なんか一つでも深堀して欲しかったな。
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Posted by ブクログ
豪華作家陣が想像力と食欲を刺激する、新世紀のごはん小説。
日常SFから遠未来SFまで8編を収録。
「人類と食」にまつわるSF小説アンソロジーです。
「食」は人間が生きるうえで欠かせない大切なもの。生きるのに不可欠……というだけでなく、いつしかそれは娯楽となり、美食を求め奇食を追い、飽食に飽き、ある種の歪さを孕んでいるようにも感じる昨今。食のポジティブな面だけではない部分に目を向けた一冊。
具体的に言えばディストピア飯やオルタナティブフードなどをテーマに扱ったものが多いです
美味しいものが大好きな私としては、こんな未来が来ないことを祈るばかり。
個人的に好きだった話は、『E・ルイスがいた -
Posted by ブクログ
・サステナート314
弱肉強食の世界に、もちろん人間も組み込まれているのだけれど、改めてそれを意識した。
搾取される側にならないとは限らない。
・推しはまだ生きているか
守ってるようで縛ってるのかもしれない。
・完全努力主義社会
弱きものを尊重すべし。強いものは戦うべし。
下を見て安心する、という思考は自分でも嫌気がさす感情。
・君のための淘汰
生きているという事に、改めて感謝を感じる。
・福祉兵器309
社会を盛大に皮肉っている感じがして痛快。
生きる希望を持つとはつまり、生きるための犠牲が生まれる。それをなんとかするために福祉がある。
それを福祉と呼ぶかぁ。面白かった。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレいやー、これは…面白かったけど、独特な世界観だった。もしかしたら未来に起こりうるかもしれないし、いやいやこれは流石にないでしょという思いが行ったり来たりしながら読んだ。五つのお話それぞれが登場人物やその生きる世界も違く、まず世界を理解するのが苦労した。狭いシェルターの中での生活とか数年後には起こらないだろうと思うけど、そこで推しの配信を見てるとか、あれ?なんか今の時代とそう変わらない?と思うこともあった。
個人的に好きだった話は『君のための淘汰』と『福祉兵器309』後半の2作が特によかった。このSF世界に段々ハマっていったからかも。
『君のための淘汰』は、ある日自身の中に謎の生物が入り込み、彼