人間六度のレビュー一覧

  • 推しはまだ生きているか

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    ディストピアに埋もれた希望のような。SFに苦手意識があったけど、最近書かれたものは最先端をいってるような感覚があって面白い。

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    2024年11月29日
  • 推しはまだ生きているか

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    現代社会へのシニカルな視点を感じるSF短編集。
    どの作品も読みごたえがあり、長編に匹敵するカロリーを持っていた。
    どこかで見たような設定もちらほらありつつ、しっかりとオリジナリティがある。
    基本的にどの作品もディストピアなんだけど、
    絶望の中に一筋の希望やぬくもり(時には狂気)を感じさせる、人間賛歌になっている。

    個人的には「完全努力主義社会」が衝撃的でした。
    いわゆる「感情ポルノ」や、大谷フィーバー的なものへの皮肉を感じて。

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    2024年11月22日
  • スター・シェイカー

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    ちょっと荒削りかなとも思うけどアイディアは秀逸だしエンタメ性も充分。
    最後の場面の理論的な種明かしがあればもっと良かったかも。

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    2024年10月23日
  • スター・シェイカー

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    SFの醍醐味のひとつ「壮大なホラ話」をお腹いっぱい味わえる。サイコキネシスによる物体の破壊ではなくテレポーテーションによる衝突破壊、高速道路のサービスエリアが独立国となっている荒廃した未来社会など、「設定」の面白さ、発想の奔放さが際立っている。設定自体の凝りに凝ったアイデアだけで突っ走るくらいの乾いた娯楽作で行って欲しかったくらいだが時折感情がウェットになるところが個人的には少し好みに反した。もしウェットな感情を描くのであれば、個人的にはそのSFでなければ成立できない特殊な設定下におけるその世界の住人たちの心性の在り様が、「現実世界におけるわれわれの心性」に普遍的なものとして何かしら訴えかけて

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    2024年06月09日
  • 永遠のあなたと、死ぬ私の10の掟

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    不可解な掟の意味が読み進めるたびに明らかに。その過程がとても気持ち良く、そしてジワーっといい物語だなーって読後感。
    またもや素敵な作家さんを発見した!!

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    2023年02月03日
  • きみは雪をみることができない

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    冬眠は大変だけど死なないだけマシではと思いながら読んだが、思ったよりリアリティがあったのですぐにのめり込めた。ラストシーンの世界観が独特で、良くも悪くも印象的。

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    2022年06月26日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

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    SFアンソロジー。須賀しのぶ目当てで読む。私好みなのは竹岡葉月の『E.ルイスがいた頃』かなー青春って感じ。正直食欲をそそられる話は無かったw

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    2025年11月26日
  • 推しはまだ生きているか

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    うーん。思ってたストーリーと違った。
    SFかな?
    でも、好きだなって思える物語もあったのでこの評価で。

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    2025年11月22日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

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    8人のSF作家による、食をお題にした短編集。

    新井素子氏以外、全く知らない。
    人それぞれの発想で、普通に読める。くらい。

    一世風靡し、世の中の一角を一変させてしまった、素子構文健在。昔どハマりした。
    相変わらず、笑顔で人間を解体するような人。
    舞台がSFっぽいが、内容がSFでも何でもないところが何だか。ちょっと期待と違った。

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    2025年09月19日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

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    新井素子さんの「切り株のあちらに」はSFとしながらも、現実の少子化、移民、食糧問題、戦争などの問題の根本がとこにあるかを著者流の考えで示していて、私にはまったく考えていなかった視点があり蒙を啓かれた。
    とくに主人公の行動により以降に起こるかもしれないと祖父が考えている危機については、人を助けるということでも裏の裏まで考えて行動しなければいけない、という示唆が素晴らしかった。

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    2025年09月05日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

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    『E.ルイスがいた頃』はちょっとノスタルジックで良かった。
    『切り株のあちらに』はちょっと考えさせられる。

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    2025年09月03日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

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    食をテーマにしたアンソロジーはほぼコレクションしているけど、それをSFでってのが新しいじゃないの! 面白かった。

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    2025年09月01日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

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    オレンジ文庫のSFアンソロジー。あまりオレンジ文庫の短編アンソロジーを見たことはなかった。

    作家さん自体は、昔コバルト文庫、ホワイトハート文庫でお目にかかった方も多くその点も興味がありました。
    SF自体は海外のガッツリSFから、ショートショート的なものまで見てきたので、若干物足りなくはありましたが。

    E.ルイスがいた頃は食べ物が美味しくみえてよかったなと思いました。最後の日には肉を食べたいはちょっと官能的というか耽美。思考を捨てて操られるように生きる人の不気味さを感じて考えてしまう作品。
    しあわせのパンもよかった。

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    2025年08月31日
  • 烙印の名はヒト

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    これは面白かった。アクション満載なので映像化もいいと思うが、本書は、帯にある本書は「AIアクション思弁SF」。何だそりゃ、という感じだが読めば納得する。

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    2025年08月03日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

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    『最後の日には肉を食べたい』と『しあわせのパン』の世界観が個人的に好き。新井素子さんのはコメが余ってる未来の話。コメ不足の今読むと皮肉が効いてる。倫理的に正しいことと、ルールを遵守することが両立しない状況はいつの時代でも起こり得る。自分がおじいちゃんの立場だったらどうするだろうかと考えた。

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    2025年06月30日
  • 烙印の名はヒト

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    読む映画みたいなものだと思う。
    固有名詞やセリフのラノベ感は拭えず、そういう点では読むのに苦労した。全体としての流れは好き。

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    2025年06月07日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

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    深緑野分作品の中には雑誌で発表しているが本になっていない作品がいくつかある。今回は「石のスープ」が収録されていると言う事で即買いした。帯には「人類と食にまつわる8編のSF小説アンソロジー」と書かれてあった。しかも、この本には人間六度と新井素子の書き下ろしも収録されているのでお得感満載。他の5人は初めて見る作家。書き下ろし作品以外は全て「集英社WebマガジンCobalt」で公開されたものとのこと。このマガジン名は初めて知った。また帯には「豪華執筆陣が贈る空想科学ごはん小説」と書かれてあった。私の知っている3名以外の人も豪華執筆陣なのか。知らなかった、後で読んでみよう。

    〇 石のスープ/深緑野分

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    2025年05月27日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

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    オルダス・ハクスリーの「すばらしい新世界」のオマージュかと思ったけどそうでもなく。ほんのりディストピアな舞台は多かったけど。
    SF飯って完全栄養食の普及で世界から失われたグルメにであった主人公感動!みたいな流れが鉄板だと思っていたんだけど(実際そんな物語が半数くらいだけど)そうでもない感じの話もあってよかったです。

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    2025年05月18日
  • 烙印の名はヒト

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    ネタバレ

    今の日本の若い人はどんなSFを書くのだろうと思って読んでみた。テーマはAI。すでに現実のものとして生活に入り込み始めたAIを扱うのだから、20年前とかに書かれた作品よりむしろ難しいと思うのだけども、AIやアンドロイドを書くことで何を表現するのかなという好奇心もあった。

    主人公は、人を介護するために開発されたアンドロイド(とあえてわかりやすく書く)、「介護肢(ケアボット)」のラプ。人間に危害を加えることができないとされるボットのラブがなぜか介護対象者の自殺幇助をした。そこから追いつ追われつのサスペンス(死語?)が始まる。

    テーマは「何が人を人たらしめるのか」「人間らしさとは」「人間とAIを隔

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    2025年05月06日
  • 烙印の名はヒト

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    ネタバレ

    終盤の月のくだりは必要だったのかな。いや、作者さんが必要だと思ったから書いてるんだって分かってるんだけど、でも中盤までの「アンドロイドは人間になれるのか(もしくはなりたいと思っているのか?)」と矛盾するような気がするんだけど……。

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    2025年05月06日