鶴岡路人のレビュー一覧

  • はじめての戦争と平和

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    著書のあとがきにあるように戦争と平和について「基本となる明確な視座」を提供してくれる良書。もうお花畑思考で平和を唱えていられる時代は終わってしまった。現実を見据え、戦略的に考え、論理的に行動しなくては平和は維持できない。
    若者向けですが、大人でも全然興味を持って読めました。

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    2026年02月16日
  • ウクライナ危機以後―国際社会の選択と日本

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    SFCの研究者によるウクライナ以降の国際政治や安全保障、セキュリティなどに関する分析が丁寧に書かれている。いわゆる地政学って、こういうふうに学ぶべきなのかと今更ながらに驚く。ロシア、旧ソ連衛星国、欧州、中国、米国(大統領、二大政党、過去の政治)、そして日本の在り方。最近ウズベキスタンの仕事をしているので、ロシアとの関係を考えると、今後の接し方も変わるような。このシリーズ、SFCフォーラムとして、PIVOTさんとの連携プログラムで動画配信することになっているのだが、今からとても楽しみ。

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    2026年02月15日
  • はじめての戦争と平和

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    安全保障とは、リスクをゼロにするのではなく、把握してコントールできる状態にすることである。

    ちくまプリマー新書がどんなものか知りたくて手に取ったが、非常に濃い内容であった。本書の内容は、様々な場面で活用出来ると思う。

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    2025年04月26日
  • はじめての戦争と平和

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    このところの
    ロシアのウクライナ侵攻、
    イスラエルのガザ攻撃から、
    どうしても
    平和とは?
    平和を維持するには?
    と思わざるをえない。

    戦争にならないように
    するには?
    先の戦争の反省から
    新憲法によって平和主義、
    国際協調を国是とする、
    我が国がウクライナのように
    ならない為には、
    どうしたらいいのか?

    「平和」「戦争反対」「反軍」と
    声高に叫んでも、方法にならない。
    冷静に、この世界を
    見つめて行動する必要がある。

    そんなことを
    しっかり理解できる本です。

    プリマー新書なので
    平易で分かりやすく、
    学生だけでなく、社会人も
    おすすめです。



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    2024年11月17日
  • 欧州戦争としてのウクライナ侵攻(新潮選書)

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    幅広いテーマと丁寧な解説で、この戦争を見る視点が体感で5倍は増えた気がします。
    エネルギー、NATO、抑止について理解が深まりました。
    特にナラティブ、この戦争の語られ方についての章は背筋が伸びます。言葉は、怖い。

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    2023年12月31日
  • 欧州戦争としてのウクライナ侵攻(新潮選書)

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    筆者によるフォーサイト誌への連載を再編集したモノに加筆したもの。時系列順に並べ直すと、

    第三章 結束するNATO
    第4章 米欧関係のジレンマ
    第一章 ウクライナ侵攻の衝撃
    第二章 ウクライナ侵攻の変容
    そして、
    第五章 戦争の行方と日本に突きつけるもの
    となる。

    視点として、特に協調されているのは、NATO/EUファクターである。これは、トランプ政権時や、バイデン政権時のアフガン陥落を通じて米国との距離を測りかねているという面でもあり、また、「チェスのプレイヤーではなく、チェスの駒としての日本との共通点」でもある。
    第五章で日本の対応について述べられているが、岸田首相が「今日のウクライナは

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    2023年08月14日
  • 欧州戦争としてのウクライナ侵攻(新潮選書)

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    「ウクライナ侵攻」というものが、欧州世界に如何なるものを与えたか、さらには日本にどのような影響をもたらしたのかというのを学ばせられる一冊。

    ロシアのいう、「NATO東方拡大」というものが如何なるものであるのか、またどういった文脈で進んだのかということを正しく学ぶことができる。加えて、この戦争の最中から起こった新たなるNATO拡大、すなわちフィンランド、スウェーデンの加盟。フィンランドとスウェーデンが持っていた「中立」の意味と、加盟後の意義について学ぶことができる。
    欧州北部にまでNATOが広がるという意味の大きさは計り知れないものである。また、何故フィンランド、スウェーデンはここまで素早いN

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    2023年03月25日
  • UP plus ウクライナ戦争と世界のゆくえ

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    ロシア・ウクライナ戦争について7人の研究者の視点から冷静に分析した論文集。
    単純な善悪二元論には収まらない世界の冷徹な現実をまざまざな角度から示してくれる好著。


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    2022年08月21日
  • EU離脱 ──イギリスとヨーロッパの地殻変動

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    今年の1月末にEU離脱を果たしたイギリス。おそらくBrexit (EU離脱) についてまとまった最新の本。

    2019年代のイギリス議会とEUの離脱交渉は混迷を極め、すこしニュースを見ていても、なかなかついていけなかったが、事実関係をかなり整理できたように思う。特に北アイルランド問題などは本書を読んでやっと理解できた気がする。自身の周りは、かなり左寄りのヨーロッパの学者が多いせいか、Brexitにことさら人文学的観点から反対する人が多かったが、本書は特に政治的な観点から、様々な政治模様を立体的に捉えており、自身の偏った見方を修正できたように思う。

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    2020年04月29日
  • EU離脱 ──イギリスとヨーロッパの地殻変動

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    「国民投票自体が事故」というパワーワードから始まり、あれもだめこれもだめで心が折れたメイ政権、未だ未知数のジョンソン政権、そしてイギリスEU読者の「「「まだ(交渉)終わらへんのかい!!!」」」が凝縮された一冊だった。
    時期が時期なだけに生々しく、舞台裏を見せられたような感じ。

    かく言うわたくしもこの1月末でようやくブレグジット成立というのを知らなくてまだ終わってなかったんか?!というところからのスタートだったので、国民投票以降のあれこれ、ドタバタ、イライラ、そりゃイライラするわ、勉強になりました。

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    2020年02月28日
  • 現代用語の基礎知識 2026

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    例年のごとく、数か月をかけて通読。読んだ傍から忘れていっているのはまあご愛嬌として、多方面的に情報を吸収できる機会は貴重。

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    2026年03月05日
  • はじめての戦争と平和

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    国際関係で性善説は通用しない か。

    アメリカはやっぱり世界の警察であり続けるべきだと思う、中途半端に投げ出さないで。

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    2026年01月10日
  • はじめての戦争と平和

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    あとがきで「中高生にも手に取ってもらいたいと考え…」とあるように、ですます調でわかりやすく書かれている。
    個人、国家、国際の三つの要素から説明が始まり、安全保障についても、なにから、なにを、いかにして、誰を守るのか?と基礎的な事項をきわめて明晰に解説している。

    国や安全保障についての基礎的な知識がなくても、勉強のできる中学生なら読めそうだし、勉強のできない高校生でも読めそう。自分は基礎的な知識のない大人なので勉強になった。

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    2025年11月28日
  • はじめての戦争と平和

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    著者は慶應義塾総合政策学部の准教授。
    戦争と平和に関連する各国のパワーバランスが、いかにして成り立っているのかを論じた本。

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    2025年10月04日
  • はじめての戦争と平和

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    わかりやすく、面白かった。
    安全保障をどのような視点で考えたらいいか、日本の立ち位置を世界全体で見てどのように考えたらいいか、などがわかりやすく書かれている。

    抑止論の考え方も面白い。核ミサイル保有の是非が言われるけど、ただ持てば、ないし持たなければ、で済む話でもない。何を、何から、いかにして守るのか、が安全保障なんだと。
    日本がどのような戦略を持っているかについてもちゃんと知っておかないとなと思う。

    最後のコラムも面白いので、最後まで読んでほしい。

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    2025年06月04日
  • はじめての戦争と平和

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    ともすれば難解な記述になりがちな、国際秩序のための国際政治を理解するための一冊。
    入門書としてありがたい。
    さっそく付録の読書ガイドに紹介されている3冊を読むことにした。

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    2025年04月25日
  • はじめての戦争と平和

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    防衛白書の最新版を高校生向けに書くとこんな感じになるのかな、という内容。著者と政府・防衛省のスタンスは完全に重なっているような感じ。それはそれで参考になるし、第8章から第10章にかけての、「抑止」に関する様々な議論は面白かった。ただ、ロシアや中国の問題を指摘する一方でアメリカの問題についての指摘は薄く、在日米軍や日米地位協定を巡る問題についても言及されない。それはまた別問題でこの本で伝えたいことではない、と言われればそれまでだが、高校生向けの入門書であるからには、そこにも触れた方がよかったのではないかと思う。

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    2025年01月08日
  • 現代用語の基礎知識 2024

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    本書を通読するのも三度目。発売からこっち、時間をかけて丹念に読み通す。分野横断的に、基礎知識が網羅されている本書の存在は貴重。

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    2024年05月23日
  • 欧州戦争としてのウクライナ侵攻(新潮選書)

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    著者が2021年2月以降に発表した論考を再編。
    ウクライナ戦争の進行にあわせて若干追補。

    基本的に時系列に掲載されていて、状況を背景や当時の認識も含めて追体験できる。

    思えばアフガン撤収時もウクライナ侵攻前夜もバイデンの不始末が混乱の引き金だった。

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    2023年10月26日
  • 欧州戦争としてのウクライナ侵攻(新潮選書)

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    ウクライナ侵攻について欧州の視点から描いた一冊。個人的には北欧がNATOに加盟するまでの経緯がウクライナと異なっていたことを初めて知った。
    感想を書いている今日時点でも侵攻が続いていることに辛くなる。

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    2023年08月16日